
検索結果 2293 件
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68550 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The effects of income on personal networks of elderly women in a small local city |
| フルテキストURL | bgeou_120_023_030.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 地方小都市である岡山県高梁市で65歳以上80歳未満の高齢女性を対象に1997年から1998年にかけて調査をおこなった。本稿では,重回帰分析によってそのデータを分析し,収入が高齢女性のパーソナル・ネットワークに与える影響を分析した。そして,次の3点を明らかにした。①収入が高い高齢女性ほど多くの親族関係と友人関係を組織し,家族の外で多くの社会関係を保持していた。しかし,収入は近隣関係数に影響を及ぽしてはいなかった。②居住場所は栽族関係数と近隣関係数に有意な影響を及ぽしていたけれど,友人関係数には影響を与えてはいなかった。これは,フィッシャーの下位文化理論が地方小都市に住む高齢女性の友人関係には妥当しないことを示唆している。③収入は,家族外の社会関係総数に最も強い影響力を持っていた。 |
| キーワード | パーソナル・ネットワーク 高齢女性 地方小都市 下位文化理論 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
| 発行日 | 2002-07-15 |
| 巻 | 120巻 |
| 開始ページ | 23 |
| 終了ページ | 30 |
| ISSN | 0471-4008 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_colophon.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_(017)_(021).pdf |
|---|---|
| 著者 | 前田 秀雄| |
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| 開始ページ | (17) |
| 終了ページ | (21) |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_(001)_(016).pdf |
|---|---|
| 著者 | 又吉 里美| |
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| 開始ページ | (1) |
| 終了ページ | (16) |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_015_018.pdf |
|---|---|
| 著者 | 中河 舞| |
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| 開始ページ | 15 |
| 終了ページ | 18 |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_001_013.pdf |
|---|---|
| 著者 | 稲本 多加志| |
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 13 |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_39_cover.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2025-03-20 |
| 巻 | 39巻 |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68527 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Basic Characteristics of Personal Networks of Elderly Women in a Small Japanese City |
| フルテキストURL | bgeou_121_207_214.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | メルボルンに住むオーストラリア人の家庭でホームステイをおこない,その家族生活や交際を参与観察した。そして,次の2点を明らかにした。①メルボルンでは,大人は1台ずつ車を持つことが一般的になってきた。外出にはたいてい車を使い,近所を歩くことが少なくなったから,近所の人々と知り合いになりにくくなった。そこで,近隣関係や近隣交際が乏しくなり,近所の人々と助けあうこともあまりなくなった。②車を使って外出をするので,自由に行き来できる地理的範囲が広くなった。そのため,住民は広範囲に住む多くの人々の中から,気心があったり,利害や関心を共有する相手を自由に選んで友人関係を取り結び,そうした友人と交遊をしたり,生活の助け合いをおこなっている。 |
| キーワード | メルボルン 参与観察 パーソナル・ネットワーク ソーシャル・サポート |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
| 発行日 | 2002-11-15 |
| 巻 | 121巻 |
| 開始ページ | 207 |
| 終了ページ | 214 |
| ISSN | 0471-4008 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68526 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Trend Analysis of Migration in a Small Local Japanese City |
| フルテキストURL | bgeou_123_219_227.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 高梁市は,岡山県の中西部に位置する地方小都市である。本稿では,1965年,1975年,1985年,1995年,2000年における,高梁市の人口の地理的移動に関するデータを検討しその趨勢を明らかにした。 |
| キーワード | 地理的移動 転入・転出 純移動数 地方小都市 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
| 発行日 | 2003-07-10 |
| 巻 | 123巻 |
| 開始ページ | 219 |
| 終了ページ | 227 |
| ISSN | 0471-4008 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68512 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Trend Analysis of Migration in Okayama City, Japan |
| フルテキストURL | bgeou_124_113_121.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 岡山市は,人口約63万人の地方中核都市である。本稿では,1965年,1975年,1985年,1995年,2000年における,岡山市のデータを検討し,人口の地理的移動の趨勢を明らかにした。さらに,岡山県の地方小都市である高梁市の地理的移動と比較をおこなった。 |
| キーワード | 地理的移動 転入・転出 純移動数 岡山市 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
| 発行日 | 2003-11-15 |
| 巻 | 124巻 |
| 開始ページ | 113 |
| 終了ページ | 121 |
| ISSN | 0471-4008 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68511 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Research Note on Aged Care Services in Melbourne |
| フルテキストURL | bgeou_125_107_110.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 筆者はメルボルン大都市圏にあるホワイトホース市で市役所の福祉担当者や教会が運営するナーシング・ホームを訪問し,高齢者へのケア・サービスや介護サービスに関しての聞き取り調査や資料収集をおこなった。本稿では,その聞き取り調査や収集した資料にもとづいて,同市におけるケア・サービスと介護サービスの現状を紹介した。 |
| キーワード | キメルボルン 高齢者 ケア・サービス 介護サービス |
| 出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
| 発行日 | 2004-03-10 |
| 巻 | 125巻 |
| 開始ページ | 107 |
| 終了ページ | 110 |
| ISSN | 0471-4008 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68504 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Proposals for Supporting Children’s Adaptation in School Mergers and Closures |
| フルテキストURL | cted_015_357.pdf |
| 著者 | 池田 祐加| 伊住 継行| |
| 抄録 | 本研究の目的は,学校統廃合に係る文献検索および実態調査を通して,学校統廃合という環境移行が児童に与える影響について検討し,学校統廃合がもたらす環境移行に対する児童の適応支援策について提言することである。まず,学校統廃合に係る文献検索を行った結果,学校統廃合の経験が児童生徒のその後の人間関係形成やストレス反応の増加に影響を与えている可能性が示された。しかし,学校統廃合が児童に与える影響に関する研究は非常に少なく,統廃合の経験が児童に与える心理的影響については十分に解明されていないことがわかった。次に,実態調査として行ったインタビューにおいて,学校統廃合が児童にとって大きなストレス要因となる可能性があることがわかった。これらの現状を踏まえて,学校統廃合が児童に与える影響を和らげるため,特別活動を中心として,個人・学級・学年・学校レベルでの具体的な取組を提案した。 |
| キーワード | 学校統廃合 (School Consolidation) 児童 (Children) 人間関係形成 (Relationship Building) ストレス (Stress) 特別活動 (Special Activities) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 357 |
| 終了ページ | 371 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68503 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Research Trends on Educational Needs and Support of Children with Cancer |
| フルテキストURL | cted_015_341.pdf |
| 著者 | 陳 依文| 吉利 宗久| |
| 抄録 | 本研究は、小児がん患児の教育的支援に関する研究の動向を明らかにし、今後の課題とその解決策を提起することを目的とした。「学習」、「自己管理」、「対人」、「心理」、「連携」の5つの視点から分析を行った。学習支援について、治療に伴う学習の遅れや集中力の低下に対し、個別の教育支援計画や体験的な学習、および遠隔教育の実施に期待されていた。自己管理支援では、患児が自身の病状や治療による副作用を理解し、自立的に管理できる能力を育成することが求められていた。対人支援について、患児の長期入院により、友人関係の構築が困難になり、入院中や復学後のコミュニケーションの支援が重要であることが確認された。心理支援においては、周囲への効果的ながん教育や大学生ボランティアによる支援が、患児の心理的安定を促すことが示された。最後に、学校と医療機関、保護者の連携不足が指摘されており、連携ツールの開発が求められている。 |
| キーワード | 小児がん (child hood cancer) 慢性疾患 (chronic illness) 教育的ニーズ (educational needs) 研究動向 (research trends) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 341 |
| 終了ページ | 355 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68502 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Recommendations on how to View STEAM Education in General Education and Development of Classes and Teacher Training –Through the Enrichment of Integrated Inquiry Time– |
| フルテキストURL | cted_015_325.pdf |
| 著者 | 江原 光夫| 稲田 佳彦| |
| 抄録 | 本実践報告では,普通科における STEAM 教育の捉え方を提言し,具体的な授業実践や教員研修を提案する。先行研究等で議論されている STEAM 教育の概念等から,STEAM 教育の根幹は創造性を涵養・刺激・発揮する教育であると捉え,STEAM 教育と最も親和性が高い総合的な探究の時間で授業実践を行った。取り組みの効果については,成果物の分析やヒアリング調査等を通して検証し,探究を自分事にできていることが示唆された。また,生徒が創造性を涵養・刺激・発揮する場面は,各教科等の授業内でも実現できると考え,「楽しく深まる授業」をテーマにした教員研修の開発を行った。この研修では授業開発を教員のチーム探究と捉え,総合的な探究の時間で生徒が取り組むワーク等も活用した。総合的な探究の時間を受けた経験のない教員が探究活動のプロセスを経験し,探究の楽しさやワクワク感を実感できることも狙っている。主体的で活発な全校研修が実現し,教員が探究的に授業創りを進めることのできる研修の仕掛けを見出すことができた。 |
| キーワード | STEAM 教育 (STEAM education) 創造性 (creativity) 総合的な探究の時間 (integrated inquiry time) 普通科 (general education) 教員研修 (teacher training) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 325 |
| 終了ページ | 339 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68501 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | An Attempt at International Understanding Education Incorporating Letter Exchange Activities between Japanese and Chinese High School Students: Through Development of a Civics Unit Plan on International Issues |
| フルテキストURL | cted_015_313.pdf |
| 著者 | 別木 萌果| 周 星星| 桑原 敏典| |
| 抄録 | 本研究は,日本と中国の高校生が地球規模の国際的課題について考えを共有するために,手紙を交換する学習活動を通して相互理解を深め,国際社会の一員としての自覚を持つようになることを目指した授業の開発・実践の成果を報告するものである。実践を通して,交流活動は生徒にとって次のような意義があることが明らかになった。第ーは,外国人との初めての一対一の交流であったということである。直接会わない形であったとしても,今回の授業を受けた多くの生徒にとっては他の国の人と関わる初めての経験であった。第二は,他国の文化や学校への関心を持つきっかけとなったことである。第三は,気候変動問題に対してグローバルな視点で考えるきっかけを与えられたということである。 |
| キーワード | 国際理解教育 (international understanding education) 公民科 (civics) 単元開発 (unit development) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 313 |
| 終了ページ | 324 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68500 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Exploring Home Learning That Bridges Lessons to Foster Autonomous and Self-Directed Learning |
| フルテキストURL | cted_015_297.pdf |
| 著者 | 田中 純子| 三沢 良| |
| 抄録 | 生徒が自ら学習を進めていく力を身に付けるには,授業内だけでなく,家庭など授業外の場での学習経験を積む必要がある。つまり,学習は授業内だけで完結するのではなく,広範な活動を通して成立する。本研究では,公立中学校の第2学年を対象に授業と家庭学習を連携させる実践を行い,生徒の「主体的・自律的な学び」を萌芽させることを目指した。教師が学習方略や目標設定の重要性を伝え,メタ認知を促すことで,生徒は自己調整学習のサイクルを意識し,自分なりの学習方略を探求するようになった。また,家庭学習で授業につながる課題に取り組むことで,授業への主体的な参加と,授業外で自律的に学ぶ意欲が促されることも示唆された。 |
| キーワード | 授業と家庭学習の連携 (coordination between classroom and home learning) 自己調整学習 (self-regulated learning) 宿題 (homework) 授業改善 (lesson improvement) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 297 |
| 終了ページ | 311 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68497 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Development Support a Child with Autism to Acquisition of Intersubjective Communication: Through the Environmental Setting of Play with Shared Positive Emotions |
| フルテキストURL | cted_015_281.pdf |
| 著者 | 角原 佳介| 伴 真里奈| 丹治 敬之| |
| 抄録 | 自閉スペクトラム症児は,相互伝達行為の獲得に遅れがあることが指摘されている。本研究では,自閉スペクトラム症の診断のある知的障害特別支援学校小学部1年生男児を対象に,相互伝達行為の獲得を目指して,遊びを中心とした指導を行った。その結果,対象児の遊びが「感覚運動的遊び」「機能的遊び」から「象徴的遊び」「社会的遊び」へと移行するに伴い,相互伝達行為が見られるようになった。また,教師による働き掛けへの応答も見られるようになり,ポジティブな情動の共有が生み出されやすい遊びの環境設定が,相互伝達行為の獲得において効果的であったことが示唆された。遊び環境については,1)魅力的な玩具,2)魅力的な玩具を介した教師との遊び,3)対象児の遊びの発達段階に応じた介入,4)情動の共有を促す共感的関わりの4点が相互伝達行為の獲得を促した可能性が考えられた。 |
| キーワード | 自閉スペクトラム症 (a Child with Autism) 相互伝達行為 (Intersubjective Communication) 情動の共有 (effective sharing) 遊びの環境設定 (Setting of Play) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 281 |
| 終了ページ | 295 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68496 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Examination of Practical Cases of Career Education to Promote Self-Understanding in Elementary School Students: Utilizing Character Strengths Intervention |
| フルテキストURL | cted_015_267.pdf |
| 著者 | 吉川 伸二| 磯田 浩平| 伊住 継行| |
| 抄録 | 本研究では,公立小学校4年生を対象に,キャリア教育における自己理解能力の育成を目的とし,ポジティブ心理学に基づく性格特性的強み介入 (Character Strengths Intervention:CSI) と将来の夢についての学習を関連付けた学級活動 (3) の授業を行った。本実践を通して,児童は自分の強みを理解し,それを将来に活かそうとする意識が高まるとともに,互いの強みを認め合う活動によって児童同士の関係性の構築が促進された。一方で,学校全体でのキャリア教育の系統性と発展性の検討,強みの活用が難しい児童への個別支援の必要性が今後の課題として指摘された。 |
| キーワード | キャリア教育 (Career Education) 自己理解 (Self-awareness) 性格特性的強み (Character Strengths) 学級活動 (3) (Classroom Activities (3)) 児童 (Children) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 267 |
| 終了ページ | 279 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68495 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Bridging the Gap: Outcomes and Challenges of a Collaborative Start Curriculum for Seamless Transition to Elementary School |
| フルテキストURL | cted_015_251.pdf |
| 著者 | 大倉 尚志| 松井 紀子| 伊住 継行| |
| 抄録 | 本実践では,5歳児から小学1年生の「架け橋期」の滑らかな移行に焦点を当てたスタートカリキュラム共同編成プロジェクトを立ち上げ,幼稚園と小学校の教員が集まって5回の話合いを行った。本プロジェクトを評価するために,参加者に話合いの振返りを書いてもらい,その内容を検討した。成果として,①スクリーニングシートを使って,「気になる」子供を抽出し,見取りの違いを可視化することで,相互の子供観について共通理解を図ることができた。②幼稚園と小学校,双方の教員が互いの子供観・教育観の違いを理解し,歩み寄ろうとする姿勢や校種間の接続をより滑らかにしようとする意識の向上が確認された。一方,課題として,スタートカリキュラムの柔軟な運用や小学校教育における子供主体の教育の実現を妨げる教育課程の過積載状態の問題が指摘された。 |
| キーワード | 架け橋プログラム (Bridge Program) スタートカリキュラム (Start Curriculum) スクリーニングシート (Screening Sheet) カリキュラム・オーバーロード (Curriculum Overload) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 251 |
| 終了ページ | 265 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/68494 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practical Research on Nurturing the Next Generation of Classical Japanese Instrument Music That Connects the Local and the Global Community (1): Analysis of External Evaluations of the “Okayama International Classical Japanese Instruments Student Festival” |
| フルテキストURL | cted_015_235.pdf |
| 著者 | 早川 倫子| 山路 みほ| 髙須 裕美| 別府 祐子| 樋口 亜希| 中村 愛| 清水 尚子| 花草 容子| 竹下 則子| 三好 啓子| 土佐 千紘| |
| 抄録 | 本稿では,「和楽器音楽及び教育の拠点づくりの実践研究」の一環として開催した「おかやま国際和楽器学生フェスティバル」の取り組みについて,その概要を報告するとともに,外的評価として「おかやま国際和楽器学生フェスティバルコンサート」終演後に実施した一般来場者対象の質問紙調査及びフェスティバルを参観した岡山県内の学校関係者対象の質問紙調査を取り上げ,意義と課題について検討した。 その結果,第一に音楽を通じた世代間や国際交流の喜びを感じ,和楽器の伝承と教育の重要性を強く意識する機会となったこと,第二に,和楽器が様々な国籍・年齢の学生に受容されていることを,来場者が客観視することで,自文化の価値の再認識につながったこと,第三に,フェスティバル全体としては,ワークショップが充実しており,様々な国籍・年齢の学生が同じステージで演奏する姿に対する評価が得られた点が明らかとなった。 |
| キーワード | 和楽器音楽 (Classical Japanese instrument) 教育 (education) 次世代育成 (nurturing the next generation) グローカル (glocal) 質問紙調査 (questionnaire survey) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2025-03-28 |
| 巻 | 15巻 |
| 開始ページ | 235 |
| 終了ページ | 249 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2025 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |