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ID 54945
JaLCDOI
Sort Key
23
タイトル(別表記)
A Study on Recognition and Knowledge of University Students Concerning the Prenatal Diagnosis; Present Status and Future Perspective in Japan
フルテキストURL
著者
村上 理絵 岡山大学大学院教育学研究科
吉利 宗久 岡山大学大学院教育学研究科 ORCID Kaken ID publons researchmap
仲矢 明孝 岡山大学大学院教育学研究科
抄録
 本研究では、出生前診断に対する大学生の意識および知識に関する動向を明らかにすることを目的とした。大学生171名を対象に、出生前診断を積極的に行っていくことや、自分自身が受けることに対する意識、関連する知識などについての調査を行った。その結果、意識に関する質問では「積極的実施」「自身の受検」「中絶実施」において、知識に関する質問では「意義理解」「メリット/デメリットの理解」「目的理解」「情報の把握」において、「どちらともいえない」と回答した者が多かった。このことから、出生前診断は割り切ることのできない感情的葛藤をともなう問題であると同時に、対象者らは判断する情報を持っていないためにこのように回答したのではないかと思われ、自身の考えを深めたり、正しい知識に基づいた選択を促したりするために、教育が重要であることが示唆された。
キーワード
出生前診断 (prenatal diagnosis)
障害 (disability)
意識 (recognition)
知識 (knowledge)
備考
原著 : 資料
出版物タイトル
岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日
2017-03-27
7巻
出版者
岡山大学教師教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
開始ページ
193
終了ページ
202
ISSN
2186-1323
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
著作権者
Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
cted