著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 加賀 勝| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44372 |
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タイトル(別表記) | A Quantitative Analysis on the Types of Educational Setting for Students with Disabilities in Japan: Evidence from Regional Data |
フルテキストURL | cted_001_001_008.pdf |
著者 | 横内 理絵| 吉利 宗久| 柳原 正文| |
抄録 | 本研究では都道府県における特別支援教育の特徴を明らかにすることを目的とした。特別支援教育を受けている児童生徒を特別支援学校在籍率、特別支援学級在籍率、通級指導対象率に変換してクラスター分析を行い、これらの関係から特徴を明らかにした。その結果、①特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも高くはない群(類型Ⅰ-1)②特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも平均的な群(類型Ⅰ-2)③特別支援学級在籍率は低いが通級指導対象率は高い群(類型Ⅱ-1)④全体的に高いが中学校の特別支援学級在籍率と小学校の通級指導対象率が著しく高い群(類型Ⅱ-2)⑤特別支援学級在籍率は高いが通級指導対象率は低い群(類型Ⅲ-1)⑥全体的に高いが特別支援学級在籍率が著しく高い群(類型Ⅲ-2)⑦特別支援学級在籍率の中でも特に中学校が高く通級指導対象率は低い群(類型Ⅳ)の7つに類型化された。 |
キーワード | 特別支援教育 (Special needs education) 特別支援(盲・聾・養護)学校 (Special school) 特別支援(特殊)学級 (Special class) 通級による指導 (Tuukyu(Resource room)) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 8 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835646 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44374 |
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タイトル(別表記) | A study on cultivation of moral execution with extracurricular activities |
フルテキストURL | cted_001_029_036.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 黒﨑 東洋郎| |
抄録 | 社会の変動の激しい時代にあって,地域の大人とのつながり,学校での友だちとのつながりでさえ希薄になる傾向が進んでいる。望ましい人間関係がつくれなかったり,自分の目標を見失ったり,自分に自信を失ったりする子どもが増えている。こうした子ども達が望ましい人間関係を築くことができるようになるためには,日々の生活において他者,社会に積極的に関わり,人間としてのよりよい在り方を自覚し,よりよい生き方を求めていく中で,望ましい道徳性をはぐくむ必要がある。そこで,同年齢とふれあう学級活動や異年齢児童とふれあう学校行事などの特別活動を通じて,他者や社会に積極的に関わる道徳教育を行う。こうした体験的に自分の周りの人を思いやる心,正義や公正を重んじる心,協力し合う心をはぐくめば,社会性や相手の立場を思いやる心の大切さに気づき,望ましい人間関係を築き上げることができると考える。本研究では,特別活動との総合単元的道徳学習の実践事例をもとにして,子ども達の心の変革の要因を分析・考察し,道徳的実践力の育成の効果を検討する。 |
キーワード | 学級経営 (classroom activities) 人間関係の充実 (human relations) 感動体験 (emotional experience) 自己実現 (self-realization) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 29 |
終了ページ | 36 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835648 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44373 |
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タイトル(別表記) | Joint Activity of Meteorology with Music and Art through a class on the Climate System and its relation to the Variety of “Seasonal Feeling” around Japan in the Faculty of Education |
フルテキストURL | cted_001_009_027.pdf |
著者 | 加藤 内藏進| 加藤 晴子| 赤木 里香子| |
抄録 | 教育学部生を対象とする教科横断的な科目『くらしと環境』の集中講義を,「多彩な季節感を育む日本の気象・気候系の特徴を理解し,それに関連した音楽や絵画等の内容との学際的繋がりを考える」というテーマで行った。日本の気象・気候系に関して,モンスーンの影響を受けた梅雨や秋雨の降水環境を含む六季のサイクルを具体的に強調するとともに,秋から真冬,真冬から春への遷移期である11月頃や2月後半〜3月前半に,独特な特徴を示して現れる『中間の季節』の存在にも注目させた。それらを踏まえて,唱歌に歌われている内容と季節やその移り変わりに関する事象や気象・気候の特徴との関わりを考える活動を行った。特に,『おぼろ月夜』で歌われている春の情景を踏まえて,「オリジナルストーリー」を作成する活動も行った。また近世・近代の日本画に表された季節感を鑑賞する活動と,抽象画のような色彩の組み合わせによって微妙な季節感を表現する活動も行った。更に本稿では,講義や簡単なデータ分析作業,創作活動の結果について,学生のレポート課題の記載内容や作品に基づく分析も行った。 |
キーワード | 日本の気候系と季節感 (Climate System and Seasonal Feeling around Japan) 教育学部生への学際的気象教育 (Joint Meteorological Education for Bachelor Students with Music and Art) 教科横断的学習 音楽・美術と理科との連携 (Joint Activity of Science Education with Music and Art) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 27 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835647 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44375 |
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タイトル(別表記) | A Study of Fraction Teaching for Changing it from as Quantity to as Number |
フルテキストURL | cted_001_037_046.pdf |
著者 | 黒﨑 東洋郎| 圓井 大介| |
抄録 | 平成20年度告示の小学校学習指導要領が平成23年度から完全実施される。従前のゆとり教育における分数指導は、集中方式で指導が行われた。第4学年では分数概念を、第6学年では分数計算の指導が行われてきた。基礎的・基本的知識・技能の確かな習得を目指す新しい分数指導では集中方式を改め、スパイラル方式で指導が行われる。しかも、第2学年から分数指導が行われる。分数概念に関する指導の最重要課題は、「量としての分数」から「数としての分数」の移行を図り、確かな「数としての分数」の概念を習得させることにある。そこで、本研究では、「量としての分数」から「数としての分数」へどのような移行指導すれば「数としての分数概念」を確実に習得することができるのか、その指導のポイントを実践的、実証的に明らかにする。 |
キーワード | 分数概念 (concept of fraction) 量分数 (quantitative fraction) 数としての分数 (fraction as number) 単位分数 (unit fraction) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 37 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835649 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44376 |
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タイトル(別表記) | A Research on the Program of the Education for Sustainable Development in Teacher Training: A Case Study of a Practice of |
フルテキストURL | cted_001_047_056.pdf |
著者 | 川田 力| |
抄録 | わが国におけるESDの推進において、学校教育の果たす役割はきわめて大きい。したがってESDの推進にあたって教員の役割は重要であり、教員養成段階においても効果的なESDプログラムの提供が不可欠となる。岡山大学においては、「ESDの理念をもち、学習指導力・生徒指導力・コーディネート力・マネジメント力の4つの教育実践力を身につけた反省的で創造的な教員」を教職ディプロマポリシーとする全学教職コア・カリキュラムが2010年度から開始された。本研究では、全学教職コア・カリキュラムで設定されているESDに関する内容を含む「教職論」と「教職実践演習」をつなぎ、ESDの実践力を養成する中心的な科目として位置づけられる「ESDの理論と実践」の2011年度からの開講を前に、「総合演習B(国際理解)」をパイロット科目に設定し、その実践結果を当該科目の内容と方法にフィードバックすることを試みた。 |
キーワード | ESD (Education for Sustainable Development) 教員養成 (Teacher Training) カリキュラム (Curriculum) 総合演習 (Integrated Study) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 56 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835650 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44377 |
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タイトル(別表記) | About Common Music Material for Music Class in an Elementary School |
フルテキストURL | cted_001_057_068.pdf |
著者 | 石井 宏美| 虫明 眞砂子| |
抄録 | 日本の唱歌やわらべうたが含まれる歌唱共通教材のあり方について、小学生への歌唱共通教材に対する印象調査を踏まえて考察した。その結果、①低学年では身近な内容の歌唱教材が重要であること②低学年・中学年では、歌詞への関心が高いこと③高学年ではメロディやリズムへの関心が高いこと④曲に対する好みは、同じ学年では類似していることの4点が明らかになった。これらの結果を踏まえて、教師は児童の興味・関心に目を向けた学習を展開すること、歌詞に関心が向けられる歌唱指導を行うこと、「音楽文化の継承」として大人が子どもへ残していきたい唱歌だけでなく、児童がこれからも歌っていきたいと主体的に感じる唱歌との出会いを大切に、歌唱共通教材として24曲の指定の枠にとらわれず幅広く唱歌を取り入れることが重要である。 |
キーワード | 小学校 (Elementary School) 歌唱共通教材 (Common Music Material) 学習指導要領 (Teaching Guideline) 唱歌 (Song) 主体的 (Independently) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 68 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835651 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44378 |
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タイトル(別表記) | Development of “A Training Course to Cultivate the Abilities Required for Teachers,” a Program to Bring on Teachers with a High Degree of Specialization and Practical Leadership – An Expansion of Functions of the Teaching Profession Counseling Room toward the Building of an All-Campus Course of Study for the Teaching Profession |
フルテキストURL | cted_001_069_076.pdf |
著者 | 松原 泰通| 山根 文男| 小川 潔| 江木 英二| 曽田 佳代子| 山﨑 光洋| 笠原 和彦| 髙旗 浩志| 木多 功彦| |
抄録 | 岡山大学教師教育開発センターは,教職支援部門を中心として前身の岡山大学教育学部附属教育実践総合センターから取り組んできた「高度な専門性と実践的な指導力を有する教師の育成プログラム(教師力育成講座)の開発・実践を行っている。受講生に対するアンケート調査の結果から,本年度の講座も学生のニーズを的確にとらえた,質の高い内容を提供できていることが明らかになった。センターの全学化に伴い,昨年度は全体で4名であった他学部の受講生が,本年度は25名に増えた。講座の在り方を見直すための新しい視点として,講師を担当した校長先生からの意見聴取を行ない,これまでの取り組みを再検討した。その結果,学生自身の「気づき」に重点に置いた新しい全体構想図を作成した。 |
キーワード | 教師力 (abilities required for teachers) 実践的な指導力 (practical leadership capabilities) 現職校長 (individuals currently serving as school principal) 学生同士の討論 教育課題 (educational challenges) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835652 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44379 |
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タイトル(別表記) | Provision of guidance to students wishing to become teachers (3): Status of how the Teaching Profession Consultation Office is being used |
フルテキストURL | cted_001_077_084.pdf |
著者 | 小川 潔| 松原 泰通| |
抄録 | 平成15年度に開設された教職相談室は、平成20年度から2名の教員が配置され、教職志望の学生の指導に当たっている。論作文添削、集団討論、面接指導、模擬授業など、教員採用試験に関する指導を中心に様々な相談活動を行っている。昨年度までは1室で指導を行っていたが、今年度から2部屋で指導を行えるようになった。また、今年度は、集団討論の指導の際、ビデオ機器を使用して指導を行った。これにより、学生自らが自分の姿を客観的に見ることができ、自分の長所や短所を的確に捉えてより望ましい姿に向けて改善することができた。本年度、教員採用試験に最終合格した学生とそれ以外の学生では、教職相談室の利用回数に大きな差が見られた。教員採用試験に最終合格した学生の教職相談室の平均利用回数は16.56回であったのに対して、1次試験のみ合格の学生の平均利用回数は9.36回であり、合格しなかった学生の平均利用回数は4.03回であった。 |
キーワード | 教員志望学生 (Students wishing to become teachers) 教職相談室 (Teaching Profession Consultation Office) 利用回数 (frequency of consultation) 指導効果 (effects of guidance) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 77 |
終了ページ | 84 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835653 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44380 |
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タイトル(別表記) | Cooperation between university and schools: A questionnaire survey |
フルテキストURL | cted_001_085_092.pdf |
著者 | 山根 文男| 木多 功彦| |
抄録 | 学校園現場と大学の連携協力をより充実させていくために,「学校園現場が大学や大学教員に期待している事は何か」など現場の生の声を把握することを目的としてアンケート調査を実施し,回答についての分析・考察を行った。調査対象は,平成21年度に「いきいき学校園づくり」事業に指定された岡山市内9中学校区の幼稚園・小学校・中学校49校園の校園長と研究主任(幼稚園は主任)とした。その結果,大学教員に対しては「授業づくり」「教科・領域の専門性」「生徒指導・教育相談」等について,学校園現場の実態を踏まえた具体的な指導・助言を期待していることが明らかになった。大学生・大学院生(以下大学生等)に対しては「個別の幼児・児童・生徒」「教科指導」等についての支援を学校園が期待していることが明らかになった。また大学生等が支援に入る際には,継続して参加すること,各学校園及び幼児・児童・生徒の実態を把握すること,積極的に関わっていくこと等の姿勢が重要であることが示された。 |
キーワード | 大学との連携協力 (cooperation with university) 大学に対する期待 (expectations about university) 学校園現場の実態 (reality of schools) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 85 |
終了ページ | 92 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835654 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44381 |
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タイトル(別表記) | Analysis of Biology Education at Mittelschule in Saxony,a New State of Germany ―Based on the Course of Study― |
フルテキストURL | cted_001_093_104.pdf |
著者 | 田中 賢二| 小銭 彩香| |
抄録 | ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦におけるミッテルシューレ(通算呼称,第5~10学年)に焦点を当て,学習指導要領などを手がかりにして,生物教育の特徴を,物理教育との比較を通じて,明らかにした。生物は物理に比べて,履修開始学年が早く,学習期間が長く,能力(準備)育成に対して資質育成という職業生活を念頭においた目標に関して違いがあった。生物分野の人体に関する学習と物理分野の天文に関する学習は,占める役割が異なっていた。概念の位置づけの指示は生物にあり,物理になく,概念を重視した教育を目指している。このような履修開始学年と期間,一般教育への寄与という目標,重要な学習内容の存在,授業構成の方針の有無から判断すれば,ミッテルシューレにおける生物教育は物理教育と比べて,確固とした地位を占めているといえる。 |
キーワード | ドイツ (Germany) ザクセン邦 (Saxony) ミッテルシューレ (Mittelschule (middle school)) 生物教育 (Biology Education) 学習指導要領 (Course of Study) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 93 |
終了ページ | 104 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835655 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44382 |
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タイトル(別表記) | Historical Analysis of the Biology Education in the Japanese Lower Secondary School ―Based on the Course of Study― |
フルテキストURL | cted_001_105_114.pdf |
著者 | 小銭 彩香| 田中 賢二| |
抄録 | ほぼ半世紀の間に出されてきた6つの中学校学習指導要領に注目し,授業時間数は,昭和33・44年度告示の間で増加し,その後,平成10年度告示まで一貫して減少し,平成20年度告示に至り,昭和52年度告示の値に近づいている。目標表現では,「知る」が昭和33年度告示に非常に多く,昭和44・52年度告示にはなく,平成元・10・20年度告示に至って少し使われ,内容項目では,「遺伝」が昭和33・44年度告示にあり,昭和52・平成元・10年度告示にはなく,平成20年度告示に至って再び指示されている,などの変遷を見出した。中学校における生物教育の半世紀にわたる変遷は,黎明・混迷・再興の過程を経ているといえる。 |
キーワード | 日本 (Japan) 前期中等教育段階 (Lower Secondary Level) 生物教育 (Biology Education) 歴史的分析 (Historical Analysis) 学習指導要領 (Course of Study) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 105 |
終了ページ | 114 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835656 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
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発行日 | 2011-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
巻 | 1巻 |
資料タイプ | その他 |