ID 48789
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3
タイトル(別表記)
Developmental Changes in the Trail Making Test
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著者
眞田 敏 岡山大学大学院教育学研究科発達支援学系 Kaken ID publons researchmap
新谷 真以 岡山大学大学院教育学研究科発達支援学系
福田 あやこ 兵庫県立いなみ野特別支援学校
津島 靖子 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科
荻野 竜也 中国学園大学子ども学部子ども学科
抄録
 Trail Making Test(TMT)は,ワーキングメモリや反応抑制,反応の切り替えなどの能力が求められる神経心理学的検査である。TMT は実行機能評価法の一つとして広く用いられているが,子どもを対象とした標準値の作成や臨床応用に関する報告はいまだ少ない。そこで本研究では,TMT の小児期から青年期までの各年齢群別標準値を作成するとともに,各指標の発達的変化について検討した。その結果,Part A の遂行時間,Part B の遂行時間,B-A 値およびB/A 値の4指標において年齢による有意な発達的変化が認められ,本検査は子どもの実行機能の発達の程度を反映しうるものと考えられた。本法は従来のTMT よりも刺激数を削減し簡便化したものであり,注意欠陥/動性障害などの発達障害をともなう子 どもへの臨床応用が期待される。
キーワード
Trail Making Test(TMT)
神経心理学的検査
標準値
発達的変化
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2012-07-27
150巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
9
終了ページ
16
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou
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