
| ID | 164 |
| Eprint ID | 164
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| フルテキストURL | |
| タイトル(別表記) | Studies on the Chemical Composition and Quality of Silage : VI. On the Inorganic Matter Content and Quality(1)
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| 著者 |
須藤 浩
岡山大学
内田 仙二
岡山大学
清水 仁英
岡山大学
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| 抄録 | エンシレージの品質と,無機成分含量との関係を知るために,エンシレージ49点(青刈トウモロコシ15点,レンゲ17点,イモヅル17点)を分析して,pH価と無機成分(粗灰分・カルシウム・リン)含量との関係を統計的に検討した.研究の結果を要約すると次のようである.1)エンシレージのpH価の平均値はトウモロコシ4.29±0.46,レンゲ4.79±0.56,イモヅル4.22±0.41であった.2)エンシレージの粗灰分含量の平均値は,乾物中,トウモロコシ16.55±3.96%,レンゲ11.71±3.95%,イモヅル14.09±2.48%であった.3)エンシレージの乾物中カルシウム含量は,トウモロコシ0.74±0.24%,レンゲ1.27±0.29%,イモヅル1.56±0.54%で,トウモロコシ中の含量とレンゲ中の含量の間,トウモロコシ中の含量とイモヅル中の含量の間に,それぞれ有意差が認められた.4)エンシレージのリン含量では,トウモロコシ0.41±0.28%,レンゲ0.46±0.12%,イモヅル0.46±0.20%で,各エンシレージ間に有意差はなかった.5)エンシレージのpH価と粗灰分含量との相関関係を求めた結果,イモヅルエンシレージのpH価と粗灰分含量との間に有意な正の相関が認められた.6)エンシレージのpH価とカルシウム含量間の相関関係を求めた結果,レンゲエンシレージのpH価と乾物中のカルシウム含量との間に有意な正の相関が認められた.7)エンシレージのpH価とリン含量との間には,イモヅルエンシレージで有意な正の相関が認められた。
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| 発行日 | 1963
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| 出版物タイトル |
岡山大学農学部学術報告
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| 出版物タイトル(別表記) | Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
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| 巻 | 21巻
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| 号 | 1号
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| 出版者 | 岡山大学農学部
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| 出版者(別表記) | Faculty of Agriculture, Okayama University
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| 開始ページ | 49
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| 終了ページ | 57
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| ISSN | 0474-0254
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| NCID | AN00033029
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| 資料タイプ |
紀要論文
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| 言語 |
日本語
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| 論文のバージョン | publisher
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| 査読 |
無し
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| Eprints Journal Name | srfa
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