このエントリーをはてなブックマークに追加


ID 86
Eprint ID
86
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Culture of Chrysanthemums lighted by Fluorescent Lamps : I. Effects of Luminous Intensity under the Lamps of Various watt
著者
安田 勲 岡山大学
是松 博文 岡山大学
抄録
1.螢光燈が白熱燈即ち普通の電燈と同様,菊の抑制栽培(電照)に対し効果があるか否かを知らんがためと電照の強さが菊の抑制に何等かの差異があるか否かを試そうがために1956年の夏から秋にかけて寒牡丹と雲仙を用いてこの実験を行なつた.2.電照中に於ける草丈の伸長率は品種によつて差があるが,螢光燈と白熱燈との間には特別の差異は見られなかつた.また,螢光燈及び白熱燈のワットの強さと草丈の伸長との間にもはつきりした区別は見られなかつた.3.電照打切後の開花期は各試験区共殆んど同じであつた即ち,電照の強さ及び電照の種類と開花期との間に特別正の関係は見られない.雲仙は寒牡丹に比し各試験区共1~2日宛おくれているが,これは品種の差異によるものだと思う.4.電照打切後,花芽分化開始までの期間は10~15日で,20日後には全部の花芽に分化が見られた.従つて螢光燈10wでも菊の花芽分化を抑制する効果は十分あるものと思われる。
キーワード
抑制栽培
電照
発行日
1958
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
11巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
69
終了ページ
77
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa