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ID 63307
JaLCDOI
Sort Key
15
タイトル(別表記)
Experts’ Instruction in Music Class: The Meaning of “Words” in Each Instruction Scene
フルテキストURL
著者
小川 容子 岡山大学大学院教育学研究科芸術教育学系 Kaken ID researchmap
早川 倫子 岡山大学大学院教育学研究科 Kaken ID researchmap
抄録
本研究は,音楽の達人教師たちがどのような指導言を使って指導を行っているのか,ソプラノリコーダーによる3つの指導場面(導入,合奏,個人評価)をとりあげ,それぞれの場面で扱われている教師の「ことば」について詳細に検討したものである。導入場面では,絶妙なタイミングでタンキングに関する指示がなされていること,あわせて姿勢,リコーダーの構え方,舌の使い方,吹き込む息の量,息の出し方など複数の要素に関する「ことば」が使われていることが明らかとなった(調査1)。合奏場面では友達の音を聴いたり,クラス全体で音色を作り上げたりする際に,子どもたちがイメージしやすい「ことば」が使われていることが明らかとなった(調査2)。個人評価の場面では,達人教師が実際の指導で重視している内容や理想とする演奏が明らかとなり,評価者の属性の違いはあるものの,調査1や調査2とほぼ同じ「ことば」が用いられていることが確かめられた(調査3)。
キーワード
達人教師(expert)
指導言(words)
器楽指導(instrumentteaching)
談話分析(discourseanalysis)
ソプラノリコーダー(soprano recorder)
出版物タイトル
岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日
2022-03-30
12巻
出版者
岡山大学教師教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
開始ページ
181
終了ページ
195
ISSN
2186-1323
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
著作権者
Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
cted