著者 岡山大学医学部保健学科|
発行日 2003-03-20
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
13巻
2号
資料タイプ その他
JaLCDOI 10.18926/15218
タイトル(別表記) Study of childcare anxieties and way coping in O city
フルテキストURL 013_2_099_107.pdf
著者 板倉 祐子| 大土 井希| 小池 麻希子| 梅地 智恵| 野村 佳代| 樋口 まち子|
抄録 本研究の目的は,母親たちが育児に関して直面している不安を把握し,その不安に対する保健師の対処の実態を明らかにすることである。そこでO市にあるN保健センターの家庭訪問と月1回の育児相談会において,保健師が受けた育児に関する相談を分析した。対象はN保健センター管内の4つの地区で,1歳2ヶ月未満の児を持つ母親からの216件の相談内容である。その結果,母親たちの育児不安で最も多かったのは児の身体や栄養についてであった。さらに不安は出産順位によっても差があり,また児の月齢により変化し,その内容は児の成長発達と深く関係していた。そして,育児に関する情報は増えているものの,個別性に欠けていることや,母親たちの知識に偏りがあることも明らかになった。これらの結果をもとに,現在の母親が抱える不安の傾向を考察し,N保健センターで実施している育児支援活動を踏まえ,母親の不安の対処について検討した。
キーワード 母子保健 (Maternity health) 育児不安 (childcare anxiety)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2003-03-20
13巻
2号
開始ページ 99
終了ページ 107
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002307542
JaLCDOI 10.18926/15217
タイトル(別表記) Students' empirical learning from clinical nursing practice for chronic illness
フルテキストURL 013_2_091_098.pdf
著者 林 優子|
抄録 本報告は,慢性期看護実習において,学生が何をどのように感じ,悩み,考え,創造し,ケアし,看護観や自己成長を培っていったかという「経験による学び」の過程とその状況を明らかにすることを目的としている。その結果,学生は,関心を持って患者と出会うことで患者の心情を感じとり,受け止め,考えたり悩んだりしながら,患者のそばにいる,感情を共有する,傾聴する,思いを受け止める,そばでよく観察する,などして能動的に患者にかかわっていた。患者との相互関係のなかで,患者を知り,患者がわかるようになると患者の問題が見えてくるようになり,必要なケアを考えて,創造したケアを実践していた。それらの経験が看護観を培っていた。また,看護婦が醸し出す良い雰囲気を経験した学生は,人間としての暖かさと看護の専門家としての看護師像を浮き彫りにさせ,自分を見つめて自己成長を培っていた。
キーワード 慢性期看護実習 (Clinical nursing practice for chronic illness) 経験による学び (Empirical learning) 看護観 (View of nursing) 自己成長 (Self development)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2003-03-20
13巻
2号
開始ページ 91
終了ページ 98
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002307369
JaLCDOI 10.18926/15216
タイトル(別表記) Achievement levels of students on clinical nursing practice for chronic illness
フルテキストURL 013_2_083_090.pdf
著者 林 優子| 景山 甚郷| 中西 代志子| 石﨑 博之| 森本 美智子| 森 恵子| 坪井 桂子|
抄録 実習目標の到達度及び実習目標間の関係を明らかにするために,74名の学生による実習目標の自己評価を分析した。その結果,実習目標の到達度は,「自己の看護観や自己成長を培う」が最も高かった。そして「疾患の病態生理や検査・治療についての理解と看護援助」「セルフケアに向けた看護援助」「危機に直面している患者の看護援助」などの看護実践面に関する目標が高値を示していた。学生は目標に沿った看護を実践する中で,経験したひとつひとつのケアを意味づけたり,看護とは何かを探求していったと思われ,それが看護観の形成や自己成長につながっていったものと考えられた。実習目標間の関係では,各実習目標との間に相関が見られ,それらは信頼性のある妥当な慢性期看護実習の目標であることが確認された。
キーワード 慢性期看護実習 (Clinical nursing practice) 実習目標の到達度 (Achievement levels) 自己評価 (Self-assessment) 実習目標間の関係 (Relationships between each objective)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2003-03-20
13巻
2号
開始ページ 83
終了ページ 90
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002307175
JaLCDOI 10.18926/15215
タイトル(別表記) A Study of Reconstruction of Magnetic Resonance Image
フルテキストURL 013_2_077_082.pdf
著者 加藤 博和| 花元 克巳| 黒田 昌宏| 澁谷 光一| 川崎 祥二|
抄録 磁気共鳴は医学におけるイメージングにおいて重要なモダリティーであり,高度な数学的手法が画像の再構成に取り入れられている。画像再構成の数学的手法および画像再構成にいたるまでの数学的な過程を理解するこは,MRIを学ぶものにとって非常に重要であるが,成書において明確な説明はなされていない。ここでは,MR画像の再構成法を,複素関数と複素フ-リェ係数を用いて導いたので報告する。
キーワード MRI フーリェ変換 (Fourier transform) 画像再構成 (Reconstruction) 周波数エンコード (Frequency encode) 位相画像 (Phase image)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2003-03-20
13巻
2号
開始ページ 77
終了ページ 82
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002307578
JaLCDOI 10.18926/15214
タイトル(別表記) Examination of informed consent to preoperative esophagus cancer patient
フルテキストURL 013_2_067_075.pdf
著者 森 恵子| 金尾 直美| 難波 佳代| 石川 貴子| 斎藤 信也| 猶本 良夫|
抄録 食道がん患者が食道切除術を受けることを自己決定する場合には,食道癌であることの告知と、食道癌に対する治療方法に関するインフォームド・コンセントが重要となる。食道がん患者の治療法選択における自己決定を指向したインフォームド・コンセントの有り様について,質的帰納的に分析した文献は少ない。今回,食道がん患者に対して,半構成的質問用紙を用いて,面接を実施することで,患者が治療法として手術を自己決定するために役立つインフォームド・コンセントとはどのようにあればいいかを明らかにした。その結果,患者が食道切除術を受けることを決めるためには,①患者の理解度にあわせ,何度かに分けてインフォームド・コンセントが行われる必要があること,②術後に起こってくる症状,特に患者にとって苦痛を伴う検査,処置等については,患者のパーソナリティーを考えながら,術後のイメージがわくような説明が必要であること,③患者の自己決定に至る過程のみならず,インフォームド・コンセント後においても,患者や家族を支援する体制が重要であること,が明らかになった。
キーワード インフォームド・コンセント (Informed consent) 食道がん (esophagus cancer) 治療法の選択 (selecting treatment method) 自己決定 (self-determination)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2003-03-20
13巻
2号
開始ページ 67
終了ページ 75
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002307148