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ID 66586
JaLCDOI
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2
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著者
塚本 千秋 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター
抄録
 DV被害者を支援する相談員とのやりとりから生じた「小さな考え」を述べた。DV被害者支援では,相談員が感じる負担は非常に大きい。その理由として,相談内容の壮絶さ,緊急性,被害者による相談の脱価値化などがあげられるが,それ以上に相談構造が無構造化しやすいことを指摘した。無構造化する理由も一つではないが,ここでは被害者が加害者との生活によって「援助を求める話法を壊されている」ことに注目した。よい援助を構築するためには,このような無構造な状態を放置せず,構造化する必要性がある。
備考
特集:私の臨床研究
出版物タイトル
心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日
2004-03-31
2巻
出版者
岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室
開始ページ
13
終了ページ
17
ISSN
2185-5129
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc