JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16101 |
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タイトル(別表記) | The Effects of Trait Anxiety on Attentional Disengagement from the Threaten Word |
フルテキストURL | 141_127_133.pdf |
著者 | 上田 紋佳| 寺澤 孝文| |
抄録 | 不安障害における自動的処理を検討する研究において,注意バイアスが不安を維持し,また,不安障害を進行させることが指摘されている。近年の研究では,高不安者は脅威刺激から注意を解放することに問題があることが明らかにされている。そこで,本研究では情動空間的手がかりパラダイム(Fox, Russo, Bowels, & Dutton,2001)を用いて,脅威語からの注意の解放に特性不安の高低が及ぼす影響について検討した。課題では,画面中央に手がかり刺激(ネガティブ語,ポジティブ語,ニュートラル語)が提示された後,刺激の周辺に提示されるターゲット刺激を判断することが要求された。その結果,高不安者は低不安者よりも反応時間が全体的に長かった。 |
キーワード | 特性不安 注意バイアス 注意の解放 情動空間的手がかりパラダイム |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-06-25 |
巻 | 141巻 |
開始ページ | 127 |
終了ページ | 133 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306567 |
JaLCDOI | 10.18926/14405 |
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タイトル(別表記) | Long lasting effects of auditory learning of random melodies : A preliminary research for educational application |
フルテキストURL | 008_081_088.pdf |
著者 | 上田 紋佳| 寺澤 孝文| |
抄録 | 近年、間接再認手続きを用いた研究において、無作為に作成されたメロディの潜在記憶が数ヶ月間保持されることが報告されている。本研究では大学生を対象に、集団実験によってこの現象の再現性を検討することに加えて、自らの成績に潜在記憶の影響が現れる実験を体験することによって、参加者の学習の意識が変化するか否かを検討した。その結果、メロディの潜在記憶が得られ、再現性が確認された。また、潜在記憶を体験することによって、わずかな学習に対する意識の変容が見られた。本研究の結果は、本研究手法によって、子どもの学習に対する意識が変容する可能性を示すものである。今後、学校現場で実践することが期待される。 |
キーワード | 間接的再認手続き (indirect recognition procedure) 潜在記憶 (implicit memory) 学習意識 (attitudes toward study) メタ記憶 (metamemory) メロディ (melody) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2008-03-10 |
巻 | 8巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 81 |
終了ページ | 88 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002308461 |