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ID 43216
フルテキストURL
65_704.pdf 323 KB
著者
森本 二郎 岡山大学医学部精神病学教室
西紋 孝 岡山大学医学部精神病学教室
抄録
1) Unit法を用い, Conwayの所謂α-アンモニアを測定して見ると,分裂病者は,正常人,及びうつ病者との間に差異のある事が認められた.2) 分裂病者に於ては,急,慢性型とも静脉血中アンモニアN量は,正常人に比して増加している.3) うつ病者では,減少している.4) 発病以来一年未満の所謂病機の新しいものは,陳旧例に比して,値が高く,興奮,悪化例では更に高い.5) 病機が旧くなればアンモニアNは減少する傾向にあり,興奮した場合でも,新しいものに比べて,其の値が増加し難い.6) 一般に病状の悪化につれて血中アンモニアNは増量し,好転すれば減少する.
発行日
1953-05-31
出版物タイトル
岡山医学会雑誌
出版物タイトル(別表記)
Journal of Okayama Medical Association
65巻
5号
出版者
岡山医学会
出版者(別表記)
Okayama Medical Association
開始ページ
704
終了ページ
708
ISSN
0030-1558
NCID
AN00032489
資料タイプ
学術雑誌論文
オフィシャル URL
https://www.jstage.jst.go.jp/article/joma1947/65/5/65_5_704/_article/-char/ja/
関連URL
http://www.okayama-u.ac.jp/user/oma/
言語
日本語
著作権者
Copyright© 岡山医学会
論文のバージョン
publisher
査読
有り
Eprints Journal Name
joma