検索条件

閉じる

検索結果 47495 件

JaLCDOI 10.18926/bgeou/16089
タイトル(別表記) A Study on AMAN Kimiko and Representation of War in Children's Literature
フルテキストURL 142_120_130.pdf
著者 木村 功|
抄録 旧満州で生まれたあまんきみこには,戦争に関する児童文学作品も多い。旧満州を舞台にした作品では,植民地支配と被支配,戦争協力,棄民問題など,旧満州特有の問題を描き,戦争についても,死んだ幼児,残された遺族,そして「戦争を知らない子供たち」の観点から,戦争の無残,喪失感,戦争体験の継承といったテーマが描かれていた。ただし「雲」は,改稿過程の中で開拓農民の戦争協力という要素が省略され,先行バージョンに比べて,戦争観の点で問題が残る。
キーワード 戦争児童文学 あまんきみこ 旧満州 戦争観 「雲」改稿
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306258
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16088
タイトル(別表記) Post-War Approaches to the Improvement of Pupils' "Forms of Expressions" in Making Sentences
フルテキストURL 141_047_058.pdf
著者 菅原 稔|
抄録 わが国の作文・綴り方教育は,戦前には,いわゆる「生活綴り方事件」等によって衰退・消滅したが,戦後は,民間教育(運動)の復興を背景として,「日本作文の会」を中心にいち早く復興した。しかし,1950年代初めに様々な形の「批判」を受け,大きく方向転換を行う。その中で提唱されたのが,ここで取り上げる「文章表現形体論」である。本稿では,この「文章表現形体論」の成立過程とその内容及び位置・意義等を考察することによって,わが国における戦後生活綴り方(書くこと・作文)教育史研究の一助としたい。
キーワード 戦後 作文 綴り方 生活綴り方 日本作文の会 文章表現形体論
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-06-25
141巻
開始ページ 47
終了ページ 58
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306207
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16087
タイトル(別表記) A Report of Mutual Entry Teaching between Faculty of Education and Attached Schools for Academic Year 2008 Promotion Committee for Cooperation between the Faculty and Attached Schools
フルテキストURL 142_115_119.pdf
著者 岡山大学教育学部・附属学校連携専門委員会|
抄録 本報は,昨年度に引き続き学部・附属学校連携専門委員会が取り組んできた平成20年度の活動と「学部・附属学校園相互乗り入れ授業」について報告する。その結果,平成20年度は,数的には,昨年度とほぼ同じ授業実績が得られたが,今後の有効な継続のためには,新たに検討しなければならない課題が見出された。
キーワード 学部 附属学校連携 教員養成
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 115
終了ページ 119
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306211
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16086
タイトル(別表記) Theoretical Study of Teacher's Social Influence on Their pupils I : Consideration by Scope of Influence Process and Social Power Perspective
フルテキストURL 142_107_114.pdf
著者 鎌田 雅史| 淵上 克義|
抄録 集団を運営していく中で,成員を適正に評価していくことは非常に重要である。本研究の目的は,近年の基礎研究から得られた知見をもとに,人事評価に伴う認知的プロセスや,評価を歪める様々な要因について概観し,人材育成を促すためのよりよい評価実践のありかたについて考察することである。本研究では第一に古川(1998)や柳津(2006)に基づいて,評価の目的や意義,有効性について検討する。次にWilliams & Willams(1994)の業績評価プロセスに関する社会認知的モデル基づいて,評価者の情報処理プロセスを中核に,適正で納得性のある評価の在り方について検討することとする。
キーワード 人的資源育成 業績評価 情報処理過程 フィードバック 納得性
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 107
終了ページ 114
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306691
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16085
タイトル(別表記) The distribution of examples of the Japanese words that express the feelings about "regret" and "envy"
フルテキストURL 141_043_046.pdf
著者 陳 崗| 吉田 則夫|
抄録 日本語心情語彙の通時的研究の一環として,日本文学史上の代表的な作品とみられるものを対象に,「残念」と「嫉妬」の心情を表す和語の用例分布を調査した。本稿では,その用例分布表を掲示し分布の特徴を指摘した。この分野の語の出現頻度は,源氏物語を始めとする平安女流文学作品においてとりわけ際だつ。現代語につながる「くやむ」「妬まし」は,中世に派生形として出現した語である。形容詞からの動詞派生語「~がる」の用例は,ほとんど「くち惜し」と「妬し」に集中している。
キーワード 心情語彙 惜し くち惜し くやし 恨めし 妬し
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-06-25
141巻
開始ページ 43
終了ページ 46
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306704
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16084
タイトル(別表記) Psychoeducational program to prevent emotional and behavioral problems among junior high school students: Process evaluation for Successful Self 2
フルテキストURL 142_093_105.pdf
著者 安藤 美華代|
抄録 青少年における情緒的および行動上の問題に対する包括的な予防をねらいとした心理教育的プログラム"サクセスフル・セルフ"を継続して活用可能にするために,新たなレッスンを作成した。作成したレッスンのうち4レッスンについて,中学3年生1学級を対象に担任が学級単位で実施した。レッスンのねらいと教材の整合性,レッスンの難易度,理解度,今後の生活に役立つ程度について,プロセス評価を行った。その結果,各レッスンは,プログラムのねらいに沿った内容であった。また結果を参考に,より発達段階に沿ったスムースでかつ適切な課題を行うための改訂を行い得た。中学校からその後の進路先への移行段階での実施は,新しい環境への適応をサポートし情緒的および行動上の問題を予防することが可能と示唆された。
キーワード 心理教育的プログラム プロセス評価 中学生 友達関係 自己理解
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 93
終了ページ 105
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306270
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16083
タイトル(別表記) Philosophy of Sport in the Classics
フルテキストURL 142_085_091.pdf
著者 関根 正美|
抄録 本稿ではプラトン,キケロ,ホメロスを取り上げ,彼らの身体ならびに運動競技への言説がスポーツ哲学に与えている影響について述べる。これら古典におけるスポーツへの言及は,H.レンクによって取り上げられているものを対象にする。本稿で考察されたプラトンにおける生とは何かという問い,キケロにおける「老い」とオリンピックへの疑問,ホメロスの競争思想は,いずれも現代のスポーツ哲学の源流であるといえるだろう。
キーワード プラトン キケロ ホメロス ハンス・レンク
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 85
終了ページ 91
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306204
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16082
タイトル(別表記) Adviser Support for the Creation of Preschool Culture: A Study for the Current Curriculum Development of Preschool Care and Education
フルテキストURL 141_029_042.pdf
著者 横松 友義| 渡邊 祐三|
抄録 各保育園のこれからの保育課程開発においては,保育士は,その園の保育士として,一貫性,体系性,組織性,計画性を保持しつつ保育を実践し,主体的に自らの保育と園の保育等を自己評価・改善することが,新たに重視されることになった。しかし,園の保育に一貫性,体系性等をもたらし,その自己評価の際の根拠になるはずの園の保育目標が,保育の実際から遊離している園が多いと言われる現状がある。この現状を解決する支援が,まずは必要である。本研究では,岡山市内の御南保育園が,園文化創造アドバイザーの支援を求め,本来の園の目標と保育の全体的構造を顕在化しつつ練り上げ確認した結果,前述の新たに重視されることになった事柄の実現が大きく期待できる,保育士集団の意識変化が生じたことを検証する。
キーワード 保育課程開発 園文化創造アドバイザー 保育士集団 園の目標 保育の全体的構造
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-06-25
141巻
開始ページ 29
終了ページ 42
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306524
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16081
タイトル(別表記) Consideration of Chorus Music Education in Italy: On the Basis of Observations of "Scuola Media Statale" and "Conservatorio Corso di Coro delle Voci Bianche di G.Verdi"
フルテキストURL 142_073_084.pdf
著者 虫明 眞砂子|
抄録 イタリアの国立中学校とヴェルディ音楽院児童クラスの合唱指導を視察した結果,国立中学校の合唱授業ででは,楽譜を使用しないこと,発声が地声でハーモニーを創れないこと,更に,音楽の授業で生徒たちに歌に対する意欲が極めて低いことがわかった。一方,ヴェルディ音楽院の児童合唱は,ベルカントの発声で,生徒の歌唱のレベルは高いが,北欧やハンガリーのような水準の高い合唱にはなっていないことがわかった。音楽教育の現場で起こっているこれらの問題の背景には,イタリアの小学校と高校で音楽教科を廃止するという音楽教育に対する国の方針があり,このことが生徒のやる気や質の低下を生み出していると考えられる。イタリアの音楽教育のこのような状況は,音楽の授業が成立しにくくなっている日本の公立中学校の現状と酷似しており,日本の音楽教育にとっても将来を見据えた教育方針の策定が急務であることを強く示唆している。
キーワード イタリア 合唱 指導法 音楽教育
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 73
終了ページ 84
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306144
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16080
タイトル(別表記) Elementary Science Education in the two States of Germany; Brandenburg and Berlin
フルテキストURL 142_061_072.pdf
著者 田中 賢二|
抄録 ドイツのブランデンブルク邦とベルリン邦とに焦点を当て,初等教育段階における科学教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。邦合併の模索,制度の共通性,新しい概念の採用による学力向上策とを背景に,同じ枠組み,つまり,第1~4学年が教科「事象教授」のlつのテーマ「自然現象を解明する」,第5~6学年が教科「理科」で行われている。事象教授における科学教育は伝統に支えられ統一の結果となったが,しかし,理科では,テーマ枠はほぼ同じであるものの,そもそも,週授業時間数合計は異なっており,目標(学習要請)や内容に至っては,同じになっていない。
キーワード ドイツ ブランデンブルク邦 ベルリン邦 初等科学教育 学習指導要領
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 61
終了ページ 72
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306465
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16079
タイトル(別表記) A review of the Literature on Social Stories(TM) for children with developmertal disabilities
フルテキストURL 141_011_028.pdf
著者 岡田 信吾| 大竹 喜久| 柳原 正文|
キーワード autism developmental disability Social Story(TM)
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-06-25
141巻
開始ページ 11
終了ページ 28
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306305
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16078
タイトル(別表記) On Metaphor
フルテキストURL 142_049_059.pdf
著者 瀬田 幸人|
抄録 メタファー(metaphor)についての研究は,従来の詩的空想の世界における修辞的技法や表現法を離れ,言語学の分野において大きな関心を集めている。とりわけ,80年代に入ると,認知科学の発展とともに,メタファーは,人間の思考や概念構造といった観点から論じられるようになってきた。本稿では,アリストテレスの時代に遡る伝統的なメタファー論とLakoff and Johnson(1980)に代表される認知言語学におけるメタファー論を比較検討することによって,メタファーの本質に迫り,最終的に独自のメタファーの定義を提示する。さらに,メタファーの日英比較を基に,文化とメタファーの関係についても解明の糸口を探る。
キーワード メタファー(隠喩) 概念メタファー イメージ・メタファー 文化とメタファー メタファーの日英比較
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 49
終了ページ 59
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306653
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16077
タイトル(別表記) Speech Presentation in Richardson's Clarissa: In Comparison with Pamela
フルテキストURL 142_039_048.pdf
著者 脇本 恭子|
抄録 Samuel Richardson firmly believed that "the narrative in the form of correspondence" would give a stronger and more vivid impression than what he describes as "the dry, narrative, unanimated Style" in his Preface to Clarissa. Although his Pamela and Clarissa are both written in the epistolary form, there are considerable differences found in his stylistic features between these two, particularly in terms of speech presentation and the use of reporting verbs. The purpose of this article is to explore linguistically his innovative devices for presenting speeches in Clarissa in comparison with Pamela. Our concern here is not with the extensive varieties of speech presentation, but with those which serve to demonstrate the author's creative skills.
キーワード Clarissa Pamela Richardson 話法 伝達動詞
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 39
終了ページ 48
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306715
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16076
タイトル(別表記) The Present Problems and Future Prospects of Parents Support for Children with Developmental Disabilities
フルテキストURL 141_001_009.pdf
著者 吉利 宗久| 林 幹士| 大谷 育実| 来見 佳典|
抄録 社会構造の変容や価値観の多様化が進展するなか,子育て支援のニーズが高まっている。特別支援教育の領域においても,従来の子ども本人への支援にとどまらず,その家族への支援が重要な課題となっている。そこで本稿では,とくに発達障害に焦点をあてながら,障害の告知,ストレスの状況,教師による保護者支援の観点から研究動向を整理した。そして,学校における保護者支援の典型的な事例をとりあげ,問題解決のための基本的な視点を提起した。発達障害のある子どもの保護者は,比較的早くから障害の疑いを持ちながらも,診断を得るまでの長い期間を苦悩して過ごす場合が多く,子ども自身と子どもをとりまく環境の側面からのストレスにより心理的・身体的に支援を必要としていた。また,教師と保護者との理解(子どもの捉え方や課題意識)が異なる傾向もみられ,問題の要因,背景,経過といった情報を相互から共有していく学校の仕組みづくりも重要であることを指摘した。
キーワード 子育て支援 特別支援教育 保護者 発達障害
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-06-25
141巻
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306787
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16075
タイトル(別表記) Improvement a Teaching Plan for the Social Studies of a Elementary School focused on developing a Comparing and Classifying Thinking : Developing a Tentative Teaching Plan for Community Studies.
フルテキストURL 142_029_038.pdf
著者 桑原 敏典| 松本 慎平| 兒山 力|
抄録 本研究は,比較・分類思考を取り入れることにより,地域社会の特色を捉えさせることを目指した小学校社会科地域学習の単元開発研究である。中学年の社会科は,一般に地域学習と呼ばれており,地域産業や地域の消費生活についての学習が行われる。学習過程においては,児童自身が調べ学習を行い,調べた事実から人々の努力や工夫を取り出し,人々と自分の生活との関連を見出すことが中心となる。このような学習においては,習得される知識が表面的なものにとどまり,地域への愛着という態度目標によって認識が閉ざされると言われている。このような問題点の克服を目指し,本研究では,商店,スーパー,地域の市場の三者の特色を比較・分類させ,それぞれの機能や働きと販売・消費に関する社会のしくみについて理解することで地域社会とは何かを把握させる単元を開発した。
キーワード 比較・分類思考 小学校社会科 地域学習
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 29
終了ページ 38
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306801
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16074
タイトル(別表記) A study on the Industrial Structure in Tomi Area of Kagamino Town, Okayama Prefecture
フルテキストURL 142_019_027.pdf
著者 野邊 政雄|
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 19
終了ページ 27
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306499
JaLCDOI 10.18926/bgeou/16073
タイトル(別表記) Study of Post-war Composition Education
フルテキストURL 142_009_017.pdf
著者 菅原 稔|
抄録 わが国における戦後の作文・綴り方教育復興・興隆の上で大きな働きをしたと考えられる同人誌「つづりかた通信」を取り上げ,その刊行経過,目的,構成,内容,特質等を考察するとともに,その位置,意義を明らかにし,戦後作文・綴り方教育史研究の一環とした。
キーワード 戦後 作文 綴り方 生活綴り方 無着成恭 八木(渋谷)清視
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2009-10-21
142巻
開始ページ 9
終了ページ 17
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306365
JaLCDOI 10.18926/OER/16072
タイトル(別表記) Report on Survey for Work-Life Balance in Japanese Companies.
フルテキストURL 41_2_055_076.pdf
著者 松田 陽一| 國米 充之| 王 静|
出版物タイトル 岡山大学経済学会雑誌
発行日 2009-09-10
41巻
2号
開始ページ 55
終了ページ 76
ISSN 0386-3069
関連URL http://www.e.okayama-u.ac.jp/~shiryou/gakkaishi.htm
言語 日本語
著作権者 岡山大学経済学会
論文のバージョン publisher
NAID 120002306669
JaLCDOI 10.18926/OER/16071
タイトル(別表記) Report on Survey for Qualitative Utilization of Non−Regular Employees in Japanese Companies.
フルテキストURL 41_2_039_054.pdf
著者 松田 陽一| 國米 充之| 烏仁 塔娜|
出版物タイトル 岡山大学経済学会雑誌
発行日 2009-09-10
41巻
2号
開始ページ 39
終了ページ 54
ISSN 0386-3069
関連URL http://www.e.okayama-u.ac.jp/~shiryou/gakkaishi.htm
言語 日本語
著作権者 岡山大学経済学会
論文のバージョン publisher
NAID 120002306441
JaLCDOI 10.18926/OER/16070
タイトル(別表記) Evaluation Method of Total Risk and Additional Private Risk of Investment Project −Investment Criteria for Companies Considering Stakeholders Interest−
フルテキストURL 41_2_021_038.pdf
著者 小山 泰宏|
抄録 機関投資家が資産運用としての証券投資を評価する場合と異なり、企業が事業投資を実施するかどうかの意思決定を行う場合、市場リスクのみをリスクとして評価するのは企業の実情に添わない。たとえば、企業の規模に比較し、取り上げる新規案件の規模が非常に大きく、仮にその案件が失敗した場合に企業自体の存立も危うくなるような場合、市場リスク以外に案件が抱える総リスク(total risk)の評価も重要な意思決定上のポイントとなるであろう。特に主要株主が分散投資していない集中投資家やオーナー経営者である場合、あるいは日本企業のように企業に経営資源をコミットしている経営者や従業員等の利害関係者(stakeholders)の立場も考慮している場合には、事業投資の意思決定を行う際、市場リスク料に追加個別リスクも含めた総リスクを評価して意思決定を行うことが求められるであろう。総リスクに含まれる追加リスク料としては、例えば、企業規模に伴うリスク料、業界別リスク料、カントリー・リスク料等が指摘され、実証的な計数化や検証がなされてきている。リスク評価の方法としては、リスク料をリスクフリー・レートに追加したリスク調整割引率で期待キャッシュフローを割り引いて現価を求める方法と、期待キャッシュフローからリスク額を控除した確実性等価を求め、リスクフリー・レートで割り引いて現価を求める方法がある。前者の方法は「リスク調整割引率法」であり、実務では「Build−up法」や「追加リスクを加えたCAPM 法」が用いられている。後者の方法は「確実性等価法」であり、理論的には前者よりも優れているとされるが、実務ではあまり採用されていないのが実情である。この研究ノートでは、①リスク調整割引率法で割引率に追加する追加リスク料と、確実性等価法で控除される個別リスク額の相互の関係を検討し、案件評価における両手法の互換性を検討した。また、②実務上必要となる、追加個別リスク料の見積もり方についての検討も行った。最後に、③利害関係者を重視した企業の事業投資の意思決定または評価基準についての検討も行った。
出版物タイトル 岡山大学経済学会雑誌
発行日 2009-09-10
41巻
2号
開始ページ 21
終了ページ 38
ISSN 0386-3069
言語 日本語
著作権者 岡山大学経済学会
論文のバージョン publisher
NAID 120002306466