ID | 10960 |
Eprint ID | 10960
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フルテキストURL | |
著者 | |
抄録 | 本稿では、ビュイッソンの公教育思想をあきらかにする基礎的作業の一環として、自らが初等教育局長として推進した1880年代教育改革をどのようにとらえていたか、1883年6月の講演記録を素材に分析した。それは、(1)この改革の本質を国民教育の創設ととらえ、(2)その樹立のために無償・義務・世俗化の「三重の改革」を実施したこと、(3)改革の背景には実物教授の導入や教科目増加等の教育学的改革が存在したこと、(4)この改革における教員ひとりひとりの個人的努力を強調していたことなどと特徴づけることによって、この改革の意義を説明するものであったことをあきらかにした。
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キーワード | ビュイッソン
第三共和制
ジュール・フェリー改革
ポリテクニーク協会
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発行日 | 2006
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出版物タイトル |
岡山大学教育学部研究集録
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出版物タイトル(別表記) | Bulletin of Faculty of Education, Okayama University
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巻 | 131巻
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号 | 1号
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出版者 | 岡山大学教育学部
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出版者(別表記) | Faculty of Education, Okayama University
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開始ページ | 101
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終了ページ | 111
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ISSN | 0471-4008
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NCID | AN00032875
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資料タイプ |
紀要論文
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言語 |
Japanese
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論文のバージョン | publisher
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査読 |
無し
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Eprints Journal Name | bgeou
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