このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 49296
JaLCDOI
Sort Key
11
タイトル(別表記)
Kana Transcription of Korean Language in "Nikkan Tsuwa Shokei
フルテキストURL
著者
陳 南津 岡山大学言語教育センター publons
抄録
本稿では開化期の韓国語学習書である『日韓通話捷径J (1903)におけるハングルと仮名表記か ら、当時の韓国語の音声・音韻論的特徴を概観する。r日韓通話捷径』はソウlレ方言を反映し ており、韓国の開化期の教科書や新聞のような文語中心の文献にはあまり現われない当時のソ ウル方言の文語の特徴をよく示している。本書の仮名音注は音声転写の性格が強仁20世紀初 めの韓国語の音韻論的特徴をよく表しており、本稿では、本書の仮名音注を通して当時の韓国 語母音の音声的な特徴を概観する。なお、本書の語棄は現代韓国語の形成過程を明らかにする のに役立つと考えられる。今後、明治期と日本植民地期の他の文献を総合的に考察することで 現代韓国語の形成過程をより明らかにできると期待きれる。
キーワード
韓国語
韓国語学習書
仮名音注
開化期
日韓通話捷径
出版物タイトル
大学教育研究紀要
発行日
2012-12-31
8巻
出版者
岡山大学国際センター, 岡山大学教育開発センター, 岡山大学言語教育センター, 岡山大学キャリア開発センター
出版者(別表記)
International Center, Center for Faculty Development, Language Education Center, Career Development Center Okayama University
開始ページ
143
終了ページ
150
ISSN
1881-5952
NCID
AA12114090
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bhe