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ID 913
Eprint ID
913
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Recommended Rate of Nitrogen Application for Poinsettia
著者
景山 詳弘 岡山大学
美馬 義卓 徳島県庁
大槻 和史 大塚化学株式会社
小西 国義 岡山大学
抄録
ポインセチア`GutbierV-10Amy'の窒素吸収特性を明らかにし,生長量と窒素吸収量の関連を解析した.その結果を基礎として,栽培期間を通しての生長曲線と総窒素吸収量から,窒素施肥基準曲線を作成し,さらにこの曲線の検証栽培を行なった. 1.水耕したポインセチアは,培養液の窒素濃度が200ppmから0に近い非常に低い濃度の範囲において,同じように生長し,窒素吸収量にも差がなかった.そして,窒素吸収量は生長量に比例した. 2.短日開始日を同じとして,摘心から短日開始までの日数を30日,15日および0日とした3タイプの栽培において,継時的に生体重を測定して生長曲線を作成した.また,これらの植物の1株当たりの総窒素吸収量は,30日区で604.4mg,15日区で336.2mg,0日区で50.5mgであった. 3.上の結果に基づき,肥料利用効率を80%として栽培タイプ別の窒素施肥基準曲線を作成した(Fig.6).そして.摘心から短日開始までの期間を15日と0日とした2タイプについて,液肥用粉末肥料(N15-P2058-K2017,微量要素入りを用いて,この基準曲線に沿って5日毎に施肥しながら栽培したところ,Fig.7に示したような良品質のポインセチアを生産することができた。
キーワード
ポインセチア
窒素施肥基準曲線
発行日
1993
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
82巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
31
終了ページ
39
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa