本稿は,「ユニバーサルデザイン教育カリキュラムのための基礎研究」の継続研究である。
本研究は,創造性を育む過程で,児童・生徒が社会や地域と出会う美術教育を実践するための教育カリキュラムの構築を目指している。UDによる個の尊重などの視点を取り入れることで,児童・生徒の自己理解を深めるだけでなく,他者や環境への共感性の幅も広める。
本稿では,基礎研究(その3)で文言の精査,運用方法など,カスタマイズの方向性を示すことができたPPP(プロダクト・パフォーマンス・プログラム)を学校教育用にカスタマイズし,その実用性や効果の検討を行った。その結果,教育効果を高めるための教育カリキュラムの,大きな枠組みや,新たなプロダクト鑑賞教材への研究の方向が見出せた。