Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

自宅退院後3カ月を経過した高齢者の健康と生活上の問題

Takata, Setuko
Kondo, Masuko
Ohta, Niwa
Nakanishi, Yoshiko
Kojima, Misako
Abstract
今後の継続看護・在宅看護を考えてゆく際の参考にするために、医療施設から自宅へ退院した高齢患者が3カ月経過後に、どのような健康上や日常生活上の問題点をもち、家庭や地域でどのような援助や支援を受けて生活しているかについて報告をする。総合病院に入院していた70歳以上の高齢者で自宅に退院する患者92名のうち、退院後3カ月経過後の時点で回答を得た70名(76.0%)について分析を行った。病状については約8割の者は特に問題を持っていない、しかし約2割の者は病状に悪化が見られた。現在困っていることは「健康上の問題」とした者は約3割であった。日常生活の自立状況では「仕事もできる」とする者が退院時の18.6%より、3カ月後は40.0%に増加しており、「生きがいがかなりある」とする者は退院時の34.3%より、3カ月後は45.7%に増加していた。しかし、回答が得られなかった22名(24.0%)の高齢者は、より重要な問題を包含している可能性があり、追跡をする必要がある。
Keywords
高齢患者 (the aged)
自宅への退院 (pations at home)
3カ月経過後の問題 (problems)
在宅看護 (home treatment)
継続看護 (continuing-nursing)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371