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ID 927
Eprint ID
927
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Aromatic Components of Several Table Grapes Produced in Japan
著者
平野 健 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
安原 正幸 岡山大学
岡本 五郎 岡山大学
抄録
生食用の雑種4品種('キャンベル・アーリー','巨峰','竜宝','マスカット・ベーリーA')とV.viniferaの'ネオマスカット'の香気成分を調査した.また,果汁中の揮発性成分をLiquid-liquid extraction法,Solvent extraction法,Head-space analysis法の3種類の方法で抽出し,その結果を比較検討した. 'ネオマスカット'からはV.viniferaの代表的な香気成分であるリナール,α-テルピネオール,シトロネロール,ネロール,ゲラニオールが検出された.とくにゲラニオールが量的に多かった.雑種4品種からは多量の2-フェニルエチルアルコールが検出された.しかしV.labruscaに特徴的に含まれるとされるアントラニル酸メチルは検出されなかった. Liquid-liquid extraction法, Solvent extraction法の2つの抽出方法では,検出成分の種類は変わらなかったが,Solvent extraction法の方が揮発性成分が量的に多く検出された. Head-space analysis 法では得られた揮発性成分が少なく固定もできなかった。
キーワード
香気成分
生食用ブドウ
揮発性成分
発行日
1994
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
83巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
1
終了ページ
7
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa