このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 66628
JaLCDOI
Sort Key
4
フルテキストURL
著者
山下 明子 NECソリューションイノベータ
上地 雄一郎 岡山大学 Kaken ID
抄録
 幼少期に安定した愛着が形成されなかった子どもは,さまざまな心の問題を抱える可能性がある。しかし,児童期の愛着についての知見はまだ浅く,愛着に問題を抱える子どもに対する適切な支援がなされているとは言い難い。そこで本研究では,BowlbyとAinsworthによる愛着の定義にできるだけ忠実に,児童期の安定型,アンビヴァレント型,回避型の愛着パターンを測定する質問紙尺度を作成することを目的とした。中・四国の小学校5校のうち、5~6年生に作成した質問紙を実施した。その結果、安定型、回避型、アンビヴァレント型の3因子が抽出された。その後の検討で、信頼性・妥当性が確認された。また、5つのクラスターからは、「回避ーアンビヴァレント型」の児童のリスクの高さが示された。
キーワード
愛着
質問紙尺度
児童用愛着パターン尺度
備考
論文
出版物タイトル
岡山大学臨床心理学論集 : 岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室紀要
発行日
2018-12-25
16巻
出版者
岡山大学大学院社会文化科学研究科・心理相談室
開始ページ
37
終了ページ
44
ISSN
2758-6138
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc