JaLCDOI 10.18926/61622
タイトル(別表記) Development of Placement Test Questions in Moodle for the Japanese Language Course
フルテキストURL biess_5_271_282.pdf
著者 内丸 裕佳子| 諏訪 棟植|
抄録 岡山大学の全学日本語コースは現在,「全学日本語コースWebシステム」という独自のシステムを用いて,学内限定でオンラインによるプレースメントテストを行っている。このシステムの廃止が予定されていること,COVID-19の影響で学内への立ち入り制限が想定されることから,現システムに代わって学外からでも受験できる手段の準備が望まれている。そこで一つの解決策としてMoodleを用いたプレースメントテストの問題作成に取り組んだ。本稿ではMoodleによる聴解テストと文法テストの作成について紹介するとともに,今後の課題を述べる。
キーワード プレースメントテスト Moodle 全学日本語コースWebシステム
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2020-12-30
5巻
開始ページ 271
終了ページ 282
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120007004128
JaLCDOI 10.18926/61621
タイトル(別表記) Revision of Japanese Language Course Web System at Okayama University Associated with the Curriculum Change
フルテキストURL biess_5_257_270.pdf
著者 内丸 裕佳子| 坂野 永理|
抄録 岡山大学では留学生用全学日本語コースの履修登録や成績入力は大学の履修登録システムに組み込まれていない。そのため,教員が主体となり,2006年度に履修登録・成績入力システムとして「全学日本語コースWebシステム」を開発した。本システムは日本語コースを取り巻く環境の変化に合わせ,修正や新たな機能の追加を繰り返しながら現在まで運用を行っている。本稿では,2013年度以降に行った改訂に重点を置きながら,全額日本語コースWebシステムの機能を紹介する。今後,さらなるシステムの見直しが求められており,本稿は新システム構築のための資料としての意義を持つ。
キーワード 日本語コースWebシステム システム改訂 カリキュラム変更 4学期制導入
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2020-12-30
5巻
開始ページ 257
終了ページ 270
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120007004127
JaLCDOI 10.18926/53174
タイトル(別表記) Evaluation of the New Japanese Language Curriculum at Okayama University: An International Student Survey Report in 2013
フルテキストURL bhe_010_069_078.pdf
著者 内丸 裕佳子| 坂野 永理|
抄録  岡山大学の全学日本語コースでは毎年カリキュラムの見直しを行ってきたが,受講生の 多様なニーズに対応するために大規模なカリキュラムの改編を行い,2013 年度前期から新 カリキュラムで授業を展開することとなった。その効果を把握するため,2013 年度前期末 および後期末にアンケート調査を実施し,前期74 名,後期78 名の回答を得た。分析の結果, 2013 年度から新たに導入したトピック/技能別クラスの開講に肯定的な者が8割以上,日 本語コース全体に満足している者が約8割おり,カリキュラム改編後の全学日本語コース に対する受講生の満足度が高いことが明らかになった。本稿では日本語コース全体に対す る評価,総合クラスおよびトピック/技能別クラスに対する評価,新規開講科目に関する 希望について報告する。
キーワード ニーズの多様化 カリキュラム改編 カリキュラム評価 総合クラス トピック/技能別クラス
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2014-12
10巻
開始ページ 69
終了ページ 78
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005567856
JaLCDOI 10.18926/CTED/52296
タイトル(別表記) Reevaluating the Seven Levels of the Japanese Language Classes Based on the ACTFL-OPI
フルテキストURL cted_004_117_122.pdf
著者 森岡 明美| 坂野 永理| 内丸 裕佳子|
抄録  岡山大学言語教育センターの全学日本語コースでは,初級から上級まで7レベルのクラスを提供しているが,このレベル設定の妥当性を検討するには外部基準に照らすことが適当と考え,そのひとつとして,ACTFL(American Council for Teaching of Foreign Languages) のOPI (Oral Proficiency Interview) を行った。ACTFL-OPI は様々な言語の「話す能力」測定法として確立され活用されているインタビュー方式の試験であり,ACTFL に認定されたテスターによってなされる。本稿では,全学日本語コース履修生を対象に行ったACTFLOPIの実施方法及び結果を報告し,全学日本語コースの各レベルと ACTFL-OPI の対応について述べる。
キーワード ACTFL OPI レベル設定
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 117
終了ページ 122
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398260
JaLCDOI 10.18926/52192
タイトル(別表記) Japanese Language Curriculum Reform at Okayama University
フルテキストURL bhe_009_079_088.pdf
著者 内丸 裕佳子| 坂野 永理| 森岡 明美|
抄録  近年岡山大学の全学日本語コースでは,従来の研究生や大学院生に加え,短期留学生の数が増加し,受講生の多様化が進んでいる。本コースでは毎年カリキュラムの見直しを行ってきたが,この度,受講生の多様なニーズに対応するため,大規模なカリキュラム改編を行った。この改編の大きな特徴は,従来の総合クラスに加え,さまざまなレベルに対応したトピック別の選択クラスを開講し,受講生の状況や興味に合った科目数と科目内容 の選択を可能にしたことにある。本稿では2013年度の大規模なカリキュラム改編にいたる背景とその準備過程,改編前と改編後のカリキュラムの相違点,改編後に行ったアンケート調査の結果概略,今後の課題について述べる。
キーワード カリキュラム改編 受講生の多様化 受講生のニーズ トピック別選択クラス
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2013-12-30
9巻
開始ページ 79
終了ページ 88
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394614
JaLCDOI 10.18926/49291
タイトル(別表記) What Do Learners Expect to Study in Intermediate-level Japanese Language Class?: A Survey in a Higher Education Institution
フルテキストURL bhe_008_061_072.pdf
著者 内丸 裕佳子|
抄録 本稿は,アンケート調査を通じて高等教育機関で学ぶ学習者の中級レベルに対する学習 ニーズを明らかにすることを目的とする。アンケート調査結果は4点にまとめられる。(1) 教科書の説明および内容:初級に比べ評価が低くなる。母語による解説が望まれている。 (2)学習項目:アカデミックな日本語,日常生活での日本語の両方に対するニーズがある。 会話学習への要望が最も多く,次いで文法・文型,語彙が同数だった。(3)教え方に対 する要望:①既習表現と比較しながら説明する。②文型・表現は共通する意味・用法でま とめて効率的に教える。③文型・語彙の硬さ・柔らかさの区別を示す。(4)教室活動に 対する要望:短い会話練習,作文,ゲーム要素を取り入れた練習も増やす。
キーワード 中級プログラム 学習ニーズ 学習項目 教え方 教室活動
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2012-12-31
8巻
開始ページ 61
終了ページ 72
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005232348
JaLCDOI 10.18926/49287
タイトル(別表記) Implementation of the CEFR in Belgium, Germany and Hungary
フルテキストURL bhe_008_001_010.pdf
著者 大久保 理恵| 坂野 永理| 内丸 裕佳子|
抄録 岡山大学の日本語コースでは,各レベルの到達度の目安として,CEFR(ヨーロッパ言 語共通参照枠)の到達レベルを取り入れることを検討課題としている。本稿では,ヨーロッ パの高等教育におけるCEFR 導入の背景を述べ,ベルギー,ドイツ,ハンガリーの三大学 におけるCEFR導入状況の調査結果を報告する。調査により,各大学によりCEFRの取り 入れ方は様々であることがわかった。しかしながら,どの大学においても,CEFR がきっ かけとなり,日本語コース,教員,学生に変革が起こり,その変革が授業やカリキュラム の向上につながっていることが明らかになった。
キーワード CEFR導入 到達レベル 教師間の共通認識 教育の変革
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2012-12-31
8巻
開始ページ 1
終了ページ 10
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005232344