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岡大国文論稿
Published by 岡山大学言語国語国文学会

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issue22 (1994-03-25)
葛原勾当の心象風景――『葛原勾当日記』とその和歌をめぐって――
工藤 進思郎|
PP. 24 - 34
三島の初期作品「エスガイの狩」の文章（下）――『成吉思汗實録』の翻案振りを中心に――
下河部 行輝|
PP. 35 - 44
『小右記』に見られる原因・理由を示す表現
清水 教子|
PP. 45 - 53
古今集・紀貫之・一六二番歌「時鳥人まつ山になくなれば我うちつけに恋まさりけり」の解釈
川野 良|
PP. 54 - 64
中古の和歌における条件句の相互関係
佐藤 一恵|
PP. 65 - 74
『源氏物語』における高麗人――「桐壺」巻の予言と相人――
安 允淑|
PP. 75 - 82
薫の系譜
藤原 勝巳|
PP. 83 - 91
源氏物語における文使い
坪井 暢子|
PP. 92 - 101
平忠度の懐旧の情を詠んだ歌について
瀬良 基樹|
PP. 102 - 113
於清水寺名所百韻（月にふる）の再検討
勢田 勝郭|
PP. 114 - 124
『題林愚抄』の撰集資料――漢故事題の場合――
三村 晃功|
PP. 125 - 133
『笈の小文』における西行の面影
橋本 美香|
PP. 134 - 143
杜甫と芭蕉における共通の文学表現――『行春や鳥啼魚の目は泪』の杜詩受容を巡って――
曹 元春|
PP. 144 - 154
現実と古典との融合――芭蕉作品中の『隠逸』に関する漢籍典拠をめぐって――
陳 光|
PP. 155 - 161
エドワード・ボンド作「奥の細道」及び「包み」におけるマツオ・バショウのあとをたどって
Prunet, Monique| 赤羽 郁子|
PP. 162 - 172
『灯下戯墨玉之枝』論―読本作者としての森島中良―
石上 敏|
PP. 173 - 182
正岡子規における写生説の特性
佟 君|
PP. 183 - 192
『堺事件』二つの疾走
藤森 賢一|
PP. 193 - 201
森鴎外＜豊熟の時代＞の反自然主義的文学――『ヰタ・セクスアリス』『青年』『雁』における主題の変奏と方法の展開――
林 正子|
PP. 202 - 212
「彼岸過迄」――須永市蔵の孤独――
越智 悦子|
PP. 213 - 223
漱石の致命傷――個人主義の思想原理――
曹 雅玲|
PP. 224 - 232
谷崎潤一郎『羹』論
山﨑 澄子|
PP. 233 - 243
三木露風の詩と韻律――その彫刻的な面について――
西川 紀子|
PP. 244 - 254
不安なる薔薇――佐藤春夫の初期作品における薔薇の象徴性について――
郭 永剛|
PP. 255 - 264
『宣言』の悲劇
劉 立善|
PP. 265 - 275
芥川龍之介の『疑惑』
見尾 久美恵|
PP. 276 - 285
芥川龍之介・肉親への愛憎
安原 可保里|
PP. 286 - 295
山本有三の告白観
姜 波|
PP. 296 - 304
宮澤賢治「雨ニモマケズ」の考察――ルソー『エミール』の影響――
加古 美奈子|
PP. 305 - 313
三好達治における俳句の影響
川西 真紀子|
PP. 314 - 324
川端康成『みづうみ』論
我那覇 修|
PP. 325 - 334
日中の受動表現――日本語学習の観点から――
孫 桂琴|
PP. 335 - 345
「はい」、「ええ」、「うん」の形態と機能――電話の会話をもとに――
山根 智恵|
PP. 346 - 354
ダロウによる感嘆文
鄭 相哲|
PP. 365 - 356
連濁と語構造
江口 泰生|
PP. 375 - 366