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ID 53831
JaLCDOI
Sort Key
8
タイトル(別表記)
Principle of Epistemology for Physical Education and Sports Management Research (1) - Discussion for Phenomenological theory -
フルテキストURL
著者
高岡 敦史 岡山大学大学院教育学研究科 Kaken ID publons
抄録
 体育・スポーツ経営学は,生活者の豊かな運動・スポーツ生活の実現に向けた体育・スポーツ経営体の経営を研究対象とし,生活者の運動・スポーツ生活や運動・スポーツ実践や,経営体における組織現象,経営当事者の行為や意識を認識対象としている。しかし,それらの諸現象は研究者のパラダイムや選択原理に依存した主観によって構成されるものと考えられる。では,当事者や研究者によって意味づけられ,主観の合意によって構成される間主観的な現象はどのようなものとして捉えうるだろうか。  本稿では,現象学やスポーツや他者との相互作用を媒介する身体,言語に関わる哲学的・現象学的知見に依拠して,生活者によるスポーツの構成,経営当事者によるスポーツの構成,経営当事者による生活者への<意味づけ>,生活者による経営当事者への<意味づけ>に関して議論し,それらを統合することによって,<スポーツ価値の協同構成としての体育・スポーツ経営現象>を提起した。この提起は,今後の,体育・スポーツ経営学認識論の布石となる。
キーワード
体育・スポーツ経営学
認識論
現象論
意味づけ
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2015-11-27
160巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
59
終了ページ
68
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou