ID | 90 |
Eprint ID | 90
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フルテキストURL | |
タイトル(別表記) | On the Partial Autumn Emergence of the Far Eastern Urticating Moth, Euproctis flava BREMER (Lepi., Lymantriidae).
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著者 |
小泉 憲治
岡山大学
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抄録 | 秋羽化ドクガの出現経路に関し,従来不明であつたが,飼育中に観察し得た3例に基づき,次ぎの如く考える.ドクガは2令より越冬まで,活動しつゝある休眠状態にあるものとみられ,越冬状態によつて,その休眠は破られて,発育相に転じ,飛躍的な成長をなして,羽化にいたる.秋羽化ドクガは8~9月の頃,この休眠期にある幼虫の第III型幼虫期に突然,未知の原因で休眠が破れることによつて発育相に転じ,越冬後に行われるのと全く同じ成長様式で,10月に羽化に到るものである.秋羽化の出現は少く,成虫は普通のものよりやゝ小さい.秋羽化の成虫に由来する卵は,卵越冬となると推定される。
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発行日 | 1958
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出版物タイトル |
岡山大学農学部学術報告
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出版物タイトル(別表記) | Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
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巻 | 12巻
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号 | 1号
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出版者 | 岡山大学農学部
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出版者(別表記) | Faculty of Agriculture, Okayama University
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開始ページ | 7
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終了ページ | 14
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ISSN | 0474-0254
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NCID | AN00033029
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資料タイプ |
紀要論文
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言語 |
日本語
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論文のバージョン | publisher
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査読 |
無し
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Eprints Journal Name | srfa
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