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ID 114
Eprint ID
114
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Studies on the Induced Tetraploid and Triploid Clones of Mentha rotundifolia (L.) HUD.
著者
池田 長守 岡山大学
清水 純夫 信州大学農学部
宇渡 清六 岡山大学
抄録
人為的に,M. rotundifoliaの3倍体と4倍体とを作つた.これらは,豆大性を示し,晩化し,通常の倍数体の特性を示したが,その程度は,著るしくなかつた.本種精油の特有成分である rotundifoloneも,若干の増加を見た.花粉稔性や結実率の減少は,4倍体では僅少であつた.3倍体では著しかつたが,日本ハッカの3倍体の場合のように,零となることはなかつた. PMCのMIに,現われる多価染色体の数は,日本ハッカの場合と同様,少なかつた.3倍体rotundifoliaのPMCのMIに,原種のハプロイド組12の染色体が,同質接合出来ないことを観察して,本種は,単一ゲノムから成る基本種であると結論した。
発行日
1960
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
15巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
1
終了ページ
9
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa