ID | 20318 |
JaLCDOI | |
Sort Key | 5
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タイトル(別表記) | Rejet de la morale relâchée et critique du langage dans les Provillciales
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フルテキストURL | |
著者 | |
抄録 | パスカルが『プロヴァンシアル』において駆使した論駁と説得の論理は、それに先立つ科学論争の経験から多くの成果を学び、取り入れていた。拙稿(2008)では、以上の事実を、初期『プロヴァンシアル』におけるアルノー弁護の手紙を中心に、「事実問題」における感覚の役割の重要性および定義論という2つの観点から検証した。これにより、初期の論争が何よりも「言葉をめぐる争い」、「言語使用のモラルを問う争い」という性格を強くもつことが明らかになった。論点がイエズス会の道徳批判に移ってからも、同じ性格は依然として顕著に認められる。したがって、論争中期においても、パスカルが依拠する方法には、基本的に初期の立場を踏襲する点が多く見られるであろう。本編ではこの点について検討してみる。
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備考 | 論説
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出版物タイトル |
岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
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発行日 | 2010-03-26
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巻 | 29巻
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出版者 | 岡山大学大学院社会文化科学研究科
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出版者(別表記) | Graduate School of Humanities and Social Sciences Okayama University
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開始ページ | (13)
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終了ページ | (25)
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ISSN | 1881-1671
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NCID | AN10487849
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資料タイプ |
紀要論文
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OAI-PMH Set |
岡山大学
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言語 |
日本語
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著作権者 | 岡山大学大学院社会文化科学研究科
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論文のバージョン | publisher
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NAID | |
Eprints Journal Name | hss
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