JaLCDOI | 10.18926/bgeou/9320 |
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フルテキストURL | 070_0209_0225.pdf |
著者 | 稲田 利徳| |
抄録 | この拙稿は、本誌の第六十五号と第六十八号に公表した「『草庵和歌』伝本考(上)(中)の続稿である。(上)では、伝本研究の現状、伝本研究の目的と方法、伝本の書誌的概要を述べ、さらに伝本の系統分類を行うとともに、諸本間の和歌の有無の観点から、各伝本の性格に言及した。続いて、(中)では、詞書の異同、配列の異同を整理し、その異動の生じた原因などに触れ、各伝本の特質の一端を記述した。この論考では、以上の(上)(中)の結果を受継し、主として諸本間の歌本文の異同を吟味し、各系統の伝本の位置に触れ、一応のまとめとしたい。 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 1985 |
巻 | 70巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 25 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002311103 |