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ID 52945
JaLCDOI
Sort Key
2
タイトル(別表記)
Tsuchida Kyoson’s Educational Thought and Critcism of Textbook for Moral Education (Shusin)
フルテキストURL
著者
山中 芳和 岡山大学大学院教育学研究科
抄録
 本研究は,西田幾多郎門下の哲学者で近代の可能性を追求した文明批評家といわれる土田 杏村(1891 ~ 1934)の教育観と教育の目的に関する議論を考察し,それとの関連において, 晩年の著作である『道徳改造論』を対象として,昭和初期の修身教科書批判の内実とその特 質を明らかにする事を課題としている。  本稿はその第一報として,杏村の自由大学運動との関わりを考察する事を通して,彼の教 育に関する議論が「人格の自律」に焦点化されており,この考えが道徳論の基底になってい ることを明らかにした。続く第二報では『道徳改造論』を主たる資料として,杏村の修身教 科書批判を考察する予定である。
キーワード
昭和初期
土田杏村
自由大学運動
人格の自律
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2014-11-27
157巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
1
終了ページ
7
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou