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ID 468
Eprint ID
468
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Studies on Fertilization in Female Mice Isoimmunized with Epididymal Spermatozoa
著者
古川 茂典 岡山大学
内海 恭三 岡山大学
湯原 正高 岡山大学
抄録
抗マウス精子家兎抗血清のマウス精子および卵子の受精におよぼす影響を調べると共に同種精子で免疫された雌マウスの受精能をin vivoおよびin vitroで検索した. マウス精子に対して,家兎で産生させた異種免疫抗血清はマウス精子のin vivoおよびin vitro受精能を有意に低下させた. また,抗精子血清は精子だけではなく卵子の受精能に対しても抑制効果を示した. 同種精子で免疫された雌マウスは十分な精子凝集素価を引き起こし,しかも,その卵子の受精能はin vivoにおいてもin vitroにおいても,有意に低下した. 以上のことから,同種精子で免疫された被免疫雌マウスの卵子細胞に受精阻害要因の存在することが示唆された。
発行日
1977
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
50巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
43
終了ページ
48
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa