Published by 岡山大学算数・数学教育学会

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主体性・協働性を育てる算数科の授業づくり ~第5学年「合同な図形」の実践を通して~

信清 亜希子
Published Date
2016-10-22
Abstract
 平成27年8月に示された文部科学省『教育課程企画特別部会 論点整理』において, 「特にこれからの時代に求められる資質・能力」として,主体的に判断し,他者と共に課題を解決していくための力が示されており,算数科においても主体性・協働性の育成が求められているといえる。
 算数科で育成すべき主体性とは,子どもが数量や図形にかかわり,自ら課題を発見し解決に向かう力,算数科で育成すべき協働性とは,数量や図形に関する多様な考えを認め合い,友達と互いの考えのよさを生かして共に考えを創ったり,深めたりする力であると考えた。
 本研究では,第5学年「合同な図形」の実践を通して,主体性・協働性を育てる授業づくりの工夫について考察を行った。
Keywords
合同な図形
主体性・協働性の育成
Note
実践研究論文
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
NAID