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検索結果 9333 件

JaLCDOI 10.18926/11018
フルテキストURL 23_0047_0061.pdf
著者 小野 尚美|
抄録 学校給食は児童・生徒を対象に教育の一環として実施されるようになり50年近くが経過した。現在、小学校では対象児童の99.4%にあたる718万人が、中学校では対象生徒の82.5%にあたる309万人が学校給食を受けており、学校給食が子どもたちの食生活の一部として定着した感がある。その一方で、埼玉県北葛飾郡鷲宮町議会では、「戦後60年を経た現在、学校給食はこの間十分その役割を果たし、見直しの時期に来ているものと判断する」(決議文より)として2005(平成17)年9月、「学校給食に弁当の日を設けることについて」という決議案が出され、それに対して反発した保護者たちが約7,000人の反対署名を議会と町教育委員会に提出したものの、賛成10、反対8で否決され、2006(平成18)年4月より「弁当の日」が設けられ、実施されるに至った。学校給食法が公布された時代とは食環境が大きく様変わりした現在において、学校給食が持つ使命を果たすために、「学校給食実施基準」第2条「学校給食は、当該学校に在学するすべての児童又は生徒に対し実施されるものとする」の見直しが必要であるのかどうか、検討する。
キーワード 校給食実施基準第二条 学校給食の法的な位置づけ
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2007-03
23巻
1号
開始ページ 47
終了ページ 61
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314031
JaLCDOI 10.18926/11017
フルテキストURL 23_0031_0045.pdf
著者 橋村 直樹|
抄録 ギリシア北部、マケドニア地方のヴェリアにある救世主キリスト復活聖堂(以下、キリスト聖堂と略す)は、14世紀初頭に建てられた単廊式のバシリカ小聖堂で、内部に画家カリエルギスによる創建当初からのフレスコを有する。身廊の壁面は三段の帯状に分割され、上段に新約の諸場面、中断に預言者や四福音書記者、諸聖人の胸像を含むメダイヨン、下段に修道士や軍人聖人などの全身像が描かれる。また、東壁のアブシスのコンクに立像の聖母子と二天使、コンク下部に四人の教父が配される。東壁最上段の破風状区画には「インマヌエルのキリスト」のメダイヨンを支える二天使と、旧約の王ダヴィデとソロモンが表され、正対する西壁の破風状区画にはどっしりとした体躯のヨアキムとアンナが描かれる。筆者は現在、このような装飾プログラムを有するキリスト聖堂の壁画について、特に中断のメダイヨンにおいて巻物を広げて左右を仰ぎ見る旧約の預言者像に注目して考察を進めているが、その描かれ方や構図上の特徴を明らかにするには、その前に、広くビザンティン聖堂一般において旧約の預言者がどのように表されているのかを把握しておかなければならない。
キーワード ビザンティン聖堂 預言者像
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2007-03
23巻
1号
開始ページ 31
終了ページ 45
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313452
JaLCDOI 10.18926/11015
フルテキストURL 23_0017_0030.pdf
著者 町田 余理子|
抄録 動産売買先取特権に基づく物上代位の目的債権が譲渡され、その債権譲渡に対抗要件が整えられた後であっても、動産売買先取特権者はその物上代位を行使できるのか。動産売買先取特権に基づく物上代位は、昭和50年代頃から、信用売買における売主の売買代金債権の回収の実務において頻繁に利用されるようになった。それを反映して、最一小判昭和59年2月2日(民集38巻3号431頁。以下、「昭和59年最判」という)、最二小判昭和60年7月19日(民集39巻5号1326頁。以下、「昭和60年最判」という)、最一小判昭和62年4月2日(判例時報1248号61頁)、最三小判平成5年3月30日(民集47巻4号3300頁)、および、最三小判平成17年2月22日(民集59巻2号314頁。以下、「平成17年最判という)、の5つの最高裁判例がある。
キーワード 動産売買先取特権 物上代位
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2007-03
23巻
1号
開始ページ 17
終了ページ 30
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314007
著者 岡本 五郎| 廖 康| 伏見 拓也| 平野 健|
発行日 2001-02
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
90巻
1号
資料タイプ 紀要論文
JaLCDOI 10.18926/11013
タイトル(別表記) Interrelation Between Acceptance of Fortunetelling Information and Belief
フルテキストURL 23_0001_0015.pdf
著者 福田 茉莉|
抄録 今や占い情報は、朝の情報番組やインターネットなどで容易に取得できる。多くの女性誌が占い情報を掲載し、インターネットでも占いサイトが充実している。占い師の出版する書籍がベストセラーになり、女性雑誌は占い特集号として刊行するとその売上が伸びる(種田、1998)。占いは産業として成り立ち、その市場規模は1兆円産業といわれる(「AERA 2003.11.3」)。1998年にNHK放送文化研究所が全国の16歳以上の男女を対象に実子した意識調査では、全対象者の23%が慣習的に占いをし、おみくじをひくと回答している。各年齢層の区分によれば、16~29歳の間で対象者の43%が占いを慣習的に実施しており、年齢を増すごとに減少傾向にある。石川(1989)では大学生の約77%が本や雑誌の占い記事を「よくみる」、「時々みる」と回答しており、田丸・今井(1989)でも、対象者となった高校生の約30%が占いを「よくする」、「時々する」と回答している。学生を対象にした両調査では、占いの必要性についても調査しており、大学生の約38%(石川、1989)、高校生の約46%(田丸・今井、1989)が占いは世の中や現代に必要であると回答していることが紹介されている。これらのことから、占い情報はなんらかの理由で人々に取得されており、さらに人々が占いを必要としていると考えられる。
キーワード 占い 受容 信用度
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2007-03
23巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 15
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313403
著者 木村 吉伸| 鈴木 将史|
発行日 2001-02
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
90巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 北垣 順大| 牛川 希望| 岩田 徹| 大滝 英治|
発行日 2003-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
24巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 酒井 富美子| 山奥 隆| 吉野 熙道| 黒田 俊郎|
発行日 2003-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
24巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 楊 冬梅| 岩田 徹| 三浦 健志|
発行日 2003-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
25巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 岸田 芳朗| 陳 少峰| 陳 亮| 張 培華| 丘 栄偉|
発行日 2006-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
28巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 山奥 隆| 酒井 富美子| 吉野 熙道| 黒田 俊郎| 及川 卓郎|
発行日 2006-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
28巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 松本 幸実| 野久保 隆| 川畑 昭洋| 岸田 芳朗| 富山 雅光| 及川 卓郎|
発行日 2006-12
出版物タイトル 岡山大学農学部センター報告
28巻
1号
資料タイプ 紀要論文
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11005
タイトル(別表記) On Culture Elements Which Should be Taken up in Education for Cross-Cultural Understanding
フルテキストURL 134_0129_0139.pdf
著者 瀬田 幸人|
抄録 異文化理解教育を国際理解教育の重要な一分野と位置づけ、小学校、中学校、高等学校における異文化理解教育に焦点を当てて論じる。文化の定義や文化の分類についての議論から始め、異文化理解教育の実践に必要な文化要素とは何かについて考察し、目に見える外面的文化要素と目に見えない内面的文化要素の両方に関して、具体的に文化要素を提案する。さらに、内面的文化要素の選択に関連して、日本人の大学生54名と英語母語話者3名にそれぞれアンケート用紙による調査、インタビューによるアンケート調査を実施して、調査結果について簡単な分析を試みている。
キーワード 文化要素 異文化理解教育 価値観・価値指向
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 129
終了ページ 139
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313510
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11004
タイトル(別表記) Lexical Features of Richardson's Pamela: With Special Reference to Word-Formation
フルテキストURL 134_0119_0128.pdf
著者 脇本 恭子|
抄録 Samuel Richardson played an important role in the early history of British vovels. He described women's inner feelings in epistolary form with such vividness and delicacy as was never practiced by any of his predecessors. In examinig Richardson's style of his epistolary novels, therefore, we should not pass over his skillful use of emotional words. Actually, the lexical features serve as an essential constituent to make his works more interesting and appealing; for his "most characteristic linguistic innovation was in vocabulary," as Ian Wattaptly suggests in his The Rise of the Novel. The present paper aims at analyzing the lexical features in Richardson's Pamela mainly from the perspective of 'word-formation.' Various compound words in the novel, along with their derivatives, are discussed in comparison with those found in its contemporary literary works.
キーワード 語形成 Richardson 合成語 派生語 18世紀
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 119
終了ページ 128
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313388
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11003
フルテキストURL 134_0113_0118.pdf
著者 福永 信哲|
抄録 we look closely at George Eliot's essays and book reviews, it dawns upon us that biblical criticism was one of the few central concerns she held consistently over her years of essay and review writing. Already in 1851 she exhibited a formidable knowledge of the critical study of the Bible as we see its best fruit in the reviews entitled "R.W.Marckay's The Progress of Christendom." These are powerful enough testimonies to make us realize that her historical study of the Bible was a mirror in which her path of self-discovery had been reflected. Naturally enough we can see in them Marian's (earlier George Eliot's) mature thoughts on religion and science. And these, as some of the major critics of the age agree, represent the voice of the nineteenth century.
キーワード biblical criticism natural history accommodation theory Scriptural history Feuerbach
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 113
終了ページ 118
ISSN 0471-4008
言語 英語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313786
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11002
タイトル(別表記) The Similarity of the Gelation by Sodium Carbonate and Plant Ash-extracts in the Physical Properties of Imo-Konjac
フルテキストURL 134_0105_0111.pdf
著者 笠井 八重子| 山際 あゆみ| 大野 婦美子|
抄録 こんにゃくの伝統的製造法において、凝固剤に草木灰の「灰汁」を利用してきた。その代替として、農家では「炭酸ナトリウム」が利用される。今日、一般に利用されている「水酸化カルシウム」が何故用いられないかについて、こんにゃくの物性特性に及ぼうす影響を、とくに、「のり」のゲル化特性と「飛粉」との関わりを中心に検討し、考察した。凝固剤「炭酸ナトリウム」は、芋こんにゃく特有の表面のやわらかい弾力と粘性と硬さを有する物性を形成し、この特性は、とくに「飛粉」が混在する場合において顕著に発現することが明らかになった。それは凝固剤「灰汁」のゲル化特性と極めて類似していた。また、「灰汁」は使用する濃度によって、物性特性が大きく影響されないが、「炭酸ナトリウム」においても同様の特性を示し、いわゆる、「のり」の状態によって凝固剤使用量を加減することが可能な、使いやすさの利点が「灰汁」と類似していることも明らかになった。このような特徴は、「水酸化カルシウム」を凝固剤とした場合、「飛粉」混在で物性が低下し、使用濃度によっても影響されるなど、「炭酸ナトリウム」「灰汁」と異なる挙動を示すことが明らかになった。また、「のり」の物性についての検討からも、こんにゃくに及ぼす影響に反映していることが認められた。凝固剤のゲル化の形成と特性にpH以外の要因として、「飛粉」が重要な作用を果たしていることが示唆された。
キーワード こんにゃく 凝固剤 物理的性質 「灰汁」 伝統的製造法
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 105
終了ページ 111
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313795
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11001
フルテキストURL 134_0093_0104.pdf
著者 佐藤 園| 原田 省吾|
抄録 長崎春榮氏が実践した「小合科学習(家事)」の「食物の目的」では、当時使用されていた教科書の記述内容に沿ったカリキュラムを組織し、それを木下の「学習法」の理論で実践していたが、そこで子どもが獲得した知識のレベルは低いものであった。一方、鶴居滋一氏が実践した「小合科学習(地理)」の「中国地方」では、長崎氏と同じく、当時の地理科の教科書の記述内容に沿って授業を構成し、それを木下の「学習法」の理論で実践していたが、教師が計画した内容をほぼ完全に子どもに獲得させることができていた。この違いは、カリキュラムの質の差と教師の力量に起因していると考えられた。
キーワード 「子ども」と「科学」の統合 家庭科 小合科学習 奈良女高師附小
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 93
終了ページ 104
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313798
JaLCDOI 10.18926/bgeou/11000
タイトル(別表記) Nutritional Status and Competitive Ability in Wheelechair Basketball Players
フルテキストURL 134_0085_0091.pdf
著者 三浦 孝仁| 松井 久美子| 片山 敬子| 越智 英輔|
抄録 本研究では、障害者スポーツの中でも最も人気が高く、競技人口の多い競技のうちの1つである車椅子バスケットボール選手を対象にアンケート調査を実施し、競技力向上の手がかりと食生活に関する調査を行い、障害者スポーツ選手のサポート・食生活のあり方について検討することを目的とした。その結果、1)車椅子バスケットボール実施者、競技水準が上がるにつれて年齢は下がっている傾向がみられた、2)車椅子バスケットボール実施理由を「競技志向」、「健康志向」、「きっかけづくり」と3因子に分類したとき「競技志向」と競技水準には有意な相関がみられた、3)「栄養・食生活に関するサポート」と競技水準とについて有意な相関がみられ、競技水準の高いものが栄養・食生活に関する意識が高い傾向がみられた。
キーワード 車椅子バスケットボール アンケート 食生活
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 85
終了ページ 91
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314050
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10999
タイトル(別表記) Characteristics of Physical Fitness and Motor Ability in Obese and Lean Child classified by Combining Somatotype, and Body Composition in Adolescence
フルテキストURL 134_0075_0084.pdf
著者 足立 稔| 安東 良| 前田 潔|
抄録 The purpose of this study was to clarify physical fitness(PF) characteristics of obese and lean adolescent classified by combining somatotype, and body composition. Somatotype were measured by obesity index from weight and height measurement. Body composition given as percentage body fat was calculated by measuring skinfold thickness. The measurement of PF consisted of 12 tests. In addition, comparison were made in each somatotype group between the high percentage body fat group and the normal group. PF were lower in overweight or underweight group than in normalweight group. At overweight and normalweight groups, the high percentage body fat group attained scored lower in most PF test items. However, at underweight group, normal percentage body fat group attained scored lower in 6-7 items.
キーワード 中学生 形態 体脂肪率 体力
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 75
終了ページ 84
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40015483758
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10998
タイトル(別表記) Safety Education in Elementary School Science : How Laboratory Safety is Dealt with in Curriculum Guidelines and Science Textbooks
フルテキストURL 134_0059_0073.pdf
著者 柿原 聖治| 高原 芳明|
抄録 小学校理科における安全学習は、どのように扱われているのだろう。本研究ではその一端を明らかにするために、学習指導要領及び教科書の、安全学習に関する記述の調査と分析を行った。その結果、学習指導要領では、「安全」は教科の目標や内容には位置づけられていないことが分かった。また、教科書では、実験器具の適切な使用方法についての「指示」や危険を回避するための「禁止」を文意とする記述が、全体の8割近くを占めることが分かった。これらの結果をもとに、現状の小学校理科における安全学習に潜む問題の可能性を指摘するとともに、新たな視点に基づく安全指導の在り方を考察する。
キーワード 小学校理科 安全学習 実験 教科書
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2007-03-15
134巻
開始ページ 59
終了ページ 73
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311320