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ID 66616
JaLCDOI
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1
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著者
上地 雄一郎 岡山大学 Kaken ID
牧野 史奈 岡山大学
山下 明子 岡山大学
神谷 真由美 岡山大学
抄録
 青年・成人の愛着を測定するわが国の質問紙尺度には,大別して,(1) 安定型,回避型,アンビヴァレント型の愛着を測定する尺度,および,(2)(見捨てられ)不安と(親密性)回避を軸として4つの傾向に分ける尺度が存在する。しかし,(1) の3類型尺度には,Bowlby-Ainsworthによる愛着の定義とかけ離れた項目がみられ,(2) の4類型尺度については,不安と回避を軸にして4つの傾向を分ける視点が適切かどうか疑問が残る。本研究では,Bowlby-Ainsworthモデルにおける愛着の定義にできるだけ忠実に項目を作成し,安定型,回避型,アンビヴァレント型の愛着パターンを測定する青年・成人用の尺度を作成し,信頼性と妥当性の検討を行った。作成された「愛着パターン尺度」の因子的妥当性およびα係数は高く,「甘え」および「孤独感」との関連から,ある程度の妥当性が確認された。
キーワード
愛着
質問紙尺度
愛着パターン尺度
備考
論文
出版物タイトル
心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要
発行日
2015-12-25
13巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
開始ページ
13
終了ページ
22
ISSN
2185-5129
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc