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ID 573
Eprint ID
573
フルテキストURL
タイトル(別表記)
The Changes of Nitrate Nitrogen in Silage-Making : II. The Influences of Chopping and Lacerating of Forage on the Disappearance of Nitrate Nitrogen during the Storage
著者
内田 仙二 岡山大学
内田 真人 岡山大学
堀米 隆男 岡山大学
抄録
良質で硝酸態窒素消失の高いサイレージの調製法を知るための研究の一環として,サイレージ材料の物理的処理とサイレージの品質ならびに硝酸態窒素の消失との関係について調査した. すなわちイタリアンライグラスならびにソルゴーを材料とし,切断長を変え,または破砕して調製した場合について,そのサイレージの発酵的品質と硝酸態窒素消失との関係がどのようになるかを比較検討した. 本実験の結果の大要は次のようである. 1)イタリアンライグラスサイレージの硝酸態窒素の消失率はソルゴーサイレージのそれに比べ一般に高い値になることが認められた. 2)サイレージの発酵的品質は材料の切断長が細かい区のものの方が良質で,さらにこれを破砕したものが優れる傾向にあった. 3)サイレージの硝酸態窒素の消失率は切断長が細かい区,ならびにさらに破砕した区において,発酵的品質が良質にもかかわらず高くなることが認められた. 4)硝酸態窒素消失率とpH価との間に有意な負の相関が,そして消失率と品質評点ならびに乳酸含蚤量の間に有意な正の相関が両草種サイレージにおいて算出された. 5)本実験より,材料の物理的処理によって良質で硝酸態窒素消失の高いサイレージ調製の可能性が示された。
発行日
1980
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
55巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
1
終了ページ
6
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa