JaLCDOI | 10.18926/bgeou/68411 |
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タイトル(別表記) | The Proposal of Developmental Stage-Specific Achievement Indicators for Self-Care and Peer Support in Food Allergy Management |
フルテキストURL | bgeou_188_027_033.pdf |
著者 | 新宅 由実子| 上村 弘子| 津島 愛子| 髙瀬 淳| |
抄録 | 食物アレルギーのある子が健康で安全に過ごすためには,本人が必要なセルフケアを身につけることに加え,周囲の子が食物アレルギーについて理解し,適切に支援できる環境づくりが重要である。そのため,食物アレルギーに関する指導は,食物アレルギーのある子だけでなく,ない子に対しても発達段階に合わせて実施することが求められる。 そこで本研究は,各発達段階で子供に必要なセルフケアとピアサポートのスキルを包括的かつ具体的に整理し,指導の一助となる「食物アレルギーのセルフケアとピアサポートに関する発達段階別到達指標」を提案する。指標の作成時には,教員が疾患の特徴や子供の実態を踏まえて指導するため,学校生活における具体的なスキルとなるように表現を工夫した。 |
キーワード | 食物アレルギー 発達段階 セルフケア ピアサポート 慢性疾患 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2025-02-28 |
巻 | 188巻 |
開始ページ | 27 |
終了ページ | 33 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/62427 |
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タイトル(別表記) | Relevance between “Physical Body” and “Health” Field of Childcare Contents in Froebel’s “Edsucation of the Human Being” (4th report) : by Focusing on “Section 3 Human Being as a Boy” |
フルテキストURL | bgeou_177_13_33.pdf |
著者 | 髙橋 敏之| 馬場 訓子| 三村 由香里| 津島 愛子| |
抄録 | 本論は,F.フレーベル[1782-1852]の著書『人間の教育』(1826)「第三篇 少年としての人間」の論述に関して,「幼児の活動と身体遊戯」「身体の堕落」「人間の本質としての善」「衝動と身体」等について,その現代的意味を保育内容「健康」領域との関連性において考察した。フレーベルが述べた「幼児の活動と身体遊戯」に関する著述に関しては,「走る」「球技(ボール遊び)」「鬼ごっこ(鬼遊び)」に関連性が見られるものの,「打ち合う」「相撲」「戦争ごっこ」「狩猟ごっこ」に関しては,幼児教育関係告示文や『小学校学習指導要領』を見る限り,関連性は確認できなかった。一連の研究は,本論(第四報)で打ち切りにするため,第一報から第四報の総括をした。 |
キーワード | フレーベル 『人間の教育』 身体 保育内容 「健康」領域 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2021-08-26 |
巻 | 177巻 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 33 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/61579 |
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タイトル(別表記) | Issues of Health Education in Early Childhood and Formation of Young Children's Body Image |
フルテキストURL | cted_011_263_277.pdf |
著者 | 横田 咲樹| 三村 由香里| 馬場 訓子| 津島 愛子| 髙橋 敏之| |
抄録 | 本論は,幼児期の健康教育の課題を明らかにすると共に,幼児の身体像の形成が教育的効果を生むことの可能性について検討するものである。健康教育は,「健康や自分の身体への興味関心」「習慣形成等の実践力」「科学的な正しい知識」を並行して育成することが効果的であると考える。発達過程によって重心を置く項目が異なるが,「健康や自分の身体への興味関心」については,幼児教育から中学校教育まで一貫して重要であると考えられる。それには,各発達過程や学校の教育形態の特色を生かした教材の開発が求められる。例えば,幼児期の健康教育においては,自分の身体像や身体感覚を表出する保育教材が想定できる。 |
キーワード | 幼児期 (early childhood) 健康教育 (health education) 身体像 (body image) 身体感覚 (body sensation) 表出 (expression) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2021-03-22 |
巻 | 11巻 |
開始ページ | 263 |
終了ページ | 277 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56526 |
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タイトル(別表記) | Isolation of Candida Species from the Tongues of Young Subjects |
フルテキストURL | bgeou_170_001_004.pdf |
著者 | 津島 愛子| |
抄録 | 口腔内のカンジダ属真菌について,研究報告の多くは老齢者が対象となっている。本研究の目的は,若年者の口腔内にカンジダ属真菌の検出率を高齢者のそれと比較することである。また,カンジダ属真菌が検出された若年者とその若年者の生活スタイルや罹患している病気との間に何らかの関与があるかどうかについても検討した。直接鏡検では全例菌要素は検出されなかった。培養では100 例中17例にコロニーが分離された。若年者の舌からのカンジダ属真菌分離率は老齢者のそれと比較すると低く,子どものそれと比べると高率であることが明らかになった。カンジダ属真菌の分離率と生活スタイルについての明らかな関与はみられなかったが,気管支喘息に罹患している若年者は他の気管支喘息に罹患していない若年者に比較し,カンジダ属真菌の分離率が有意に高かった。 |
キーワード | 若年者 カンジダ属真菌 直接鏡検 クロモアガーカンジダ培地 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-02-22 |
巻 | 170巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 4 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006583684 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/54836 |
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タイトル(別表記) | Results of Musculoskeletal Examinations in Elementary School Students and its Challenges |
フルテキストURL | bgeou_164_041_047.pdf |
著者 | 津島 愛子| 三村 由香里| 本田 浩江| 荻原 真菜| 桑島 若菜| 能海 佳奈| |
抄録 | 児童生徒の運動に関連した現代的健康課題として,運動不足に伴う肥満などの生活習慣病と運動過多に伴う四肢および脊柱のスポーツ傷害が指摘されている。「運動器の10 年」日本委員会1)は,運動器疾患の罹患率を,6~7%と報告しており,「過度な運動,スポーツによる運動器疾患・障害を抱える子どももみられる状況」と指摘している。その流れを受けて,学校保健安全法施行規則の一部改正により検診項目に「運動器」が加えられ,平成28 年度より幼稚園から高等学校までの学校において運動器検診が義務化された。この検診を通じて,運動器疾患の早期発見やスポーツ障害を予防することが目指されている。しかし,平成23年の文部科学省の調査によると内科検診で運動器の検診している学校は,3.2 ~ 4.7%であり多くの学校で運動器検診は,これまで実施されていない。本研究は,平成27 年度に,義務実施に先行して小学校において運動器検診を行い,実施上の問題点や児童の運動器の現状を明らかにした。 |
キーワード | 運動器検診 運動器 スポーツ障害 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2017-02-24 |
巻 | 164巻 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 47 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005997435 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/54229 |
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タイトル(別表記) | The Evidence-based Physical Assessment for headache by Yogo Teacher’s practices |
フルテキストURL | bgeou_161_025_033.pdf |
著者 | 三村 由香里| 松枝 睦美| 葛西 敦子| 中下 富子| 佐藤 伸子| 山内 愛| 津島 愛子| 上村 弘子| |
抄録 | 学校において適切な救急処置を行うために,養護教諭には緊急度・重症度の判断が求められている。しかし,養護教諭に必要な救急処置の範囲は明確にされておらず,困難を感じる要因となっている。近年,救急度・重症度の判断のためにフィジカルアセスメントの重要性が認識されているが,これについても必要な項目が明確になっていないのが現状である。そこで,本研究では,養護教諭が保健室で経験する疾患を根拠として,養護教諭に必要なフィジカルアセスメントを明らかにすることを試み,「息苦しい」の訴えに対して必要な項目を示した。 |
キーワード | 養護教諭 フィジカルアセスメント 学校救急処置 保健室 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2016-02-25 |
巻 | 161巻 |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 33 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005752928 |