
| ID | 28 |
| Eprint ID | 28
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| フルテキストURL | |
| タイトル(別表記) | Physiological and Chemical Studies on the Growth of Crops grew on the Polder Soils : I. Effects of the Fertilization to Rice Plants grew on the Halogentic Polder Soils
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| 著者 |
下瀨 昇
岡山大学
池宗 勝三郎
岡山大学
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| 抄録 | 干拓年次の新しい児島湾干拓地圃場に於て,窒素肥料の種類,施肥量及び施肥法をかえて水稻栽培を行い,収穫物中二三の要素分析を行つた.得られた結果は次の如きものであつた. 1.土壌中に於ける塩素含有量は表土に於て約0.12%で,それに伴つて水稻体内に於ける含有率は極めて高く,茎葉中に於ては1%内外を示したが,生育には特別の支障は認められなかつた. 2.窒素施用による肥効は明らかに認められ,又収量,体内窒素含有率共に施用窒素量に比例して増加する傾向を示した. 3.慣行施肥区と分施区,及び硫安区と尿素区との間に優劣は認められなかつた. 4.穀実中と茎葉中に於ける窒素含有率の比が標準区に比して小なる事実より,体内に含有された高濃度塩分によつてその移行が妨げられたのではなからうかと推論した. 5.茎葉中及び穀実中に於ける全燐酸を分析した結果,特別の差異は認められなかつた. 6.以上の結果より干拓初期の塩成干拓地土壌に於ては水稲栽培に多重の窒素肥料を必要とすることを認めた。
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| 発行日 | 1953
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| 出版物タイトル |
岡山大学農学部学術報告
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| 出版物タイトル(別表記) | Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
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| 巻 | 3巻
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| 号 | 1号
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| 出版者 | 岡山大学農学部
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| 出版者(別表記) | Faculty of Agriculture, Okayama University
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| 開始ページ | 22
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| 終了ページ | 30
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| ISSN | 0474-0254
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| NCID | AN00033029
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| 資料タイプ |
紀要論文
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| 言語 |
日本語
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| 論文のバージョン | publisher
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| 査読 |
無し
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| Eprints Journal Name | srfa
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