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ID 9425
JaLCDOI
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著者
平井 安久 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
抄録
小学校1年生のたし算ストラテジーに関して、すでに筆者は同一グループの子どもたちに対して年間を通して3回の調査を実施して、Compositeのレベルと子どもの用いるストラテジーとの関わりなどについて調べてきた(平井1991、1992)。本研究では一般にMemorized factとよばれるところの記憶にもとづいて答える解法について考える。Compositeのレベルの高低に関わらずごく一部の問については結果を既に記憶しているという状態は、既に第1回の調査の時点で多くの子どもたちに見られた現象であった。第3回までの調査においてMemorized Factはどのような意味をもってくるか(あるいはもつべきか)についていくつかの事例をあげながら考察することにする。
キーワード
小学校1年生
Memorized Fact
たし算
出版物タイトル
岡山大学教育学部研究集録
発行日
1992
90巻
1号
出版者
岡山大学教育学部
出版者(別表記)
Faculty of Education, Okayama University
開始ページ
29
終了ページ
37
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou