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検索結果 145 件

JaLCDOI 10.18926/66586
フルテキストURL oupc_002_013.pdf
著者 塚本 千秋|
抄録  DV被害者を支援する相談員とのやりとりから生じた「小さな考え」を述べた。DV被害者支援では,相談員が感じる負担は非常に大きい。その理由として,相談内容の壮絶さ,緊急性,被害者による相談の脱価値化などがあげられるが,それ以上に相談構造が無構造化しやすいことを指摘した。無構造化する理由も一つではないが,ここでは被害者が加害者との生活によって「援助を求める話法を壊されている」ことに注目した。よい援助を構築するためには,このような無構造な状態を放置せず,構造化する必要性がある。
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2004-03-31
2巻
開始ページ 13
終了ページ 17
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66585
フルテキストURL oupc_002_001.pdf
著者 山本 力|
抄録  本論文では映画「最後の輝ける日々」を素材にして,臨死患者と援助者のターミナル期の臨床的課題(ワーク)を事例的に検討することを目的とした。キャリアウーマンである38歳の女性ジェーンは,末期癌の半年間を心理臨床家ウエンディに支えられ,自らの封印された過去と和解し,孤独な人生から輝ける人生へと変貌していった。またウエンディも未解決の過去と和解し,死の恐怖を乗り越えていった。二人の心のワークを分析した結果,ターミナル期における「安堵の課題」という準備的モーニングワークの遂行過程を確認し,新たに「書き直しの仕事」という概念を明細化した。
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2004-03-31
2巻
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66584
フルテキストURL oupc_001_021.pdf
著者 森本 篤|
抄録  現在の学校における教育臨床活動では,コンサルテーションはカウンセリングとともに大きな比重を占めている。本研究では教師コンサルテーションにPAC分析を導入し,以下の2点を検証することを目的とした。①PAC分析は教師コンサルテーションにおいて有効に機能するか(研究1)。②どのような修正をおこなえば教師コンサルテーションにふさわしい実践技法となり得るか(研究2)。
 研究1の結果, PAC分析は教師コンサルテーションで基本的に有効に機能することが示唆された。研究2では,研究1で指摘された課題を克服すべく考案した修正法(PAC-A. メソッド)による教師コンサルテーションの実践研究をおこなった。その結果, PAC-A. メソッドを用いた教師コンサルテーションが実践的な効果を持つことがうかがえた。
キーワード PAC分析 コンサルテーション 見立て 気づき
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2003-03-31
1巻
開始ページ 21
終了ページ 29
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66583
フルテキストURL oupc_001_017.pdf
著者 東條 光彦|
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2003-03-31
1巻
開始ページ 17
終了ページ 19
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66582
フルテキストURL oupc_001_011.pdf
著者 塚本 千秋|
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2003-03-31
1巻
開始ページ 11
終了ページ 16
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66579
フルテキストURL oupc_001_003.pdf
著者 山本 力|
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2003-03-31
1巻
開始ページ 3
終了ページ 9
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/65921
タイトル(別表記) Measurement of the Team Processes Based on Phases of Activities: Investigation on College Team Sports
フルテキストURL bgeou_183_001_014.pdf
著者 三沢 良| 長谷川 尚子|
抄録  本研究では,チームワークの行動的側面であるチームプロセスに着目し,Marks et al. (2001)の理論的枠組みに基づいて,時間経過に応じて遷移するチームの活動フェイズを考慮した測定尺度の試案を作成した。尺度は3つの活動フェイズごとに,移行プロセス,実行プロセス,対人関係調整プロセスの項目を構成した。チームスポーツ競技者である大学生を対象にWeb調査を行い,224 名から有効回答が得られた。探索的因子分析によって各プロセスの行動要素として解釈可能な因子を抽出し,内的整合性の観点から高い信頼性を確認できた。また確認的因子分析により,包括的なチームプロセスを高次因子とするモデルを検証した。さらに,チームリフレクションおよびチームへのコミットメントとの関連から,尺度の妥当性を検討した。得られた結果を基に,尺度の精緻化と今後の実証的検討課題を考察した。
キーワード チームワーク チームプロセス 活動フェイズ チームスポーツ
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-09-20
183巻
開始ページ 1
終了ページ 14
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64985
タイトル(別表記) The Reception of Herbartian Literature in Britain at the End of the 19th Century: Focusing on An Introduction to Herbart’s Science and Practice of Education
フルテキストURL bgeou_182_087_095.pdf
著者 平田 仁胤|
抄録  本論は,教員養成におけるジャーマン・インパクトという視座から,各国が19-20 世紀の国際関係のなかでどのように教員を養成したのかを比較発達史的に分析しようとする研究の一部をなす。ここでは19 世紀末イギリスにおけるヘルバルト学派の受容に迫るために『ヘルバルトの教育の科学および実践への入門』の読解を行った。それはヘルバルト教育学の特徴を,心理学,倫理学,そして実践的教育学の観点から分析し,さらに教授の前提である管理と訓育の役割について説明を加えるものであったが,ツィラーの二重理論については厳しい批判を展開していた。その結果,ヘルバルト教育学を高く評価している一方で,ドイツを中心とした初等教育におけるヘルバルト学派の展開については距離を保っていることが明らかになった。
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 87
終了ページ 95
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL K0006527_abstract_review.pdf K0006527_summary.pdf K0006527_fulltext.pdf
著者 山野 洋一|
発行日 2021-09-24
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第6527号
学位授与年月日 2021-09-24
学位・専攻分野 博士(学術)
授与大学 岡山大学
言語 日本語
フルテキストURL K0006500_abstract_review.pdf K0006500_summary.pdf K0006500_fulltext.pdf
著者 GUO, Ting|
発行日 2021-09-24
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第6500号
学位授与年月日 2021-09-24
学位・専攻分野 博士(工学)
授与大学 岡山大学
言語 英語
JaLCDOI 10.18926/61342
タイトル(別表記) Interrelations among Basic Psychological Needs Satisfaction in Part-time Employment: A Study of International Students in Japan
フルテキストURL hss_50_233.pdf
著者 閻 琳| 堀内 孝|
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2021-01-27
50巻
開始ページ 233
終了ページ 239
ISSN 1881-1671
言語 日本語
著作権者 Copyright (c) 2021 岡山大学大学院社会文化科学研究科
論文のバージョン publisher
NAID 120007004798
フルテキストURL K0006265_abstract_review.pdf K0006265_summary.pdf K0006265_fulltext.pdf
著者 王 武|
発行日 2020-09-25
資料タイプ 学位論文
学位授与番号 甲第6265号
学位授与年月日 2020-09-25
学位・専攻分野 博士(工学)
授与大学 岡山大学
言語 英語
JaLCDOI 10.18926/56588
タイトル(別表記) Collecting and classify items of school stress sensitivity that related negative affect for junior high school students
フルテキストURL biess_3_017_030.pdf
著者 宮道 力| 藤生 英行|
抄録  ストレス感受性は,ネガティブな環境刺激に応じてネガティブ感情を経験する傾向のことである。本研究の目的は,学校生活場面に焦点をあて,学校ストレス感受性に関連する出来事(場面)を収集してネガティブ感情との関連から分類することである。公立中学校1年生31名(男子17名,女子14名)を対象に,代表的なネガティブ感情を具体的に提示したうえで,学校ストレス感受性に関連する出来事(場面)について自由記述による回答を求めた。KJ法を援用し,コレスポンデンス分析およびクラスター分析の結果,19の小カテゴリーは「イライラ・怒り群」「落ち込み・悲しみ群」「恥・緊張群」「不安・恐怖群」の4つの群に分類された。今後,この分類に適合する項目を準備し,尺度を作成していく必要がある。
キーワード ストレス感受性 ネガティブ感情 中学生
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2018-12-30
3巻
開始ページ 17
終了ページ 30
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006600419
JaLCDOI 10.18926/bgeou/56529
タイトル(別表記) How Is the Counselor Involved When System Support Is Effective? : How to Make a Team that Functions as One System
フルテキストURL bgeou_170_041_050.pdf
著者 青木 多寿子| 中富 尚宏| 徳田 智代| 森本 篤|
抄録  人が生物学的な存在であると同時に社会的な存在であることを考えると,カウンセラーが個人を支援しようとする場合,個別の支援の他に、その個人を取り巻く様々な援助資源をうまく機能させて,チームで支援することも不可欠となる。では,効果的なチーム支援を行うために,カウンセラーはどのように関わればよいのだろうか。本稿では,カウンセラーがチーム支援を引き出した成功例として3つの実践を取り上げた。具体的には高等学校内での転入職員の支援,大学の学生相談での長期欠席者の支援,児童養護施設での児童の支援と,クライエントの援助資源が異なる3つである。しかし,そこでのカウンセラーのかかわり方には,ある共通点が見いだせた。本稿では,その共通点を箕口(2016)の「コミュニティ・アプローチを実践する心理援助の専門家の要件」に沿って考察した。最後に「協働」「どのようにサービスを提供するのか」という観点から考察した。
キーワード チーム支援 カウンセラーの関わり方 システム 実践例
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-02-22
170巻
開始ページ 41
終了ページ 50
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006583687
JaLCDOI 10.18926/CTED/55816
タイトル(別表記) Study of “Confusion after the Entrance to Higher Education” Ⅱ : Practice of Psychological Support Service for Student
フルテキストURL cted_008_173_180.pdf
著者 池谷 航介| 原田 新|
抄録   本稿は,学生が大学入学後に陥りがちな高等学校と大学とのギャップからくる戸惑いや困難の状態を「大1コンフュージョン」であると,その要因を踏まえた支援の在り方について,学校心理学における3段階の心理教育的援助サービスの枠組みを用いて分類しつつ論考するものである。「大1コンフュージョン」の予防と緩和に関する実践的研究を推進するにあたって,(1)全ての新入学生,(2)苦戦し始めた一部の学生,(3)苦戦が著しい状態にある特定の学生,以上のそれぞれを対象とした具体的な支援例について検討した。
キーワード 学生支援 (support for student) 発達障害 (developmental disorder) 大1コンフュージョン (confusion after the entrance to higher education) 心理教育的援助サービス (psychological support service)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2018-03-20
8巻
開始ページ 173
終了ページ 180
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/55696
タイトル(別表記) Overview of Research on the Function of Nostalgia for Psychological Well-being
フルテキストURL bgeou_167_001_009.pdf
著者 三宅 幹子|
抄録  ノスタルジアに関する心理学的な研究のうち,個人的ノスタルジア,すなわち,自伝的な記憶の想起に伴って生じる,主としてポジティブな,もしくはbittersweetな感情体験等と捉えられる,ポジティブ感情およびネガティブ感情を含む複合感情,についての研究を概観した。ノスタルジアの概念の変遷やノスタルジアの文化的な共通性,ノスタルジアの神経学的な基盤,心理的なwell-beingや精神的健康に対してノスタルジアが果たす機能,ノスタルジアとレジリエンスの関連等の観点から,得られた知見を整理し,この領域の研究の動向について検討した。
キーワード ノスタルジア なつかしさ 心理的well-being 精神的健康 レジリエンス
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2018-02-23
167巻
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006401577
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/55572
タイトル(別表記) A Post-Skinnerian Perspective in Psychology (26): Old Age as a Radical Behaviorist
フルテキストURL jfl_068_001_017.pdf
著者 長谷川 芳典|
抄録  本稿は、行動分析学の視点から、高齢者のライフスタイルの構築と終末に関する有用な知見を提供することを目的とする。このテーマは、 (1)スキナーの幸福観の概要と高齢者への適用 (2)選択機会と高齢者の行動的QOL (3)複数の行動のまとまりから構成される「活動」概念に基づいて、より巨視的な観点から高齢者のライフスタイルの構築を考える (4)終末期における不安や恐怖への対処 という4つの観点から総合的に検討する必要があると考えるが、本稿では紙幅の制限により、(2)についてはすでに長谷川(2012, 2013)で論じているのでここでは省略し、また(1)と(4)は概略を述べるにとどめ、新しい概念を取り入れた(3)について重点的に取り上げていくことにしたい。
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2017-12-22
68巻
開始ページ 1
終了ページ 17
ISSN 0285-4864
関連URL http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/55220
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006370700
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/55220
タイトル(別表記) Post-Skinnerian Perspectives in Psychology (25) : The Concept of “Relational Responding”: An overview of the controversy
フルテキストURL jfl_067_001_019.pdf
著者 長谷川 芳典|
抄録 本稿は、見本合わせ手続や刺激等価性クラスの研究で使用される「関係反応」概念に焦点を当て、定義の明確化と適切な使用について論じることを目的とする。なお、関係反応を基に構成・発展した関係フレーム理論(Hayes, Barnes-Holmes, & Roche, 2001)については、紙幅の制限により、ごく一部の議論について取り上げるだけにとどめる。本稿の論点は以下の通り。 《論点1》関係反応の定義を明確にする必要がある。 《論点2》関係反応の定義にあたっては独立した2つの刺激が前提となるが、環境事象の一部を1つの刺激として扱うか、複数の刺激に分けて扱うのか、という基準は一義的には定まらない。 《論点3》見本合わせ手続の分析においては、「選択型見本合わせ」と、「Yes/No型見本合わせ」)の課題構造が異なる点に留意する必要がある。 《論点4》)ある刺激に別の刺激を対応づける行動と、2つの刺激を比較してタクトする行動とは異なる点に留意する必要がある。 《論点5》関係フレーム理論は、刺激等価性の焼き直しではない。
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2017-07-03
67巻
開始ページ 1
終了ページ 19
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006313600
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/54796
タイトル(別表記) Post-Skinnerian Perspectives in Psychology(24): The Concept of "Generalized Operant": Its Usefulness and some Problems.
フルテキストURL jfl_066_001_020.pdf
著者 長谷川 芳典|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2016-12-26
66巻
開始ページ 1
終了ページ 20
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005970818