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ID 61567
JaLCDOI
Sort Key
9
タイトル(別表記)
The State of Distance Learning that Put Emphasis on Self-reliance Activities at Special Needs School Through a Practice for Children with Health Impairments in the Midst of Pandemic of COVID-19
フルテキストURL
著者
近藤 翔太 岡山大学大学院教育学研究科大学院生
熊谷 愼之輔 岡山大学大学院教育学研究科 Kaken ID publons researchmap
抄録
病弱児に対して取り組んできた本遠隔授業実践を振り返ると,コロナ禍による課題の変化がうかがえた。すなわち,遠隔授業における課題は,「普及」から「授業内容の充実」へと変化し,さらに病弱児が継続した学習ができるような「自立した学びを支援する」ことが新たな課題となっていることがわかった。遠隔学習において学習者に対する自立した学びの支援は,特別支援教育における自立活動を促すことにつながることも示唆された。そのため,病弱児の遠隔授業においては,自立活動を重視した支援を行うことが重要といえる。具体的には,子どもと教師が一緒に遠隔学習の計画を立てたり,子ども自身が学習進度の自己評価を行ったりするなど,子どもが主体的に自身の学習をマネジメントすることが肝要である。また,病弱児の学びの環境を整備するためにも,特別支援教育コーディネーターと協働しながら関係機関と連携をとっていく必要がある。
キーワード
病弱児 (Children with Health Impairments)
遠隔授業 (Distance Learning)
特別支援教育 (Special Needs Education)
自立活動 (Self-reliance Activities)
出版物タイトル
岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日
2021-03-22
11巻
出版者
岡山大学教師教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
開始ページ
89
終了ページ
99
ISSN
2186-1323
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
著作権者
Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
cted