REPO

岡大三朝医療センター研究報告 63巻
1992-06 発行

手指骨骨塩量と腰椎骨塩量の相関性と診断への応用

中井 睦郎 岡山大学医学部附属病院三朝分院放射線室
奥田 博之 岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
穐山 恒雄 岡山大学医学部附属病院三朝分院放射線室
高取 明正 岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
谷崎 勝朗 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
Publication Date
1992-06
Abstract
QCTおよびDIP法による測定値の相関性について検討し,DIP法による腰椎骨塩量の推定および,スクリーニングへの適用について考察した。QCT値とΣGS/DやMClとの相関関係の検討では.対象のQCT値が低値か高値かによって相関関係がかなり異なることが明らかになった。すなわち,QCT値が低い領域は,QCT値と,ΣGS/DやMCIに明らかな正の相関関係が認められたが,一方, QCT値が高い領域では,相関関係は認められなかった。また,ΣGS/D=2.8mmAI以上,またはMCI=0.48以上の症例においては腰椎圧迫骨折の危険は小さく,ΣGS/D=1.8mmAI以下,またはMCI=0.24以下の症例においては腰椎圧迫骨折の危険が大きい可能性が示唆された。
Keywords
骨粗鬆症 (osteoporosis)
骨塩量 (bone mineral density)
QCT (quantitative computed tomography)
DIP法 (digital image processing method)
ISSN
0913-3771
NCID
AN10430852
NAID