検索結果 20679 件
JaLCDOI | 10.18926/11376 |
---|---|
フルテキストURL | 004_127_136.pdf |
著者 | 山本 和史| |
抄録 | Cabriole Legsは日本では、”猫足”と訳され、西洋クラシック家具の部分的形態として捉えられるにすぎない。したがってこの脚についての文化的・歴史的記述や、加工方法やフォルムについて述べられたことはない。今回様々な情報源を探り、歴史や形態のパターン、また具体的なサイズ、加工方法などを明らかにすることで実践研究への序章とする。 |
キーワード | Cabriole Legs 猫足 (Cat foot) QueenAnne Chippendale ロココ (Rococo) 18世紀 (18th century) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 127 |
終了ページ | 136 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313458 |
JaLCDOI | 10.18926/11375 |
---|---|
タイトル(別表記) | Motor Development of Children with Cerebral Palsy |
フルテキストURL | 002_021_035.pdf |
著者 | 佐藤 曉| |
抄録 | 脳性まひ児の動作発達経過について、佐藤(2002)では、①低緊張で動きの少ない子どもの道筋、②Gパターンからの解放の途上にある子どもの道筋、③弱い痙性を示しつつ緊張の低下した子どもの道筋、がしめされた。本稿では、筆者が長期間フォローアップしてきた脳性まひ児の事例をいくつか取り上げながら、それぞれの道筋に特徴的な動作発達経過と動作発達学習上の問題、及び動作発達支援のポイントについて整理した。その中で、座位や膝立ち位における抗重力動作の学習と、全身の屈曲パターンを示す定型的姿勢からの解放が動作学習のポイントになることが示されるとともに、動作の崩れへの対応が重要であることが指摘された。 |
キーワード | 脳性まひ児 (Cerebral palsy) 動作発達 (Move Development) フォローアップ (Follow-up) 動作訓練法 (Rehabilitation) 類型化 (Dohsa-method) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 35 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314059 |
JaLCDOI | 10.18926/11374 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Teaching Trial of Music Class Room Learning Collaborated with "Special Activities": A case Study of Teaching Practice of "School Play Day" for the 5th Grade Children |
フルテキストURL | 004_115_125.pdf |
著者 | 鈴木 慎一朗| 奥 忍| |
抄録 | 本研究の目的は、特別活動の領域に属する学芸会の実践を取り上げ、子どもの表現力を高めていくための効果的な手立てを探ることにある。研究の方法として、2つの仮説を設定し、特別活動に属する「学校行事」と教科書に属する「音楽」との連帯を図り、実践を行った。①教師が一人ひとりの子どもに応じた支援をすれば、子どもの表現意欲を高めることができる。②振り返る機会を設定すれば、子どもは自ら音楽にかかわり、表現力を高めることができる。仮説の有効性を検証するために、抽出児2名の学習課程と意識の変容を観察し、分析した。その結果、仮設1に対しては朱書きや対話、仮設2に対しては自己評価や録音・録画を使用したことが、子どもの表現力を高めるのに有効に働いていることが判明し、2つの仮説の有効性が検証された。 |
キーワード | 学芸会 (School Play Day) ミュージカル (Musical) 子どもの音楽表現 (Children's Musical Expression) 「学習カルテ」 (Portfolio) 自己評価 (Self Evaluation) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 115 |
終了ページ | 125 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313827 |
JaLCDOI | 10.18926/11373 |
---|---|
タイトル(別表記) | International Understanding in School Music Education: from a Lullaby of Mother-culture to Lullabies in the World |
フルテキストURL | 002_011_020.pdf |
著者 | 加藤 晴子| 奥 忍| |
抄録 | 本研究は、学校教育の今日的課題の一つである国際理解を取り上げ、学校音楽教育が国際理解にどのように貢献しうるのかを検討するものである。音・歌・音楽は、グローバル教育の視点から捉えられることが必要であると考える。そのためには音楽を文化として体験し、生活における音楽の持つ意味を理解することが必要である。学習パラダイムとして、自文化の音楽を理解し、その上で異文化である諸民族の音楽を体験・理解するという段階が考えられる。そこで本研究では、①音楽科における国際理解についての認識と、これまでの教育実践について検討を行い、そこにみられる問題を指摘し、②世界のどの民族にも存在する「こもりうた」を取り上げ、文化的・音楽的特徴を明らかにした上で、それを適用した具体的な学習方法を提示した。 |
キーワード | 国際理解 (International Understanding) グローバル教育 (Global Education) 学校音楽教育 (School Music Education) こもりうた (Lullaby) 諸民族の音楽 (world Musics) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313347 |
JaLCDOI | 10.18926/11372 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Basic Study on Cognitive Fitness in Clothes Design |
フルテキストURL | 004_101_113.pdf |
著者 | 能登原 英代| 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、人間が服装デザイン情報を選択する際に、ふさわしさを認知する過程を人間工学的視点から考察する基礎的研究である。事務服にふさわしい服装の選択に際して「ふさわしいと感じる要因」は何かについて調査し、その構成要素を構造化することを目指している。代表的な服装パターンを被験者に見せ、パーソナル・コンストラクト理論の評価グリッド発展手法で評価項目を抽出し、統計的手法を用いて何がふさわしいと感じる要因か、その心理構成過程を分析した。その結果、服装デザインにおけるふさわしいという心理を構成する視覚認知特性形成プロセスを客観的にモデル化することができた。 |
キーワード | 服装デザイン (Fashion design) ふさわしさ (Fitness) 認知的特徴 (Cognitive character) 事務服 (Office wear) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 101 |
終了ページ | 113 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313593 |
JaLCDOI | 10.18926/11371 |
---|---|
タイトル(別表記) | Bringing Up the Pupils Who Solve the Problems Subjectively: Creation of the Curriculum of "Hours of Integrated Studies" |
フルテキストURL | 002_001_009.pdf |
著者 | 小林 元之| |
抄録 | 2002年度の学習指導要領完全実施に向けて、新しく創設された「総合的な学習の時間」の積極的な取り組みがなされている。しかし、単元の内容開発が多く、「活動あって、学びなし」の批判の声を耳にするようになった。本校は、1999年度から、文部科学省指定研究開発校として、「総合的な学習の時間」と「教科・道徳・特別活動」との関係や「総合的な学習の時間」の3つの内容の相互関係や評価を中心に、基礎的な学力の一層の定着を図る教育課程の研究開発を行ってきた。その開発した内容について述べることにする。 |
キーワード | 総合的な学習の時間 教科・道徳・特別活動との関係 評価 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2002 |
巻 | 2巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313991 |
JaLCDOI | 10.18926/11369 |
---|---|
タイトル(別表記) | 語い教授における対話スクリプトを使ったオーセンティックな話言葉の規範の使用 |
フルテキストURL | 001_099_112.pdf |
著者 | C. J. Creighton| |
抄録 | This investigate teaching pragmatic competence, specifically the appropriate register. The subjects were 34 2nd year EFL students enrolled in "Basic Conversation", over one semester, at a Japanese national university. Students wrote and performed 4 scripted dialogues as part of an ABAB single case study where the intervention was focusing exercises of optimal features of the oral register authentic NS dialogues. Comparison of the baseline and subsequent scripts using the Wilcoxon Signed Ranks Test (non-parametric) showed a significant increase in the use of spoken features. Student feedback and instructor observation also provided corroboration. The results point to the utility of authentic materials in the Japanese EFL classroom. |
キーワード | pragmatic competence (語用論的能力) oral register (口語的な語い) authentic language (オーセンティックな話し言葉) scripted dialogues (対話スクリプト) ABAB single case study |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 99 |
終了ページ | 112 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 英語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313476 |
JaLCDOI | 10.18926/11368 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Study of Screen Constitution and proper Character Size on VDT Work of Junior High School Students |
フルテキストURL | 004_081_089.pdf |
著者 | 畑木 紀男| 上村 祐子| 日向 洋平| 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、学校教育における学齢に適した教育環境設定のための基礎的研究として、中学生を対象にVDT作業において重要な意味を持つ、見やすい適正な字体、文字の大きさが学齢によって違うことを検証し、大学生(大人)との比較により学齢発達段階ごとの見やすいと感じる画面条件の差異を考究するための実験を行った。すなわち中学生と大学生を被験者として、11.5pから24pの文字ポイント数で代表的字体である明朝体とゴシック体で漢字仮名交じり文を視読及び入力させる実験を行いその結果を統計分析した。その結果、中学生の視認特性は大学生と比べて至適文字サイズが大きいことまた中学生でも低学年ほど大きな文字を好むことがわかった。しかし、明朝体とゴシック体の文字視読嗜好においては中学生と大学生には同じような傾向があることなどの知見が得られた。 |
キーワード | VDT テキストリーディング (Text Reading) 文字サイズ (Character Size) 画面構成 (Screen Configuration) 中学生 (Junior High School Student) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 81 |
終了ページ | 89 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40006297487 |
JaLCDOI | 10.18926/11367 |
---|---|
タイトル(別表記) | Current Evalution and Problems of Training Practice for School Nurse-Teachers in Okayama University |
フルテキストURL | 001_089_098.pdf |
著者 | 石原 昌江| 野村 梨香| |
抄録 | 本研究では、岡山大学における養護実習の現状とその効果について、実習生及び指導養護教諭に対する調査結果を分析することにより、これからの養護教諭養成における実習のあり方について検討することを目的とした。現状では、健康診断、保健指導、救急処置等の基本的職務については学ぶことができているが、養護教諭の新たな役割とされる健康相談活動については、子どもの心の状態を探る段階にとどまっている。また、学校保健委員会活動等の企画運営への参画など、他の教職員との連携のあり方や学校保健活動、養護活動の進め方について十分に学び得ることは、短期間の実習だけでは困難な事項もある。今後の課題としては、「養護実習が養護教諭養成カリキュラム全体を推し進める要の位置にある」ことを明確にし、関係者が協力して、実習の事前・事後における指導内容・方法の改善を図っていくことが必要である。 |
キーワード | 養護実習 (School Nurse-Teacher Training Practicd) 養護実習生 (School Nurse-Teacher Students) 実習校 (School for Training Practice) 養成機関 (Training Institutions) 実習評価 (Practicing Evaluation) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 89 |
終了ページ | 98 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313794 |
JaLCDOI | 10.18926/11365 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Modeling of the factors composing the elements of entertainingness in learning. |
フルテキストURL | 004_071_080.pdf |
著者 | 畑木 紀男| 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、授業におけるエンタテインメント性(「楽しさ」「没入感」を生み出す要素の総体)を導入するために基礎的段階として「遊び」に関する先行研究の分析・検討と大学生対象アンケートの調査・分析をおこない、学生におけるエンタテインメント性を構成する要因をモデル化したものである。エンタテインメント性を生み出す精神的要因について検討した結果、学習者が授業を楽しみ、熱中するための基本的な視点として「没入感」に着目した。「没入感」を生み出す要因についての先行研究及びアンケート調査を分析した結果、「ストリート性」「連帯意識」「創意工夫する気持ち」「自己効力感」「緊迫感」の5つの因子が抽出された。そして、これらをもとに、授業において学習者が没入する要因をモデル化した。 |
キーワード | エンタテインメント 遊び 没入感 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 71 |
終了ページ | 80 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314052 |
JaLCDOI | 10.18926/11364 |
---|---|
タイトル(別表記) | Classroom teaching which enables pupils to see their learning goal by themselves in arithemetic class |
フルテキストURL | 004_063_070.pdf |
著者 | 小林 元之| 黒﨑 東洋郎| |
抄録 | 教師が提示する問題を子どもたちはどのような意識をもって取り組んでいるのだろうか。重要視されている算数的活動もどれほどの子どもたちが目的意識をもって取り組んでいるだろうか。教師の提示する問題が、子どもにとっての真の問題となるのは、子どもの内面に、子ども自身の問いが生まれたときである。そして、子ども自身の問いが生まれたときに初めて、子どもの主体的な活動が始めると考える。そこで、算数科の授業において、子ども自身の問いを引き出す問題提示の工夫を授業実践を通して明らかにしていく。 |
キーワード | 子ども自身の問い 問題提示 算数的活動 目的意識 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 70 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313568 |
JaLCDOI | 10.18926/11363 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Study of Human Computing on Solving Process of Basic Problems in Exercises for learning by Brain Wave |
フルテキストURL | 001_077_088.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、基礎的な学習課題(計算、幾何証明、漢字の書き取り、ワープロ入力作業、マウスによる描画作業)を紙上、VDT(Visual Display Terminals)の学習メディア提示形態で被験者に行わせ、脳波の周波数分析を用いて、人間の学習認知状態における心理負荷量を教材認識、教授メディアの質の違いから比較分析した。被験者を用い、αブロッキングを基準とした脳波の周波数解析実験を行った。その結果、開眼安静時を基準として各学習時の学習課題解決における学習者の心理負荷量を考察したところ、各学習作業においてα波出現量比はワープロ入力、漢字練習、計算問題、マウスによる描画問題、幾何の順に低くなる、また学習の過程で脳波性状が大きく変化する、学習での脳波成分の個人差が大きい、等の知見を得た。 |
キーワード | 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 基礎的な学習課題解決 (Solution of Basic Learning Ploblems) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 77 |
終了ページ | 88 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313401 |
JaLCDOI | 10.18926/11362 |
---|---|
タイトル(別表記) | Reinforcement for the skill of self-discerning feeling at the graded small Group teaching |
フルテキストURL | 004_055_061.pdf |
著者 | 野田 秀文| 黒﨑 東洋郎| |
抄録 | 本研究では、算数科における習熟度別少人数指導について、児童の自己効力感及び学業成績という2つの特性に着目して検討することを目的とした。児童に対する事前調査・事後調査を実施し、学力面と認知面に対する児童の変容を分析し、習熟度別少人数指導の結果について測定した。T検定を実施した結果、5%の有意水準で有意差があり、児童の学力及び自己効力感が肯定的に変容したことが示唆され自己効力感を高める習熟度別少人数指導の有効性が示された。 |
キーワード | 自己効力感 習熟度別少人数指導 算数科 学力向上 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 55 |
終了ページ | 61 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313623 |
JaLCDOI | 10.18926/11361 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Basic Study of 3-Dimensional Sense by Colors on VDT Working |
フルテキストURL | 001_069_076.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、VDT(Visual Display Terminals)における人間の学習メディア提示形態に関する基礎的研究としてディスプレー上に描かれた図形を立体として認識する立体感効果に関して、空間構成と色彩調和効果をパラメータとして視認実験を被験者に行わせた。そして、人間の距離感認知に対して立体面と色彩提示方法の違いが学習者の距離認知心理にどの様な影響を及ぼすかを比較分析した。簡単な立体感を構成する図形の壁面色を基準とした対人実験の結果から、距離感、立体感の認識には個人差が大きいこと、それらはいくつかにグルーピングされることなどを統計分析し、実験空間における距離感に関する実験式を導出した。 |
キーワード | メディア (Media) 立体感 (Solidity) VDT (Virtual Display Terminal) 4原色 (Trichromatics) 色彩調和 (Color Harmony) 壁面構成 (Construction of Walls) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313856 |
JaLCDOI | 10.18926/11360 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Study of Consciousness of Music and Musical Behavior of Present Young People |
フルテキストURL | 004_043_053.pdf |
著者 | 川西 孝依| 奥 忍| |
抄録 | 本研究は、現代の若者の音楽嗜好や音楽に対する意識の実態を明らかにするため、中学生、高校生、大学生を対象に実態調査を行ったものである。調査は次の2つの仮設に基づいて行われた。仮設1.ほとんどの若者がポピュラー音楽を好む。仮設2.複数の音楽メディアを利用して音楽を聴く。調査結果については、約20年前に全国規模で実施されたNHK放送世論調査所による「現代人の音楽」との比較を含めて考察した。分析・考察の結果、「音楽が好き」と答えた92.4%のうち87.7%がポピュラー音楽を好んでいることが明らかになった。また、様々なメディア機器が存在する中で、若者が音楽聴取に用いるものは、「CD,MD,テープ」など、よりパーソナルなメディアに移行しており、「テレビ」「ラジオ」など他のメディア機器に対する絶対的優位性が見られた。 |
キーワード | 現代の若者 (present young people) ポピュラー音楽 (popular music) 音楽メディア機器 (music media ; personal media) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 43 |
終了ページ | 53 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313676 |
JaLCDOI | 10.18926/11359 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Comparison of Solving Process of Problems in Exercises by Frequency of Brain Wave |
フルテキストURL | 001_059_067.pdf |
著者 | 山口 有美| 山口 晴久| |
抄録 | 本研究は、基礎的な学習課題(宣伝的知識(漢字の書き取り)と手続き的知識(一次方程式))を紙面上とVDT(Visual Display Terminals)の二つの学習メディア提示形態で被験者に行わせ、脳波の周波数分析を用いて、教育メディアの提示方法の違いが学習者の学習心理にどの様な影響を及ぼすかを脳波性状から比較分析した。開眼安静時と学習時αブロッキングを基準とした脳波の周波数解析の結果から、学習課題解決時の学習者の心的状態を考察した結果、VDTでの作業の方が一般的に緊張状態になりβ波が大きく作業能率がよいとは限らない、学習での脳波成分の個人差が大きい等の知見を得た。 |
キーワード | 脳波 (Brain Wave) メディア (Media) 学習課題解決 (Solution of Learning Materials) VDT (Visual Display Terminal) αブロッキング (α Wave Blocking) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 67 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313975 |
JaLCDOI | 10.18926/11358 |
---|---|
タイトル(別表記) | An Approach to the Integrated Study through the Teaching of Elementary Mathematics |
フルテキストURL | 001_051_058.pdf |
著者 | 黒﨑 東洋郎| |
抄録 | 2002年の学習指導要領完全実施に向けて新しく創設された「総合的な学習の時間」の積極的な取り組みがなされている。とりわけ、国際理解教育や情報教育といった横断的・総合的な課題に関するものが脚光を浴びているように思われる。算数教育でも「総合的な学習の時間」との関連が取りざたされ、算数科から如何に「総合的な学習の時間」にアプローチすればよいかが研究の大きな柱の1つとなっている。そこで、算数科からどのような「総合的な学習の時間」へのアプローチが考えられるのかを考察する。 |
キーワード | 総合的な学習の時間 (Integrated Study) 算数教育 (Teaching of Elementary Mathematics) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 51 |
終了ページ | 58 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313746 |
JaLCDOI | 10.18926/11357 |
---|---|
タイトル(別表記) | A Comparison between Lullabies sung among people in daily life and an Artistic Composition "Chugoku-chiho no Komoriuta" arranged by YAMADA Kosaku |
フルテキストURL | 004_035_042.pdf |
著者 | 加藤 晴子| 奥 忍| |
抄録 | 芸術歌曲には、洋の東西を問わず生活の中で古くから歌われてきた旋律に基づく曲が多い。学校音楽教育においてそのような曲を学習する際には、芸術的視点からの表現や鑑賞だけでなく、そのもとになった旋律(以下、元歌)との関係で捉える学習も重要であると考える。そこで本研究では、山田耕筰編作曲「中国地方の子守歌」とその元歌を事例として、芸術歌曲の「こもりうた」と生活の中で歌われてきた「こもりうた」の関係について考察した。その結果、旋律に関しては元歌と山田の編作曲では大きな違いは見られないものの、音楽構造上の大きな相違点が、歌に関する音楽表現の工夫(音域、音質、強弱法、リズム操作、音高操作、テンポ操作)とピアノ伴奏の付加の2点で存在することが明らかになった。 |
キーワード | 「こもりうた」 生活の中で歌われてきた旋律 芸術歌曲 音楽表現 「中国地方の子守歌」 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 35 |
終了ページ | 42 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313984 |
JaLCDOI | 10.18926/11356 |
---|---|
タイトル(別表記) | Formation of the teacher's ability in teacher-training programs in universities: The analysis of the freshmen'observation-and-participation course at Okayama University in 2000 |
フルテキストURL | 001_039_050.pdf |
著者 | 有吉 英樹| |
抄録 | こんにち、不登校や高校中退、いじめや暴力行為などの教育問題を解決していくためにも、さらには、急激に変化する社会に主体的に対応していくためにも、次世代を育てる教員の資質能力の形成と向上が強く求められている。教員の資質能力の形成と向上は、養成段階、採用段階および現職研修段階においてなされるものである。本稿では、教育職員養成審議会の答申を踏まえながら、養成段階における資質向上について重要な役割を担う教育実習の中で、とくにその最初の段階である1年次観察・参加実習に焦点を当てて、考察を意図した。平成12(2000)年度に実施した本学部1年次観察・参加実習のアンケート調査の結果を分析し、その成果と問題点、課題等を明らかにする。 |
キーワード | 教員養成 (Teacher trainning) 資質向上 (Teachers' ability) 教育実習 (Student teaching) 観察・参加 (Observation and participation) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2001 |
巻 | 1巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 50 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313684 |
JaLCDOI | 10.18926/11355 |
---|---|
タイトル(別表記) | BIODIVERSITY of the "Integrated Science B" Textbooks in the Upper Secondary School. |
フルテキストURL | 004_025_034.pdf |
著者 | 田牧 愛| 田中 賢治| |
抄録 | 平成15年度から新設された高等学校「理科総合B」教科書における「生物の多様性(遺伝子・種・生態系の多様性)」の扱われ方を、学習指導要領と教科書を手がかりに分析した。実験・観察や課題研究には、様々な内容が取り上げられていたこと、示されている生物は、義務教育段階と同様、種類に未だ偏りがあること、そして、遺伝子・生態系の多様性の扱いに不十分さがあることを明らかにした。したがって、「生物の多様性」の扱われ方の現状は、多様であり、過渡期であるといえる。 |
キーワード | 生物の多様性 ( Biodiversity (Biological diversity) ) 教科書 (Textbook) 理科総合B (Integrated Science B) 生物教育 (Biological Education) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313344 |