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ID 46230
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Physiological roles of Runx3 in female reproductive organs in mice
著者
土家 由起子 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
佐久間 敦子 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
竹内 栄 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ Kaken ID publons researchmap
高橋 純夫 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ Kaken ID publons researchmap
抄録
Runx3(Runtdomaintranscriptionfactor3)はRunxファミリーに属する転写因子で雌マウスにおいてRunx3 mRNAは, 卵巣や子宮に発現していた。雌のRunx3(-/-)マウスは不妊であった。Runx3(-/-)マウスは卵胞形成異常を起こしており, 無排卵であった。一方で, 排卵能および黄体形成能は有していた。以上より, Runx3は卵胞形成および排卵制御に関与していることを明らかにした。Runx3(-/-)マウスの子宮は萎縮している。子宮内膜上皮細胞では, E2依存性の細胞増殖が起こらなかった。しかし,子宮内膜間質細胞では, E2, P4存在下で正常に細胞増殖が起きた。以上より, Runx3はE2による子宮の細胞増殖に関与していることを明らかにした。
備考
寄稿 (Contributions)
発行日
2011-05
出版物タイトル
岡山実験動物研究会報
出版物タイトル(別表記)
Proceedings of Okayama Association for Laboratory Animal Science
27巻
出版者
岡山実験動物研究会
出版者(別表記)
Okayama Association for Laboratory Animal Science
開始ページ
26
終了ページ
30
資料タイプ
学術雑誌論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
poalas