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ID 56151
JaLCDOI
Sort Key
6
タイトル(別表記)
Jonathan Swift’s Poems in His Early Years (1)
フルテキストURL
著者
岸本 広司 岡山大学大学院教育学研究科 名誉教授
抄録
『桶物語』や『ガリヴァー旅行記』などで知られるジョナサン・スウィフトは,生涯にわたって多くの詩を書いている。そのほとんどは,散文による諷刺作品と同様,風俗詩や社交詩,とりわけ皮肉,嘲笑,ブラック・ユーモアなどを交えた諷刺詩である。さらに,スカトロジカルな「女性嫌悪詩」まで書いている。だが彼の最初期の詩は,特定個人の美徳や功績を褒め称えた「真面目」な頌詩であり,のちの詩篇とは内容的にも形式的にも大きく異なっている。本稿は,サー・ウィリアム・テンプルの秘書をしていたムーア・パーク時代の若きスウィフトが,何ゆえに自身の好みや気質からかけ離れた頌詩を書いたのか,その理由と詩作の背景を,エイブラハム・カウリーやテンプルの影響と関わらせながら考察する。
キーワード
ジョナサン・スウィフト
エイブラハム・カウリー
サー・ウィリアム・テンプル
頌詩
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2018-07-27
168巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
59
終了ページ
69
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou