JaLCDOI | 10.18926/63360 |
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フルテキストURL | biess_6_218_227.pdf |
著者 | 中山 芳一| 德留 宏紀| |
抄録 | 教科学習において生徒たちの非認知能力の向上を目的とした実践を行い、その形成過程の実証を試みた。本稿では理科教育実践に焦点を当てて、授業動画や選択式レベル別演習プリントによる個人の学習選択を基軸とした自立型学習に加えて子どもたちが教師役となることで他者との協働型学習も導入した学習形態で取り組んでいる。この学習形態は、生徒たちの非認知能力を向上させていくために必要となるメタ認知の促進が意図されている。そのため、毎時の授業では非認知能力の行動指標を基に、学びの行動レベルを自らで設定し学習を進めていくこととした。その際、学習時における動機づけ、向上させたい非認知能力に対する意識づけを行い、学習後のリフレクションを継続的に行った。この自立・協働型学習及び継続的なリフレクションによって生徒たちの非認知能力の向上が見られた。 |
キーワード | 非認知能力 メタ認知 自立・協働型学習 リフレクション |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 218 |
終了ページ | 227 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63302 |
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タイトル(別表記) | Practical Research on “Time for Comprehensive Learning” for Building Relationships -Examination from Collaborative Learning in the Revised Course of Study- |
フルテキストURL | cted_012_119.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 改訂学習指導要領(平成29年)を経て,これまでの総合的な学習の時間とは異なり,より一層,「自己の生き方」「人間関係形成」及び,「探究的な見方・考え方」について重視された内容となっている。本稿では,筆者(作田)の初等教育実践事例をもとにし,総合的な学習の時間の目指す意義を探ると共に,総合的・横断的な視点から検討し,持続可能な未来社会にわたり,必要となる資質能力について明らかとした。また,人間関係形成の構築に向け,これからの総合的な学習の時間の果たす役割について理論及び,実践的考察を行い,今後に必要な総合的な学習の時間における課題と展望について示唆した。なお,ESDに掲げる今日的教育課題から,総合的な学習の時間における意義と効果及び,役割について多面的な側面から考察し,「真正な学び」に向けた自己の生き方を考えることのできる,「真の生きる力」に関する教育原理について明らかとした。 |
キーワード | 協働的学び(Collaborative learning) 課題発見と課題解決(Problem finding and problem solving) 人間関係形成(Relationship formation) 真正な学び(Authentic learning) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 133 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/61624 |
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タイトル(別表記) | Development of teaching materials for improving communication skills in Corona disaster |
フルテキストURL | biess_5_296_305.pdf |
著者 | 中山 芳一| 林田 圭| |
抄録 | コロナ禍によって大学のアクティブラーニング型授業は大きな方向転換を余儀なくされた。学生のコミュニケーション力を目指して開講していた岡山大学の教養科目の授業でも、従来の双方向型コミュニケーション実践を軸とした授業内容を大幅に改める必要に迫られた。そこで、コミュニケーション力を下支えするメタ認知力の育成を目的とした、日々の生活のリフレクションを通した考察を行うための教材を開発した。その後、教材を活用した授業を実践し、授業の前後、学生へのアンケート調査を行った結果、本教材を用いた授業を行ったことにより、学生のメタ認知力が向上したことが明らかになった。 |
キーワード | 非認知能力 コミュニケーション力 メタ認知 リフレクション |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2020-12-30 |
巻 | 5巻 |
開始ページ | 296 |
終了ページ | 305 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120007004130 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/61562 |
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タイトル(別表記) | Consideration of educational principles required in the era of rapid change in the future ―From collective learning of problem-solving communicative action― |
フルテキストURL | cted_011_015_029.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 21 世紀の教員養成の課題に向け,変化の激しい時代を生き抜くため,質の高いコミュニ ケーション的行為の在り方を実践し,“真実の学び”を構築する必要がある。そのために本稿では,地域伝統文化継承への参加型教育学習の事例をもとに,課題解決を中心としたコミ ュニケーション的行為の教育原理を多面的な角度から考察し,未来社会に向けた学校教育及び,教員養成課程における「真正な学び」に関する教育原理を明らかとした。 また,地域伝統文化継承の教育実践事例と教育職員養成審議会答申(1999)の内容から,今日の学校教育,教師教育に必要な教育原理を考察し,コルト・ハーヘンらの理論をもとにし,今日の人間力を培うための教員養成と「真正な学び」に向けたコミュニケーション的行為の集団的学びに関する教育方法について示唆した。 |
キーワード | 「タテ」「ヨコ」の繫がり ("Vertical" and "horizontal" Independent) 課題発見と課題解決 (Problem discovery and problem solving) 自己実現 (Self-actualization) 郷土愛に関する道徳性 (Morality about hometown love) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2021-03-22 |
巻 | 11巻 |
開始ページ | 15 |
終了ページ | 29 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/58114 |
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タイトル(別表記) | Consideration of educational principles rooted in multifaceted and multifaceted thinking : From an educational method based on Jena Plan education case |
フルテキストURL | cted_010_001_016.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 思考力・判断力・表現力を重視した学校教育が求められる今日、物事に対する多面的な見方考え方に即した主体的な集団づくりに基づく教育原理の在り方が必要とされる。特に、対話による直接コミュニケ-ション的行為に関する教育方法の充実による、道徳的心情、道徳的判断力に根差した崇高な道徳性の構築、多面的な見方考え方による思考力・判断力・表現力の育成については、子どもたちが将来にわたり、高等教育及び、社会人に向けた重要な教育原理の基礎となる。 上記の点について、集団づくりの根底にある人間関係づくりの構築に向け、オランダにおけるイ エナプラン教育、我が国日本の異年齢教育における教育原理を考察し、対話、アクティブラーニング等のコミュニケーション的行為の充実により、自己肯定感、自己効力感、道徳性等が培われ、理想とする幸福追求に向けた教育原理が構築される旨を示唆した。 |
キーワード | 主体的対話的で深い学び (Independent, interactive and deep learning) 多面的な見方考え方 (Multifaceted perspective) 自己肯定感 (self-affirmation) 幸福追求 (happiness pursuit) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2020-03-20 |
巻 | 10巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 16 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/58045 |
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タイトル(別表記) | Development of self-assessment sheet for Non-cognitive skills |
フルテキストURL | biess_4_186_195.pdf |
著者 | 中山 芳一| 吉澤 英里| |
抄録 | 定量化による測定が困難とされる非認知能力に関して、自己評価による測定を試みるべく、その評価シートの開発を3 つの段階を踏まえて精緻に行った。特に本研究では、非認知能力との親和性が高いキャリア教育に着目して、キャリア教育の一環として正課外活動( 主に校友会クラブ活動)の支援に取り組む岡山大学の学生を予備調査の対象とした。当該学生たちによって予備調査用の質問項目を選定し、仮質問調査のための質問項目を精査した上で、まだ正課外活動に携わる前段階の年度当初の1 学年の学生へ仮質問調査を行った。この仮質問調査の結果を分析して、3 能力群各5 項目、計15 項目の非認知能力に関する自己評価シートを開発することができた。 |
キーワード | 非認知能力 自己評価シート 自己維持・調整能力群 自己変革・向上能力群 他者協調・ 協働能力群 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2019-12-30 |
巻 | 4巻 |
開始ページ | 186 |
終了ページ | 195 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006812110 |
JaLCDOI | 10.18926/56592 |
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タイトル(別表記) | Essay on Pluralistic Self-assessment of Career Education Ⅲ : From the evaluation results of the 2017 school year |
フルテキストURL | biess_3_085_094.pdf |
著者 | 中山 芳一| |
抄録 | 岡山大学で開講しているキャリア教育関連授業科目の中で、2 つの授業科目を選定して2016 年度第 4 学期に多元的自己評価測定を行い、その結果からキャリア教育における教育効果測定には、多元的自己評価が有効であるという検証を試みた。 この多元的自己評価を活用して、2017 年度にも同じ 2 つの授業科目へ同様の教育効果測定に取り組むことができた。そこで、2016 年度と 2017 年度の年度間比較を行い、当該授業科目の教育効果を明らかにするとともに、年度間比較によって見えてきた課題と今後の改善点についても検討した。 その結果、授業科目の基盤となるカリキュラムの確立が安定的な教育効果を生み出すとともに、年度ごとに変化する教育内容及び教育方法、受講生の属性の違いなどがもたらす教育効果の差異を見出すことができ、今後の改善につなげることが可能となった。また、多元的自己評価そのものについても成果と課題について検討した。 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2018-12-30 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 85 |
終了ページ | 94 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006600423 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56543 |
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タイトル(別表記) | Consideration of morality concerning "communication of the heart" : Effects of Presentation Software in Teacher Training Course Effects of Morality on Conversation Students' Conversation Form |
フルテキストURL | cted_009_085_098.pdf |
著者 | 坂本 清美| 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 今日の教員への課題を取り上げ、意思疎通のあるコミュニケーションを導入した教員養成課程の必要性を検討した。なお、大学3年生(男性:10名、女性:15名)を対象として4種類の会話形態を行い、最も意思の疎通を感じ取ることのできるコミュニケーションが推認された。さらに、教職を目指す大学生を対象にして、プレゼンテーションソフトを活用した異コミュニケーションを行い、将来自分たちのえがいている教師像を目標として実施することにより、教員を志としての道徳観を抱くことが明確化された。そして、本研究における結果からこの会話形態により、道徳教育をはじめとする授業等を含めた学校教育活動全体に関わり、意思疎通による道徳性を高める効果が予測された。また、これからの倫理観と道徳観を培うための教員養成課程の在り方について明らかとした。 |
キーワード | 目指す教師像 コミュニケーション 道徳性を深める会話形態 意思の疎通 倫理観と道徳観 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 85 |
終了ページ | 98 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56542 |
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タイトル(別表記) | Study on special activities for creating desirable human relationships : Creating a smiley classroom by enriching active learning |
フルテキストURL | cted_009_069_083.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | いじめ、不登校などをはじめとする諸問題解決に向け、学級づくりの基盤である特別活動の在り方について、児童生徒の「望ましい人間関係づくり」の構築について検討した。この目標を達成するためには、コミュニケーション不足が叫ばれる昨今、関わり合いに根差したアクティブラーニングによる学級づくりを行うことが重要であると考える。 本研究では、過去の筆者(作田)の小学校特別活動における実践をもとにした、アクティブラーニングによる人間関係づくりへの効果について分析した。その結果、「望ましい人間関係づくり」における視点が明らかとなり、これらの取り組みにより、自己肯定感と自尊感情の向上、自己実現へと繋がり、「より善く生きる」ことへの効果が見出された。そして、特別活動における人間関係づくりの距離感や対話方法について、各々にとって最も充実感を得ることができ、認知度を向上させるコミュニケーション行為の方法が明確化された。 |
キーワード | 自己肯定感を高める工夫 望ましい人間関係づくり 自己実現 自尊感情 相手を思う心 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2019-03-20 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 83 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/55803 |
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タイトル(別表記) | Ask for future morality : Pursuing new morality thought from the viewpoint of educational philosophy |
フルテキストURL | cted_008_001_014.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 戦後の近代化と共に進む、非人道的な課題に及ぶ道徳性の著しい衰退により、今日の日本では、真の道徳性について見直す時にきている。本稿では、「道徳性」とはどのようなことなのか、現在の大学生によるアンケート調査をもとに、今日、成人を遂げ、新たに社会に巣立とうとしている大学生の真意を探ると共に、今後の課題と学校教育における道徳教育の在り方について検討した。 その結果、今日の大学生における道徳性と今後の課題が見出され、「生命への尊重」「規範意識」「信頼関係」などが今後の道徳性として重要であることが示唆された。なお、これらの道徳性について、歴史上の思想家(教育哲学者)の理論をもとに検証し、今後の未来に必要な道徳性について明らかとした。 |
キーワード | 戦後の道徳性の意義 (Significance of postwar morality) 生きることへの意味 (meaning to live) 善の生き方 (how to live good) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2018-03-20 |
巻 | 8巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 14 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54928 |
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タイトル(別表記) | Consideration of morality class making considered from the angle of the welfare education in a teacher education course : From a morality analysis about handicapped person's teaching materials-ization |
フルテキストURL | cted_007_031_040.pdf |
著者 | 坂本 清美| 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 本研究では,教職志願者の大学生を対象とし,ハンディキャップをもつ人の生き方から自己を見つめると共に,将来希望する校種における道徳授業づくりについて検討した。授業を検討する際に,福祉教育の観点を視野に入れ指導案を作成し,中心場面,プレゼンテーションソフトの活用等を含め,道徳性を高める授業づくりについて考察した。 研究にあたり,実際に各自で作成した道徳授業づくりを交流することで,福祉教育の視点から考える道徳授業づくりに必要な道徳的価値,道徳性を高める上で重要である中心場面等が明らかとなった。 |
キーワード | ノーマライゼーション (Normalization) 道徳的価値の変容 (Change in the moral value) 福祉と道徳授業づくり (Welfare and morality class making) 全人的道徳教育 (Complete man-like moral education) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2017-03-27 |
巻 | 7巻 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 40 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54925 |
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タイトル(別表記) | Pursuit to the morality about "the connection of the life" which can be put in the present-day social education : Moral education of today's life is considered |
フルテキストURL | cted_007_001_010.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 長谷 博文| 中山 芳一| |
抄録 | 日本国憲法の施行と民主化に伴い,戦後の日本における学校教育において道徳教育の在り方も大きく変容した。しかし,親子関係,人間関係が原因とする学生たちの自死,不登校,いじめ,非行等の諸問題が後を絶たない。これらを解決するため,戦後の諸問題増加の背景にある今日の社会全般の道徳教育の在り方について検討した。諸問題に関わる大きな要因としては,大学生による「道徳性」におけるアンケート調査結果から「祖先を敬う」ことへの希薄化が明らかとなった。具体的には,祖先をはじめとする人とのつながりに関する道徳性の衰退が重要な課題であることが分かった。こうした課題を受け,親子関係に関する事例,先人からの伝統文化に関するインタビューを元にし,親子関係,家族関係,社会における命のつながりについて考察するとともに,具体的な社会及び学校教育における「真の道徳性」の在り方と必要性について示唆した。 |
キーワード | 親子関係の不和 (A feud of a parent-child relationship) 道徳性の衰退 (Decline of morality) 命のつながり (The connection of the life) 真の道徳性 (True morality) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2017-03-27 |
巻 | 7巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 10 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2017 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/54543 |
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タイトル(別表記) | Practice for Supporting Extra-curricular Activities in Career Education Ⅱ : Focusing on Results of Ability Development in the Student Project Team |
フルテキストURL | bhe_011_151_162.pdf |
著者 | 中山 芳一| 吉岡 一志| |
抄録 | 岡山大学キャリア開発センターが取り組んできた学生企画チームに関して、キャリア教育の一環としての有用性を検証する。そこで、キャリア教育目標として掲げている「人間関係を築くための力」「課題を解決するための力」「社会や仕事に向かうための力」の3 つの力を指標として、学生企画チームに参画してきた現役学生及び卒業生(社会人)へインタビュー調査を行った。その結果、それぞれの力の獲得・向上に学生企画チームの活動がポジティブに影響していたことがわかった。 |
出版物タイトル | 大学教育研究紀要 |
発行日 | 2015-12-30 |
巻 | 11巻 |
開始ページ | 151 |
終了ページ | 162 |
ISSN | 1881-5952 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005838021 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/54015 |
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タイトル(別表記) | Consideration about the State of Future's New Teacher Education and Scholastic One for Morality Subject-ization ―Inspection of the True Moral Education Considered from an Overall Unit-like Morality Class Curriculum― |
フルテキストURL | cted_006_001_010_1.pdf |
著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
抄録 | 文部科学省が実施する道徳教科化に向け,今日の学校教育において,道徳教育が必要とされている理由と今後の在り方について検討した。その際に,これまでに実施されてきた総合単元的な道徳教育による「学校教育活動全体として」の視点が強化された学校教育の在り方に加え,さらなる地域,家庭等と連携した綿密な道徳教育の在り方を必要とする。 本研究では,これらを踏まえた図式化をもとに,評価方法等の道徳教科化における効果と課題について考察分析した。その結果,道徳教科化により,道徳への意識が強調され,各個人への意識付けである道徳的価値意識が高まりやすくなることが示唆された。 また,学校教育における自然・空間・人間環境づくりの重要性と「善く生きる」ための道徳教育に向けた教師教育の在り方について明らかにした。 |
キーワード | 道徳の評価方法 道徳教科化による効果 学校教育の環境設定 総合単元的な道徳授業カリキュラム |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2016-03-04 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 10 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005723283 |
JaLCDOI | 10.18926/53182 |
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タイトル(別表記) | A Study of Developing 〈New Concepts of Ability〉 ―Focus on Career Education at University and School-age Children After School Hour― |
フルテキストURL | bhe_010_161_170.pdf |
著者 | 中山 芳一| |
抄録 | 近年、各教育機関において学力以外の能力に多大な関心を集めてきている。しかし、その能 力概念は、全人的・人格的・非認知的な特性ゆえに能力育成のための方法や評価の確立に困難 さを否めない。そればかりか、我が国の諸機関や諸外国から様々な能力概念が提起され続ける ことで、ますます多様さと曖昧さに陥ってしまった。 そこで、本稿では〈新しい能力〉を鍵として、ここに包括される様々な能力を概観し、これ ほどまでに関心が集まる背景について人的・社会的な観点から考察する。 さらに、〈新しい能力〉と大学のキャリア教育との関係性を紐解き、〈新しい能力〉を使い こなすためのキャリア教育の在り方をケース報告する。また、大学生のキャリア教育だけでな く、小学生の放課後にも焦点を当てて、学童期の発達段階と生活世界にふさわしい〈新しい能 力〉の育成の在り方を提起する。 |
キーワード | 〈新しい能力〉 キャリア教育 学童期 放課後 |
出版物タイトル | 大学教育研究紀要 |
発行日 | 2014-12 |
巻 | 10巻 |
開始ページ | 161 |
終了ページ | 170 |
ISSN | 1881-5952 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005567864 |
JaLCDOI | 10.18926/52205 |
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タイトル(別表記) | Field Survey Report of Recruiting Activities by Company and demanded skills for New Graduates |
フルテキストURL | bhe_009_233_244.pdf |
著者 | 宮道 力| 三浦 孝仁| 坂入 信也| 中山 芳一| |
抄録 | 本調査では、東証一部上場企業及び本学に求人依頼のある企業を対象に、採用活動の実態と新規学卒者に求める能力について調査を行った。採用選考の柱は個人面接と筆記試験であること、人物評価では客観的指標を取り入れる努力をしていることがわかった。留学生採用では、調査協力企業において半数以上の採用実績があり、博士課程学位取得者採用では、採用実績のある企業は半数弱の約44%であった。企業が求める能力について、「基礎学力」が最も求められていた。従業員数による企業規模、本社所在地により新規学卒者に求める能力が異なる可能性があることもわかった。また、企業は学生時代の経験として「部活動(大学公認)」を高く評価していることがわかった。 |
出版物タイトル | 大学教育研究紀要 |
発行日 | 2013-12-30 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 233 |
終了ページ | 244 |
ISSN | 1881-5952 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005394640 |
JaLCDOI | 10.18926/52204 |
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タイトル(別表記) | Practice for Supporting Extra-curricular Activities in Career Education -Focusing on Supporting Oakayama University Graduates' Association - |
フルテキストURL | bhe_009_223_232.pdf |
著者 | 中山 芳一| 三浦 孝仁| 坂入 信也| 宮道 力| 吉岡 一志| 松永 朋子| |
出版物タイトル | 大学教育研究紀要 |
発行日 | 2013-12-30 |
巻 | 9巻 |
開始ページ | 223 |
終了ページ | 232 |
ISSN | 1881-5952 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005394639 |
JaLCDOI | 10.18926/49302 |
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タイトル(別表記) | Teaching Method in Practice to Improve Students’ Communication Skills - Utilizing Tripartitional Reflecting Sheet - |
フルテキストURL | bhe_008_211_220.pdf |
著者 | 中山 芳一| 三浦 孝仁| 杉山 慎策| 坂入 信也| 宮道 力| 松永 朋子| |
出版物タイトル | 大学教育研究紀要 |
発行日 | 2012-12-31 |
巻 | 8巻 |
開始ページ | 211 |
終了ページ | 220 |
ISSN | 1881-5952 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232359 |