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ID 1127
JaLCDOI
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著者
金 文峰 岡山大学
抄録
『徒然草』第十三段には次のような記述がある。ひとり灯の下にて文をひろげて、見ぬ世の人を友とする、こよなう慰むわざなり。文は、文選のあはれなる巻々、自民の文集、老子の言葉、南華の篇。此国の博士どもの書ける物も、いにしへのはあはれなること多かり。ここで兼好は「文」の代表として『文選』『自民文集』(以下本論文においては『文集』とする)『老子』『荘子』の四つの書物を挙げている。本論文では、この四書の中の『文集』に注目し、『徒然草』における『文集』受容の様相を具体的に考察してみたい。
出版物タイトル
岡山大学大学院文化科学研究科紀要
発行日
2001-11
12巻
1号
出版者
岡山大学大学院文化科学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Humanities and Social Sciences, Okayama University
開始ページ
45
終了ページ
58
NCID
AN10487849
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
hss