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ID 880
Eprint ID
880
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タイトル(別表記)
Frequency of Disomic Addition Lines of Agropyron ciliare Chromosomes Obtained in Backcross Generations of an Amphiploid, A, ciliare×Wheat
著者
村松 幹夫 岡山大学
高田 兼則 岡山大学
抄録
アオカモジグサ(Agropyron ciliare,2n=4x=28,SSYY)の1系統,百間川,と六倍性普通コムギ(Triticum aestivum,2n=6x=42,AABBDD)の栽培品種,イナヤマコムギ,との間の複二倍体のコムギ親への2回の戻交配による雑種第一代植物(B2F1)から3個体を選び,その後代においてアオカモジグサ染色体の二染色体添加植物の作出を行い,その出現頻度について研究した.雑種世代に出現する種々の染色体構成の植物のなかで二染色体添加植物の比率は,雑種初期世代では低く,世代の進行とともに高くなったが,親植物の染色体構成によって次代の個体数当りの出現数は大きく異なり,一染色体添加植物(21”+1’)の次代ではきわめて低いが,22”+n1’型の次代では高い頻度であった.また,端部動原体染色体をもつ系統も出現した.さらに,多価染色体が雑種世代をとおしてみられたが,複倍数体の作出当初に生じていた染色体構造変異によると考えられる。
キーワード
コムギ
アオカモジグサ
染色体
二染色体添加植物
発行日
1993
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
81巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
9
終了ページ
18
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa