ID | 10495 |
JaLCDOI | |
フルテキストURL | |
著者 |
稲田 利徳
岡山大学
|
抄録 | 「大方は、家居にこそ、ことざまはおしはからるれ」とは、「徒然草の著名は章段「家居のつきぐしく、あらまほしきこそ、仮の宿りとは思へど興あるものなれ」(第十段)における兼好の見解である。居宅や庭園の設いによって、そこに住む人間の、経済状況だけでなく、精神的な営みをも憶測できるということ、これは確かに、一面の真理をついている。ここでは、南北朝期に和歌四天王として活躍した頓阿が造営した蔡花園(さいけえん)に焦点を絞って、頓阿およびその子孫たちの精神生活の一端に照明をあててみたい。
|
出版物タイトル |
岡山大学教育学部研究集録
|
発行日 | 1988
|
巻 | 79巻
|
号 | 1号
|
出版者 | 岡山大学教育学部
|
出版者(別表記) | Faculty of Eucation, Okayama University
|
開始ページ | 1
|
終了ページ | 12
|
ISSN | 0471-4008
|
NCID | AN00032875
|
資料タイプ |
紀要論文
|
OAI-PMH Set |
岡山大学
|
言語 |
日本語
|
論文のバージョン | publisher
|
NAID | |
Eprints Journal Name | bgeou
|