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検索結果 20751 件

JaLCDOI 10.18926/bgeou/10961
フルテキストURL 131_0113_0122.pdf
著者 光元 聰江| 岡本 淑明| 湯川 順子|
抄録 本研究は、外国人児童生徒の学習言語能力の伸長は目指した教科学習という視点から、国語科の学習を容易にするための「リライト教材・音読譜」という教材作成法を考案し、公立小学校の日本語学級において実践したものである。外国人児童(以下、子ども)の日本語力に対応させた国語教科書(以下、原文)のリライト教材・音読譜を作成した。そして段階的にリライト教材のレベルをあげ、最終的には、原文をリライトしないで学習できるように指導した。このリライト教材・音読譜を作成するにあたり、学年相当の国語の学習目標と日本語の学習目標の2本柱を立て、現時点での子どもの日本語能力に配慮しつつ「表現はやさしく、内容は相当学年レベルで」を目指した。本実践では、編集時、日本語を全く解さなかったK児と日本語入門程度のS児(2名とも中国語母語者)が、約1年間の上記実践によって、教師の口頭による説明のみで原文がそのまま学習可能となった。
キーワード リライト教材・音読譜 国語科と日本語の指導 学年相当 外国人児童
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-03-15
131巻
開始ページ 113
終了ページ 122
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311233
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10960
フルテキストURL 131_0101_0111.pdf
著者 尾上 雅信|
抄録 本稿では、ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として、自らが初等教育局長として推進した1880年代教育改革をどのようにとらえていたか、1883年6月の講演記録を素材に分析した。それは、(1)この改革の本質を国民教育の創設ととらえ、(2)その樹立のために無償・義務・世俗化の「三重の改革」を実施したこと、(3)改革の背景には実物教授の導入や教科目増加等の教育学的改革が存在したこと、(4)この改革における教員ひとりひとりの個人的努力を強調していたことなどと特徴づけることによって、この改革の意義を説明するものであったことをあきらかにした。
キーワード ビュイッソン 第三共和制 ジュール・フェリー改革 ポリテクニーク協会
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-03-15
131巻
開始ページ 101
終了ページ 111
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311192
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10958
フルテキストURL 131_0069_0077.pdf
著者 笠井 八重子| 菅野 かおり|
抄録 大正末期から昭和初期の食生活の聞き書『日本の食生活全集』(全48巻)における資料を中心に「たくあん」、「たくあん以外のダイコンの漬物」の加工および「食し方」について収集、分析した。全事例343例、「たくあん」は156例であった。「たくあん」加工のダイコン乾燥期間の地域別特徴は顕著な差異は認められず、おおよそ10日間前後で、稀に30日間と長い場合も見られた。漬け床の塩量は、ダイコン重量に対して3-6%~10-27%、ヌカ量は、使用する塩量で決められ、これらの割合は、地域別特徴より、「たくあん」を食する時期によって決められることが明らかになった。「たくあん」漬け(ダイコン収穫3ヶ月)ができるまでは、ダイコンの生の食感等を活かした塩や調味液、もしくは干しダイコンを調味液に漬けるなどによる漬物の加工であることがわかった。一方、1年を越えた「古漬けたくあん」は脱塩し、みそ漬けや、煮る、炒めるなどの総菜に用いられることが明らかになった。漬物は、翌年の収穫まで1年間を通じて、「たくあん」中心に食する計画がなされ、このことは地域別で、大きな違いは認められなかったが、とくに、北海道および沖縄では、地域の特産物、動物性食材を加える加工が多く、他の地域とは異なることが認められた。
キーワード たくあん ヌカ 乳酸発酵 食生活
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-03-15
131巻
開始ページ 69
終了ページ 77
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311237
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10952
フルテキストURL 131_0001_0012.pdf
著者 桑原 敏典|
抄録 本研究では、中学校社会科における新しい評価のあり方について、評価規準・基準、評価問題作成を中心に検討し、その問題点を明らかにした。具体的には地理的分野と歴史的分野について、国立教育政策研究所が示した評価規準・基準や市販されている文献に掲載されている評価問題などを取り上げて、それらを批判的に検討することを通して、観点別評価や絶対評価が中心となった新しい評価を実際に行っていくにあたってどのような点に留意すべきかを提示した。その留意点とは、新しい評価においては、いわゆる活動主義的・形式主義的偏向が強まっている傾向があるため、数量的な観点だけではなく質的な視点にも留意して評価規準・基準を作成すべきであることや、評価を十分に行おうとするあまり、評価規準が複雑になり過ぎて実際的でなくなる傾向があるので、観点を厳選し信頼度や妥当性を高めるべきであるころなどである。
キーワード 中学校社会科 新しい評価 地理的分野 歴史的分野
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-03-15
131巻
開始ページ 1
終了ページ 12
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311331
著者 森 義裕| 海野 均| 馬場 直道|
発行日 2001-02
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
90巻
1号
資料タイプ 紀要論文
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10950
フルテキストURL 132_0131_0142.pdf
著者 野邊 政雄|
抄録 メルボルンのグレンアイラ市に住む6人の高齢女性に、①日常生活、②ライフヒストリー、③何に幸福感を感じるかの3点に関して聞き取り調査を2005年9月におこなった。本稿では6人の語りを提示し、それに考察を加えた。
キーワード 高齢女性 メルボルン パーソナルネットワーク 主観的幸福感 ライフヒストリー
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-07-14
132巻
開始ページ 131
終了ページ 142
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311311
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10946
フルテキストURL 132_0091_0102.pdf
著者 尾上 雅信|
抄録 本稿では、ビュイッソンの公教育思想を検討する基礎的作業の一環として、1886年および1889年の二つの論考を素材に、彼が1880年代教育改革をどのようにとらえ、また一般に説明しようとしていたかという点を検討した。その結果、(1)1880年代教育改革をフランス革命の理念の実現ととらえたこと、(2)とくに教育の世俗化の進展を重視し強く説明していたこと、(3)改革の実質的推進主体を教員とし、80年代教育改革は教員の資質向上のための条件整備を行うとともに、「教育的使命」を抱かせようとするものであった点を強調して説明していたことなどの特徴をあきらかにした。
キーワード ビュイッソン 第三共和制 ジュール・フェリー改革 ゴブレ法
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-07-14
132巻
開始ページ 91
終了ページ 102
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311324
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10943
フルテキストURL 132_0063_0067.pdf
著者 眞田 敏| 中山 利美| 森上 朋子| 加戸 陽子| 柳原 正文| 荻野 竜也|
抄録 Victoria版Stroop Testにおける課題達成所要時間の年齢による変化について検討し、併せて各年齢群別標準値を得ることを目的とした。5歳1ヶ月から49歳0ヶ月の健常児・者193名を対象に、黒色で印刷された文字の色を読む(Word Reading:WR)課題、丸型カラーバッチの色名を言う(Color Naming:CN)課題、文字と印刷された色が異なる(Incongruent Color Naming:ICN)課題を行い、ICN課題達成所要時間に対するCN課題達成所要時間の差(以下ICN-CN)と比(以下ICN/CN)について年齢を説明変数とする単回帰分析を行った。その結果、全てにおいて年齢による有意な変化が見られ、成績が最良となる年齢は、WR課題において29.7歳、CN課題において29.0歳、ICN課題において30.2歳、ICN-CNにおいて31.0歳、ICN/CNにおいて34.5歳であることが明らかになった。また、各課題達成所要時間の差異についての一要因の分散分析を行った結果、有意差(F(2,576)=179.312,p<.001)が認められた。多重比較(Turkey HSD)の結果、各課題間に有意差(WR課題とCN課題:p<.01、WR課題とICN課題:p<.001、CN課題とICN課題:p<.001)が認められ、WR課題、CN課題、ICN課題の順に有意な遅延を示した。
キーワード Stroop Test 発達的変化 健常児 標準値 干渉効果
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-07-14
132巻
開始ページ 63
終了ページ 67
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311312
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10937
フルテキストURL 132_0013_0019.pdf
著者 柿原 聖治| 玄 紅嬌|
抄録 本稿では、高校段階に絞って、学習指導要領と教科書を分析対象とし、環境問題の扱われ方を中国と日本の比較を通して明らかにした。化学教科書全体の中の「環境」に関する内容と「環境」についての記述について検討した。学習指導要領ではどのような目標が定められているのか、環境に関してどのように記述し、扱ってきたかについて、両国の教科書を手がかりに明らかにした。
キーワード 中日比較 化学教科書 環境教育
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-07-14
132巻
開始ページ 13
終了ページ 19
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311293
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10936
フルテキストURL 132_0001_0011.pdf
著者 田中 賢二|
抄録 オーストリアの初等教育段階における科学教育の現状を、西隣のドイツ・バイエルン邦との比較の視座に立ち、いわば学校教育法、学習指導要領、教科書目録などから、明らかにした。オーストリアの初等教育段階における科学教育は、ともにドイツ語圏であるドイツ・バイエルン邦の初等教育段階における科学教育と同様に、独立した教科では行われていない。そして、含まれる教科、履修学年、授業時間数、内容(中)項目数、該当領域数など大枠では似ている。しかし、目標、(項目数を含め)内容構成、内容の取り扱いなどの子細では、違いを見出すことができる。現に、それぞれの学習指導要領を基準にして認定(検定)されている教科書には、両方で使用できるものはない。
キーワード オーストリア 初等教育段階 科学教育 事象教授 バイエルン邦 郷土及び事象教授
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006-07-14
132巻
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40007473251
著者 松本 好太郎| 森 義裕| 中島 修平| 馬場 直道| 清水 昌|
発行日 2001-02
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
90巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 勢喜 千代| 森 義裕| 中島 修平| 清水 昌| 馬場 直道|
発行日 2001-02
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
90巻
1号
資料タイプ 紀要論文
タイトル(別表記) Genetic Quality Control in Mass-Reared Melon Files
フルテキストURL 91_61_69.pdf
著者 宮竹 貴久|
抄録 Quality control in mass-reared melon files, Bactricera cucurbitae, after eradication is discussed, based on the results of artificial selection experiments. First, a brief history of quality control in mass-rearing of insects is described. In practical mass-rearing of melon fly, many traits habe already been differentiated between mass-reared and wild files. These differing traits are reviewed and the factors which caused these differences are considered. It was considered that the differences between wild and mass-reared melon files depended on the selection pressures from the mass-rearing method. Next, the results of several artificial selection experiments using the melon fly are reviewed. Finally, consideration is given to some correlated responses to artificial selection in mass-rearing. Longevity that is correlated to early fecundity was successfully controlled by artificial selection for reproduction in the mass-rearing system. On the basis of these results, an improved method for quality control in mass-reared melon fly with considerations for quantitative genetics is discussed.
キーワード Bactrocera cucurbitae eradication genetic correlation mass-rearing selection
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
発行日 2002-02
91巻
1号
開始ページ 61
終了ページ 69
ISSN 0474-0254
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 110000130489
著者 川上 朋子|
発行日 2006-12-31
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 塩手 康弘|
発行日 2006-12-31
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 金 海威|
発行日 2006-03-24
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 内田 有彦|
発行日 2006-03-24
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 哈森 高娃|
発行日 2006-03-24
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文