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ID 66632
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3
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著者
塚本 千秋 岡山大学学術研究院社会文化科学領域
抄録
 心理職を志す学生に精神医学を教えることは,自明なことのように思える。しかし,精神医学は世間の人が想像するほど安定した学問ではなく,またその実践としての精神科臨床も,定式化されているとは言えない。これを教育という視点で考えると,教える人間が「学問として流動的」「実践には疑問も多い」などと言えば,すでにこの領域に関心を持っている学生には有益かもしれないが,それほどでもない学生は不安を抱くだろう。「それなら,最低限たしかなことだけ教えればよい」と読者は思うだろうが,それができるなら苦労はしない。本稿では,これまで筆者が実践してきた講義の概要を紹介しながら,筆者の課題意識を検討する。
キーワード
心理職養成
臨床心理士
公認心理師
精神医学教育
備考
試論
出版物タイトル
岡山大学臨床心理学論集 : 岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室紀要
発行日
2022-12-25
20巻
出版者
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
開始ページ
17
終了ページ
21
ISSN
2758-6138
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc