Journal of Okayama Medical Association
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精神分裂病者血中アンモニアN量に就いて

森本 二郎
西紋 孝
Thumnail 65_704.pdf 323 KB
Abstract
1) Unit法を用い, Conwayの所謂α-アンモニアを測定して見ると,分裂病者は,正常人,及びうつ病者との間に差異のある事が認められた.2) 分裂病者に於ては,急,慢性型とも静脉血中アンモニアN量は,正常人に比して増加している.3) うつ病者では,減少している.4) 発病以来一年未満の所謂病機の新しいものは,陳旧例に比して,値が高く,興奮,悪化例では更に高い.5) 病機が旧くなればアンモニアNは減少する傾向にあり,興奮した場合でも,新しいものに比べて,其の値が増加し難い.6) 一般に病状の悪化につれて血中アンモニアNは増量し,好転すれば減少する.
ISSN
0030-1558
NCID
AN00032489