LEE, Kyoung Won
Faculty of Education, Okayama University
OH, Jeong Ok
(Korea) Department of Welfare, Changwon moonsung University
MORITA, Misa
Faculty of Education, Kochi University
Published Date
Abstract
本研究では,韓国の教員養成課程の大学生におけるしつけと虐待に関する認識を明らかにするとともに,しつけと虐待に関する認識は,子どもの頃の経験,虐待に関連する教育を受けた経験や知識の有無等と関連するかを探ることを目的とし,2013 年に韓国の大学5校の協力を得て質問紙調査を行い分析した。分析の結果,本稿で設定した23 行為のうち,7割以上の大学生が「しつけとして行ってよい」と認識した行為は,大声で叱ると手をたたくの2行為,7割以上が「虐待になる」と認識した行為は,やけどを負わせる,一室に閉じ込めるなどの16 行為であること,大学生の多くは,しつけに伴う体罰を容認しながらも,その行為が子どもの心や体を傷つける場合は虐待になると考えており,子どもの頃,親から受けた経験がある行為をしつけとして容認する傾向があることが明らかになった。また,虐待に関する情報に接したり,大学で講義を受けた経験のある学生は,経験のない学生に比べて,虐待に関する認識が高い傾向がみられ,虐待に関連する教育の必要性を確認することができた。
Keywords
Note
ISSN
NCID
JaLCDOI