岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published by 岡山大学大学院教育学研究科

ISSN 1883-2423

大学院生が自らの造形行為を省察する事例研究 ─保育者としての学びをつくるオートエスノグラフィー─

大平 修也 岡山大学学術研究院教育学域
瀬切 さやか 岡山大学大学院教育学研究科修士課程
栗原 匡虎 学校法人女の都こども園
青江 美穂 岡山大学大学院教育学研究科修士課程
鶴海 明子 岡山大学附属幼稚園
発行日
2025-08-22
抄録
 本研究では,造形行為と,その造形行為の記録を振り返ることによって「自己省察」する学びの過程をオートエスノグラフィーとし,保育者を目指す大学院生である第3 筆者,及び現職の保育者の大学院生である第2 筆者と第4 筆者にもたらしたオートエスノグラフィーの学びの作用を検討した。第1 筆者,第2 筆者,第3 筆者,第4 筆者が協働した造形行為では,個々の造形物が自ずと繋がり合い1 つになっていく過程がビデオ記録された。また,造形行為の過程で見たり,感じたり,気付いたりしたことと,ビデオ記録を振り返ることで見たり,感じたり,気付いたりしたことの差異を学びとして第2 筆者,第3 筆者,第4 筆者が「自己省察」した。この「自己省察」は,保育者にとっての新たな視点を導き出す契機となり,保育における省察の在り方とも深く共通する点で,保育者養成にて経験する意義がある。
キーワード
保育者養成
造形行為
自己省察
相互行為分析
ビデオ記録
備考
研究論文 (Articles)
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
JaLCDOI